iPhone17シリーズの発売により、Androidスマートフォンの販売台数が減少していることが販売データから確認されたと報告されています。
この報告は中国市場に基づくものと思われますが、市場規模の大きい中国での動向は、世界全体のメーカー別販売台数にも確実に影響を与えるとみられます。
iPhone17シリーズ発売前後の販売台数
中国市場のスマートフォン販売データをWeiboで共有した「手机晶片达人」氏によると、iPhone17シリーズ発売後の2025年第38週(9月21日の週)に、Appleの販売台数は前週の36万2,000台から123万3,000台へと急増しました。
AppleのシェアがiPhone17シリーズ発売直後は2倍以上に
一方で、Huaweiはほとんど影響を受けていませんが、XiaomiやOPPOなどのメーカーは販売台数を減らしています。
Xiaomiの新機種であるXiaomi 17の販売台数が発売前の見通しよりも少ないことは、アナリストのミンチー・クオ氏が報告していました。
週ごとの総出荷台数に占めるシェアでも、Appleは発売前の10%前後から、iPhone17シリーズ発売後は26.4%へと2倍以上に伸びました。
iPhone17のProMotion採用が好調の要因
中国市場で特に好調なのはiPhone17です。
iPhone17は、最高リフレッシュレート120Hzに対応するProMotionテクノロジーを採用し、6.3インチに拡大された狭ベゼルのOLEDディスプレイを搭載しています。ただし基本デザインはiPhone16と同じです。
それでも大きく評価されたのは、この「120Hzリフレッシュレート対応」でしょう。iPhone16までの最大60Hz表示に対し、多くのユーザーが不満を抱いていたことが背景にあると考えられます。
ただし、今回報告されたデータはiPhone17シリーズ発売直後のものですので、その勢いを維持できているのかが今後注目されます。
中国では関係機関の認可が得られ次第、eSIMにしか対応しないiPhone Airも発売される見込みです。
Photo:手机晶片达人/Weibo, Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone17-598511/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729