一気に秋を通り越し、冬本番かと思うような寒さを感じる今日この頃。そろそろアウターをひっぱり出して着たい時期ですが、いざ袖を通してみると「思ったより寒い…」ということもありますよね。そんなタイミングこそ、新調を考える絶好のチャンス。2025年冬の本命を探すなら、発熱機能素材を採用したUNFILO(アンフィーロ)×TAION(タイオン)のコラボダウンを候補に入れてみても良さそうです。
11月初旬に登場したのは、「リバーシブルフードダウン」(3万1990円)と「スタンドダウン」(2万7990円)の2タイプ。どちらも住友金属鉱山が開発した機能素材 SOLAMENT(ソラメント)を表地に使用し、着た瞬間からしっかり温かさを感じられるシリーズです。
SOLAMENT(ソラメント)は、430年以上の歴史を持つ住友金属鉱山が、鉱山開発や金属製錬の過程で培ったナノレベルの制御技術を応用して生み出した、レアメタル由来の機能素材です。地表に届く太陽光の約42%を占める“近赤外線”に着目し、そのエネルギーを吸収して素材自体が発熱するのが最大の特徴となっています。
興味深いのは、用途に合わせて生地の組成を調整できる点です。たとえば冬なら、発熱面が肌側にくることでしっかり温かく、逆に夏は空調服と組み合わせれば近赤外線を遮って内側を涼しく保てます。元々は窓ガラスなどに使われていた技術だそうで、衣服向けに応用されているのは比較的新しい展開です。
新作の「リバーシブルフードダウン」は、その名の通りリバーシブルで使えるフードブルゾンです。SOLAMENT素材を用いたステッチレスの表側はミニマルな顔つきで、もう一方はダウンステッチがあるためカジュアル寄りの着こなしにも対応。中わたには800フィルパワーのダウン95%・フェザー5%を採用しており、内側からの暖かさは申し分ありません。
シルエットは着膨れしにくく、ジャケットの上から羽織ってもすっきりまとまるのが魅力。マットな光沢が上品に映え、“高見え”効果も期待できます。加えて撥水加工を施しているため急な雨や雪にも対応でき、手洗い可能なウォッシャブル仕様で日々のケアも簡単。カラーはライトグレー×セージグリーンをはじめ、全4色をラインアップしています。
一方の「スタンドダウン」は、首元まで包み込むスタンドネック仕様が特徴です。こちらも表地にはSOLAMENT素材を採用し、800フィルパワーのダウン&フェザーによる軽さと暖かさを両立。裾にはスピンドルを備えており、体にほどよくフィットすることで保温性を高めています。
シルエットはすっきりと美しく、着膨れしにくい設計は前述のフードダウンと同じ。上半身をコンパクトに見せられるため、冬の重めの装いでもバランスが取りやすい1着です。カラーはモカグレーやダスティーブルーなど、全4色がラインアップされています。
いずれのモデルも、手に取りやすい価格設定もうれしいポイント。本格的なダウンなら10万円前後が相場ですが、今回は2万円後半〜3万円弱という買いやすいプライスに収まっています。
フード付きかスタンドネックかは悩ましいところですが、あとは着こなしや好みに合わせて選べばOK。自分に合う1着を備えておけば、2025年の冬もしっかり暖かく過ごせそうです。
>> UNFILO
<文/GoodsPress Web>
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