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ベンチュラが未来に飛び出したらこうなる。“時間”を再構築したスケルトンモデル

左右非対称の三角形フェイスが特徴的な、ハミルトンを代表するコレクション「ベンチュラ」。かのエルヴィス・プレスリーが愛用していたことでも知られるこの時計、それほど腕時計に詳しくなくても見たことがあるという人は多いのではないでしょうか。

インダストリアルデザイナーのリチャード・アービブが生み出し、1957年の誕生から時代と共に変化してきたハミルトンのアイコンが、建築的デザインとスケルトンダイヤルを纏い、時の概念を再定義。「ベンチュラ エッジ スケルトン」(28万9300円~)として登場しました。

▲「H24645330」

まず目を引くのが、スケルトンダイヤルが引き立つ立体感のあるケース。ゴツゴツとした多角的なフォルムが腕元で力強さを演出します。なお、ケースカラーはステンレススチールのシルバー「H24635330」(28万9300円)と、ブラックPVD加工が施された「H24645330」(30万6900円)の2モデル。モノトーンの落ち着いた配色は、トレンドに流されにくいので長く愛用することができそう。

砕けたフォルムに着想を得たという2層構造のダイヤルは、上層にスケルトン加工を施した真鍮プレート、下層にステイン加工を施したミネラルクリスタルを配置。その隙間からは、80時間のロングパワーリザーブを誇る、自動巻きスケルトンムーブメント「H-10-S」が顔を覗かせます。

中で動くゼンマイには、耐磁性・耐温度変化・耐衝撃性にすぐれたニヴァクロン製のヒゲゼンマイを採用。さらに5気圧防水を備えた実用性の高さも見逃せないポイントです。

▲「H24635330」

このムーブメントの鼓動をより印象づけているのが、グラデーション加工が施されたミネラルガラスプレートは、中心に向かって徐々に透明度を増すスモークカラーの風防と相まって、メカニカルなムーブメントを神秘的に浮かび上がらせます。

なお、ケースバックもスケルトン仕様で、表と裏からムーブメントの異なる表情を楽しめるのも、この時計ならではの醍醐味です。ダイヤルと同じスケルトンデザインの時分針にはスーパールミノバが塗布されており、視認性を確保するとともに、夜になるとダークトーンのダイヤルの中でエレクトロニックな存在感を発揮します。

ストラップにはケースカラーと相性のよいインバックル仕様のブラックラバーストラップがセットされ、しっかりと腕にフィット。「ベンチュラ」のDNAを受け継ぎつつ、現代的な機能性と未来的なデザインへと進化した新生ベンチュラは、腕元で唯一無二の個性を放ちます。

>> ハミルトン

<文/&GP>

 

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