この見覚えのあるG-SHOCKは、初代の八角形フェイスを受け継ぐ“5000シリーズ”のフルメタルモデル…かと思いきや、よく見ると何かが違う。
実はこれ、従来の5000シリーズをベースにしつつも、人とAIが共創する開発手法から生まれた新しい外装デザインをまとった最新フルメタルモデル「GMW-BZ5000」(9万3500円〜)。おなじみの形を残しながらも、細部の造形や面の取り方が一段と進化しているのが特徴だ。
まず注目したいのは液晶。G-SHOCKのフルメタルモデルとして初めて、高視野角・高精細・高コントラストの“MIP(メモリインピクセル)液晶”を採用しています。直射日光の下でも、斜めから覗き込んでも表示がくっきり。これまでのモデルと比べて、視認性がぐっと向上しています。
また、MIP液晶の採用によって、数字や文字のレイアウト自由度が大きく向上。ニューヨーク、ロンドン、東京といった3都市の同時表示も可能になりました。ウォッチフェイスは「2都市時刻同時表示」「日付+曜日表示」「年+日付+曜日表示」「3都市時刻同時表示」の全4パターンから選択できます。
さらに、スマホアプリと連携すれば、表示フォントをおなじみの7セグメント風フォントに切り替えることも可能。従来のG-SHOCKに親しんできた人でも、迷わず使い始められるはずです。
外装デザインは、人が描いたデザイン案と、G-SHOCKが40年間蓄積してきた落下試験データをもとに生成AIが導き出した耐衝撃構造案を組み合わせて開発。
両者を突き合わせ、修正を重ねていくことで生まれた、“人とAIの共創”による新しいアプローチが採用されています。
従来の“ベゼルでセンターケースを覆う”構造から、内部に緩衝材を組み込んだ“上下でかみ合わせる”新構造へと刷新されています。
横から見ると違いは一目瞭然で、上下ケースのカラーを変えられるため、2トーンならではの新しいルックスが楽しめます。
また、この新構造により、従来モデルでは“ただのくぼみ”だったケース端の飾りビスが、ベゼルを確実に固定する“フロントビス”として機能するようにアップデート。
ケースとビスのカラーを変えることもでき、デザイン上のアクセントとしてもしっかり存在感を放ちます。
ケース構造が複雑になったことで、仕上げにおける“磨き”のクオリティがより重要に。パーツごとにミラー仕上げとヘアライン仕上げを使い分けながら丁寧に磨き上げる、山形カシオならではの研磨技術が随所に活かされています。
機能面では、定期的な電池交換が不要の“タフソーラー”や、時刻を自動で修正してくれるスマートフォンリンクを搭載。さらに今回採用された新開発のMIP液晶は、ソーラー充電のみで駆動できる点も見逃せないポイントです。
ケースカラーは3種類。シルバーの「GMW-BZ5000D-1」(9万3500円)、ゴールドの「GMW-BZ5000GD-9」(10万2300円)、そしてCASIO WATCH Partner Shopモデルとなるブラックの「GMW-BZ5000BD-1」(10万2300円)をラインナップしています。
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<文/GoodsPress Web>
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