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【レビュー】iPhone17 ProにDeffの超硬ガラスフィルム3タイプを装着比較

Deff(ディーフ)から発売された、iPhone17シリーズ、iPhone Air向けガラスフィルム「ULTRA HARD GLASS」の3製品をiPhone17 Proに実際に装着してみたので、装着のしやすさ、画面の見やすさなどについてレビューします。AGC製強化ガラス「Dragontrail Pro」の原板を使用し、鉛筆硬度9Hを上回るモース硬度7でiPhoneのスクリーンを傷から守ります。

本記事では、メーカーからご提供いただいたレビュー用のサンプル品を使用しています。

AGC製のハイグレード強化ガラスの原板を採用、モース硬度7を実現

Deff(本社:大阪、東京)の「ULTRA HARD GLASS」は、AGCのトップグレード化学強化ガラス「Dragontrail Pro」の加工する前の原板(厚み0.4ミリ)に、そのまま硬化処理と表面処理を施すことで、薄膜加工時のダメージをなくして本来の強度を最大限に活かしています。

一般的にガラスフィルムでは、傷つきにくさの目安として鉛筆硬度のHが用いられます。しかし、最近は9H以上の製品が多くなり、差異がわかりにくくなっていることから、Deffは鉱物学における硬さを示す指標であるモース硬度(最高は10のダイヤモンド)を採用したそうです。

「ULTRA HARD GLASS」の表面硬度は、鉛筆硬度9Hを上回るモース硬度7(鋼と同程度)です。ちなみに鉛筆硬度9Hは、およそモース硬度5(ナイフの刃やステンレスに相当)に相当します。

iPhone17シリーズ&iPhone Airに対応、3タイプを展開

「ULTRA HARD GLASS」は、iPhone17、iPhone17 Pro、iPhone17 Pro Max、iPhone Airの各モデルに対応しており、以下3タイプが用意されています。価格はDeffダイレクトショップ販売価格(税込)です。

本記事では、3タイプの「ULTRA HARD GLASS」を、筆者のiPhone17 Pro(シルバー)に装着して画面の見え方や指ざわりを比較します。

iPhone17 Proに装着!

「ULTRA HARD GLASS」のパッケージは、ガラスフィルム本体、「かんたん貼付ツール」、アルコールパッド、クリーニングクロス、ホコリ除去シートが入っています。

iPhoneに装着する前に、アルコールパッド、クリーニングクロスで汚れを拭き取り、表面にホコリが残っていればホコリ除去シートで取り除きます。

「かんたん貼付ツール」をiPhoneにセットします。

この時、「かんたん貼付ツール」の「TOP」表記があるほうがiPhoneの上側(インカメラ側)に来るようにします。

iPhoneの画面にホコリが残っていないことを確認したら、ガラスフィルムの保護シートを剥がします。

ガラスフィルムを、「かんたん貼付ツール」の上にそっと置きます。

ガラスフィルムをiPhoneに押し付けて、しっかり密着させます。

ガラスフィルムが外れないように、「かんたん貼付ツール」をゆっくりと取り外します。

これで装着完了です。

ホコリの除去には注意を払う必要があるものの、「かんたん貼付ツール」のおかげで位置合わせはストレスなく簡単で、装着手順もとてもシンプルで良いと感じました。

iPhone17 Proとのシームレスな一体感、ケースとも好相性

iPhone17 Proに装着した状態で最も印象的なのは、ガラスフィルムのエッジ部分が大きく丸まったラウンドエッジ加工が施されているため、画面周囲をスワイプ操作する時に指の引っ掛かりがなく、とてもスムーズに操作できることです。

表面には多層コーティングが施され、快適な指ざわりと汚れへの強さを実現しています。

極限の薄さが売りのDeffの人気シリーズ、DUROのスペシャルエディション(近日、レビュー記事を公開予定)を装着してみました。ガラスフィルムが画面の縁近くまでカバーしているので、極薄ケースでもケースとの間に生じる隙間が抑えられています。

比較のため、Apple純正のテックウーブンケースも装着してみました。DUROよりも厚みがあり画面の縁に回り込む厚みのあるケースですが、ガラスフィルムとケースの干渉は発生していません

画面の見え方の違いをチェック!

透明、ナノマット、UVカット・ブルーライトカットの3製品について、画面の見え方や手触りを比較してみます。

iPhone17 Proの画面の明るさは100%、明るさの自動調節オフ、True Toneオフで、LED照明下で撮影しています。

透明タイプ:そのままの色合いをストレートに表現

透明タイプは、何も装着していないかのような透明さで、写真の色合いをそのままで見られます。

Webサイトの文字も鮮明に読み取れます。

指ざわりはつるつるしていますが、フリック入力時に指が引っかかりを感じることはありません。

ナノマットタイプ:サラサラの手触りが気持ち良い!

2024年のiPhone16シリーズにあわせて投入されたナノマットタイプは、透明タイプの高画質とマットタイプの写り込み防止の長所を併せ持つのが特徴です。

照明の光の写り込みも強力に抑え込むタイプのマット感というより、ギラギラした反射は抑えつつ、自然な見た目と、サラサラと気持ち良い指ざわりが特徴です。

写真の色合いが白っぽくなることもなく、見た目では影響は感じられません。

Webサイトの細かい文字も、にじみが気になることなく、ハッキリと読めます。

UVカット・ブルーライトカット:目もiPhoneも守る!

UVカット・ブルーライトカットタイプは、iPhoneの有機EL(OLED)ディスプレイに悪影響を及ぼす紫外線(UV)と、目への悪影響が懸念されるブルーライトの両方をカットする効果が特徴です。

パッケージに「透明な」とうたっているだけあって、写真の色合いに見た目で変化は感じられません。

背景が白いWebサイトは、わずかに背景色が黄色っぽく感じるものの、文字の見やすさに影響はありません。

まとめ:3製品が向いているのはこんな人

Deffの「ULTRA HARD GLASS」3製品に共通する魅力は、エッジ部分がラウンド加工されており、指ざわりが快適なのに加えて、iPhoneとのシームレスな一体感があって上質な雰囲気が感じられることです。

それぞれの魅力から、以下のような方に向いていると思います。

筆者個人としては、操作の快適さではナノマットタイプが気に入りましたが、iPhoneを長く大事に使いつつ、健康にも気を配るならUVカット・ブルーライトカットタイプも魅力的な選択肢です。

Deffの「ULTRA HARD GLASS」が気になる方は、Deffダイレクトショップをチェックしてみてはいかがでしょうか。

製品情報(Deff)

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