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雨夜のドライブ、ライトがにじんで見えにくい!だったらキイロビンゴールドで油膜剥がしちゃおうぜ

雨の夜って、どうしてあんなに見づらいんでしょう。

ワイパーを動かしても視界がぼんやりして対向車のライトがにじむ経験、ありませんか? アラフォーになって夜目が効かなくなってきたのかと思って調べてみたら、原因はまさかの“ガラスの油膜”。ワイパーで塗り広げてしまった排ガス中の油分や、ワックスなどが紫外線で樹脂化するのが原因なんだとか。恥ずかしながら、そんなこと考えたこともありませんでした。

色々情報を探して「食器用洗剤で落ちる!」という記事を見て試してみたけれど効果はないし、ホームセンターで買った油膜取りも使ってみたけど、どれもパッとしない。どうしたもんかとネットの海をさまよっていたときに出会ったのが、Prostaff(プロスタッフ)の「キイロビン ゴールド」(実勢価格880円前後)でした。正直、半信半疑だったけれど、実際に使ってみるとこれが想像以上に効きました。

▲使用前によく振って、スポンジも軽く濡らして作業スタート。4cm程出せばガラス半分施工できた

▲最初は弾かれるので何度も擦っていく

まず、付着した砂やホコリで傷をつけないようにフロントガラスをざっと洗い流し、付属の専用スポンジに少量をとって円を描くように磨いていきます。最初は油分が弾いてくるんですが、何度か擦っているうちにガラスに馴染んでいきます。

▲弾かれず、全体が薄っすら白くなったらOK

全体が薄っすら白くなったら水で流して、ガラス全体がしっかり濡れてくれたら完了。タオルを使ってしっかりキイロビンを落とします。

▲キイロビン施工後(写真左)はガラスがしっかり濡れている。一方食器用洗剤(写真右)だとワックスが残って水を弾いている

今回、参考までに真ん中で区切って「キイロビンで磨いた部分」と「食器用洗剤で洗った部分」を比べてみたところ、差は歴然。前者は水を弾くことなくガラス全部がしっかり濡れており、後者はまだワックスなどの油分が残っているのか水を弾く結果に。そもそも用途が違う同士の比較に意味があるのか微妙なところですが、水の流れ方がまるで別物でした。

では、なぜここまでスッキリ落ちるのか。

秘密は「キイロビン ゴールド」に配合されているガラス系ナノパウダーと酸化セリウムという成分にあります。簡単に言えば“ガラスと相性のいい超微粒子の研磨剤”で、この微粒子が油膜や被膜といった汚れにしっかりなじみ、表面を滑らかに削りながら浮かせていくんです。しかも研磨といってもほんの表面だけを整えるレベルなので、ガラスを傷つける心配もほとんどないとのこと。イメージとしては、ガラスの表面に残った細かい凹凸をやさしく均すような感じでしょうか。この状態で撥水コーティングをすると、ムラも少なくしっかり塗布できるんだそう。

▲施工後に車内から見た様子。キイロビン施工側は油分がしっかり取れている

ただし、良くも悪くも“強力に下地をリセットする”タイプなので、既存のガラスコートを一緒に剥がしてしまうことも考えられます。ですので、高価なガラスコートを施工したばかりの使用はちょっと注意が必要です。

▲こころなしかガラスがキレイに見える…かも?

私のクルマのように、特別なガラスコートをかけたことがない場合は問題なし。むしろ、古い撥水剤が中途半端に残っている状態なら、一度これでまっさらにしてあげると、その後のメンテナンスがぐっと楽になりそうです。

さっそくドライブに出かけてみましたが、晴れた夜でもライトがくっきり見えるようになって、これまで感じていたストレスが嘘のよう。雨の日のドライブが楽しみです。

 

>> プロスタッフ「キイロビン ゴールド」

 

<取材・文/山口健壱(&GP)>

山口健壱|キャンプ・アウトドアと動画担当。2年半ほどキャンプ場をぐるぐる回って、回り回って&GP編集部所属。“キャンプの何でも屋”としてキャンプを中心にライティング、動画製作、イベントMCなどを行う。歳を重ねると夜の運転がきつくなるって噂には聞いてたけど、本当にきつくなってきてビックリしてます。

 

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