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体調管理の最適解!? 最新ウエアラブルデバイスを駆使すべし【疲労回復&リラックスギア最前線】

【疲労回復&リラックスギア最前線】

「医療目的には使えません」の表記が当たり前だったスマートウォッチ。しかし近年は医療レベルの精度を持った機種も一般化しつつあるとか。さらには、スマートリングでも健康管理目的の機種が増加中…など、いま勢いのあるウェアラブルデバイス。ぜひ日々の生活に取り入れたい!

*  *  *

【Part 1】
デジタル&家電

ハイスペック化が進むウェアラブルデバイス。街中でも着用している人を多く見かけるが、ずばりそのメリットについて畑野さんは次のように語る。

「一番は活動を促してくれるところですね。現代人はどうしても運動不足になりがちですが、ウェアラブル端末やその連携アプリが毎日の目標を設定してくれたり、ダイエット計画までも作成してくれたりします。普段使っているファーウェイのスマートウォッチは、1時間座りっぱなしだと『立って動きましょう』と促してくれるので、その度にストレッチしていますよ」

加えて注目したいのが、その精度の高さ。畑野さんも「スマートウォッチに関しては、アップル、グーグル、ファーウェイ、ガーミンの心電図測定機能が日本国内で医療機器認証を取得しています」と推す。現代人にとってはマストアイテムとなりつつあるウェアラブルデバイス。健康意識を高く保つための良き相棒となるはずだ!

テクニカルライター
畑野壮太さん
テクノロジーやガジェットを好むライター。特にウェアラブル端末を好み、スマートウォッチのみならずスマートリング、スマートグラスなどを複数使っている。リフレッシュ方法は週1回のサウナ
X:@hatakenoweb

■抗酸化レベルを測定できるスマートウォッチ

サムスン
「Samsung Galaxy Watch8」(5万7900円~)

睡眠中の血管負荷、睡眠パターンや前日の運動の記録などから1日の体調を予測するエナジースコアなど、ユニークな測定項目を搭載しています(畑野さん)

センサーに親指を乗せると皮膚のカロテノイド量を測定し、現在の食生活やライフスタイルの健康度がわかるという優れモノ。さらに前モデルよりも11%薄くなり、Galaxy Watch史上最薄を実現した。

▲ガイド付きの呼吸エクササイズなどマインドフルネスを導くツールが揃っているのも大きな特徴

■さらに明るく! 耐久性にも優れたドーム型ディスプレイを搭載

グーグル
「Pixel Watch 4」(5万2800円~)

Geminiに対応しているのも特徴的で、たとえば「20分のランニング用の音楽のプレイリストを作って」と要望すればすぐに作ってもらえます(畑野さん)

広範囲の表示領域と3000ニトの明るさを備えたドーム型ディスプレイが大きな特徴。41mmサイズ(31.0g)で最長30時間、45mmサイズ(36.7g)で最長40時間と、軽量ながらバッテリー駆動時間が長いのが魅力。

▲標準バンド以外にも、「ストレッチバンド」(9800円)など豊富なカラー・機能を備えたバンドが揃っている

■約21日間の持久力を誇るパワフルバッテリー搭載!

ファーウェイ
「HUAWEI WATCH GT 6」(3万3880円~)

最大のポイントはバッテリーの持続時間が従来機の14日間から21日間へと飛躍的に伸びたこと。充電もすぐに終わるのでノンストレスです(畑野さん)

ハイシリコンバッテリーの採用によりエネルギー密度が約37%向上。通常使用で約21日間持続するという脅威のバッテリー性能を実現した。100種類以上のワークアウトモードを搭載するなど、スポーツ用途にも特化している。

▲新たに強化されたのがサイクリング機能。計測可能な数値も増え、サイクリストには特におすすめ!

▲感情を多角的に分析し、12種類の状態に分類する独自の情緒モニタリング機能もユニークだ

■健康とフィットネス機能にフォーカスしたGPSウォッチ

ガーミン
「Venu 4」(7万9800円)

ユーザーの疲労度を可視化するボディバッテリー機能が個性的。約12日駆動できるロングバッテリーも魅力です。心電図の測定にも対応しています(畑野さん)

新機能の睡眠アライメントにより、ユーザーの体内リズムとの整合性や睡眠の一貫性をチェックすることが可能に。睡眠の質を採点する睡眠スコアをはじめ、自分に必要な睡眠時間や改善方法のアドバイスを受け取れる。

▲スタイリッシュなデザインながら、アウトドアモデルの多いガーミンらしいLEDフラッシュライトも搭載し、夜間でも安心だ

▲音声コマンドでウォッチを操作したり、音声アシスタントを使ってメッセージに返信したりすることもできる

■ラグジュアリーなデザインが目を惹く一本

シャオミ
「Xiaomi Watch S4 41mm」(1万9980円)

圧倒的なお手頃価格が最大の魅力! 睡眠データや心拍数、血中酸素、ストレスなどが測定でき、機能的にも高価なモデルと遜色ありません(畑野さん)

41mmの“ちょうどいい”サイズ感がうれしいエレガンスなモデル。高度な睡眠トラッキング機能により、多次元分析と21日間のガイド付き改善プランも提示してくれるなど、ヘルスケア機能も充実している。

▲1.32インチAMOLEDディスプレイのクリアで滑らかな画面を搭載し、操作性にも優れている

■アクセサリー感覚で使える「スマートリング」にも注目!

オーラ
「Oura Ring 4」(5万2800円~)

スマートウォッチと同様に睡眠や心拍数、体表温などが測定可能。運動後にまとめて記録できるのはアプリを開く回数を減らせて便利です(畑野さん)

3.3~5.2gと非常に軽く、軽快な装着感が特徴。普通の指輪のように違和感なく装着できる。また非アレルギー性素材のチタンを使用し、装着感も良好。バッテリーの持続時間は最大8日で、80分で満充電が可能だ。

>> 特集【疲労回復&リラックスギア最前線】

※2025年11月6日発売「GoodsPress」12月号20-21ページの記事をもとに構成しています

<文/小沢大介 監修/畑野壮太>

 

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