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iPhone17 Proシリーズを増産か〜望遠カメラ向け部品のサプライヤーを追加

iPhone17 Proシリーズに搭載されている望遠カメラの光学式手ブレ補正機構(OIS:Optical Image Stabilizer)用アクチュエータのサプライヤーが、現在の2社から3社に増加するようです。

Luxshare ICTもOIS用アクチュエータを供給

Appleは、iPhone16 Proシリーズの望遠カメラ向けOISアクチュエータについて、従来のLG Innotekに加え、2024年10月からJahwa Electronicsを新たなサプライヤーに加えていました。

それから約1年後となる今回、iPhone17 ProシリーズではさらにLuxshare ICTも供給元として加わった模様です。

サプライヤー数増加で期待される効果

サプライヤーが2社から3社に増えたことで、iPhone17 Proシリーズを増産する際に部品供給の不安が軽減されます。また、仮に1社に品質問題が発生した場合でも、残り2社で必要数をまかなえる体制が整うと見込まれます。

折りたたみiPhoneに備えた動きではないと推察

Appleは2026年9月に折りたたみiPhone発売するとみられています。

アナリストのミンチー・クオ氏によれば、折りたたみiPhoneのメインカメラは2眼構成となるとのことですので、その場合は広角カメラと超広角カメラの組み合わせになる可能性が高いと考えられます。

そのため、今回の望遠カメラ用OISアクチュエータのサプライヤー追加は、折りたたみiPhoneへの対応ではなく、現行iPhoneの安定供給に備えた動きではないかと推察されます。

Photo:Apple Hub/Facebook

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