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秋の夜長にじっくりと贅沢な時間を。香水のように香りが移ろいゆく日本酒「暁霞」は大人の趣味時間にうってつけ

秋の夜長と言うと十五夜を思い浮かべる人は多いと思いますが、秋分の日から立冬と呼ばれる11月初旬まで。そう、秋の夜長は“長い”のです。職場や家族との時間を過ごしたあとにまったりとひとりの時間を楽しむ、そんな至福の時間の相棒に皆さんは何を選んでいますか?

読書や音楽、映画など過ごし方はさまざまですが、その片手にお酒を傾けながら楽しんでいる、という人は多いのではないでしょうか。ビールでスッキリとした喉越しを味わうのも良いですし、ウイスキーをロックで、なんて楽しみ方も。これから寒くなる時季は日本酒を熱燗でキュッとやるのもオツなものです。

▲日本香堂×宮泉銘醸「暁霞 -AKIGASUMI-」(1合:1650円)

そんな秋の夜長の趣味時間の相棒にしたいのが日本酒「暁霞 -AKIGASUMI-」。最大の特徴はその香り。まるでフレグランスのようにトップからミドル、ラストノートと移ろいゆく香りが楽しめます。そもそも、日本酒にはグラスなど容器から立ち昇る“立ち香”、口に含んだ際に鼻へと抜ける“含み香”、そして飲んだあとに口中に広がる“戻り香”という3段階の香りが楽しめるもの。香水のような楽しみ方を元々していたのです。

この「暁霞 -AKIGASUMI-」が面白いのは、お香でお馴染みの日本香堂と「冩樂」などの銘酒で知られる酒蔵・宮泉銘醸がタッグを組んで作られたということ。日本香堂にある高級お香「羅國 暁霞」をイメージした日本酒が作れないかと宮泉銘醸に依頼したことでスタートしたこのプロジェクト。香りを元に美味しい日本酒を作るのは今までにない取り組みだったそうで「味から作るのとまったく違うアプローチに戸惑い、非常に難しかった。それだけに納得のいく自信作になった」と宮泉銘醸の専務取締役・宮本大和氏は発表会の場で語っていました。

▲宮泉銘醸の酒蔵

その甲斐あって非常に香り高く、そして水のようにスッキリとした味わいの日本酒となっています。何でも、温度によっても香りや味わいが変わるよう調整しているらしく、冷やのときと熱燗のときではまるで違う日本酒のようにさまざまな味わいが楽しめます。福島県産米2種と3種の酵母を調合したことにより、この複雑かつどの温度帯でも香り・味ともに楽しめる日本酒に仕上がっているわけです。メロンなどを彷彿とさせる爽やかなグリーン系の香りとバナナのような甘さが折り重なったフルーティさに加え、長い余韻を残しつつもキリッとした淡麗な苦みと透明感。食事にはもちろん、夜時間のチルタイムにまったりと楽しむのにうってつけだということが一口舐めればわかるはず。

その香しさはまさしく高級お香「暁霞」のイメージと合致します。そしてこのお香「暁霞」と日本酒「暁霞」との相性も抜群。両方の香りのマリアージュはなんともリッチな、それでいて静かで落ち着いた気分が味わえます。

まだまだ続く“秋の夜長”。大人の趣味時間をより充実させてくれる1杯を傾けながら、まったりと自分だけの特別な時間を楽しんでみませんか? 日本酒があまり得意ではない人にこそ、ぜひ一度試してみてほしい銘酒です。

>> 日本香堂×宮泉銘醸「暁霞」

<文/手柴太一(&GP)>

 

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