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“近接3D音場”ってなんだ?ASMRの臨場感が段違いになるfinalの最新イヤホンが登場

z目の前に並べた美味しそうな食材を頬張る姿に、美しくAI生成されたガラスフルーツをカットする映像――。咀嚼音や効果音を強調したASMR動画が、いま人気を集めています。シャリっとした透明感のあるサウンドは、わずかな不快感を伴いつつもなぜか心を惹きつけ、つい聴き続けてしまう不思議な魅力があります。

ASMRとは、“Autonomous Sensory Meridian Response”の略で、直訳すると「自律感覚絶頂反応」。聴覚や視覚による心地よさや快感のような状態を指し、継続的に視聴することでリラックス効果やストレス軽減が期待できるといわれています。あのゾクゾクするような心地よさは、まさに言葉にしづらい不思議な感覚です。

そんなASMRにフォーカスしたのが、オーディオブランドfinalからAmazon公式サイト限定で登場した専用ワイヤレスイヤホン「ZE500 for ASMR 3D」(9480円)。

すでに発売中の「ZE500 for ASMR」とは異なるチューニングが施されており、ASMR体験をさらに立体的に楽しめる新作モデルです。その特徴と従来モデルとの違いを見ていきましょう。

▲「ZE500 for ASMR 3D」

「ZE500 for ASMR 3D」最大の特徴は、“近接3D音場”に対応していること。メインのサウンドだけでなく、頭の外に広がる空間イメージまで再現することで、まるで自分がその場にいるような実在感と没入感を味わえます。特にその真価を発揮するのが、バイノーラル録音による映像コンテンツ。声や効果音などの方向性や距離感が映像内の動きと一致し、「自分、この中にいるのでは?」と錯覚してしまうほどの臨場感です。

また、より趣味性の高いコンテンツでも同機の持ち味が際立ちます。たとえば“囁き声”では、耳元で実際に囁かれているかのようなリアルさで、唇の動きや吐息の強弱まで感じ取れるほど。お気に入りのキャラクターの声がより近くに感じられることでしょう。“耳かき”コンテンツなら、動きの微妙な差や素材の違いまで音に反映され、繊細な表現を堪能できます。

▲「ZE500 for ASMR BLACK」

一方、発売中の「ZE500 for ASMR」は、“超近接音場”に対応した設計。たとえば“囁き声”では、声の温度や湿度までも感じるような生々しいリアリティを表現。“耳かき”では、耳の奥に音が響くような臨場感や、鼓膜のすぐそばに触れているかのような繊細なサウンドを楽しめます。

また、新色の「ZE500 for ASMR BLACK」(8980円)がAmazon公式サイト限定で同時リリース。好みのサウンドやカラーで、自分に合ったASMR体験を選んでみるのもおすすめです。

なお、2機種とも専用アプリ経由で“ボリュームステップ最適化”が可能。スマホでは、音量を1ステップ変えるだけで音が大きく変わり、狙った音量に合わせにくいことがありますが、同アプリならその調整もスムーズ。就寝前や静かな環境でも、細かく音量をコントロールできます。

さらに、視聴中気になるタップ音や、ふいなガイダンス音声をオフにできる“ASMRモード”も搭載。よりコンテンツに集中できるはず。加えて、配信視聴や就寝時の着用でも蒸れずに快適な”ASMRポート”も採用。長時間利用での鼓膜への負担を和らげ、同時に本体内部ドライバーへの負担も軽減してくれます。

カラバリはグレーのみ。本体とイヤーピースが同色で統一感があり、さりげなく毎日使える色合いが嬉しいですね。

>> final

<文/&GP>

 

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