サイトアイコン IT NEWS

こだわりが過ぎるトラックボール「HUGE PLUS」誕生。これは慣れると離れられないかも

PCの入力デバイスといえばマウスとキーボードが定番。ノートPCユーザーの中には「いや、自分はトラックパッド(タッチパッド)を使うからマウスはいらない」という人もいるかもしれません。

いやいや、ちょっと待った。トラックボールの存在を忘れてはいませんか? かなりクセ強な入力機器なので、使ったことがない人も多いとは思いますが、手首を動かす必要がないことや、一度慣れてしまうと離れられなくなる操作感から、少ないながらも熱烈なファンがいることでも知られています。

ただ、いかんせんユーザーが少ないこともあり、選択肢が少ないのが現実。そんなトラックボール市場に、なんと新製品が登場。しかも8年ぶりのモデルチェンジというのだから、既存モデルのユーザーだけでなくトラックボールユーザーにとっても、試してみたくなるのではないでしょうか。

それがエレコムの「HUGE PLUS」(実勢価格:1万9800円前後)です。

しかも8年ぶりというだけあり、こだわりっぷりがスゴいんです。

まず注目なのが、ミネベアミツミ製のベアリングを搭載していること。ミネベアミツミといえばミニチュア・小径ボールベアリングの世界シェアが60%という、トップメーカー。もちろん品質は折り紙付き。

トラックボールの命ともいえるボールの動きのスムーズさに直結するベアリングにミネベアミツミ製が奢られている時点で、もう試してみたくなります。軽く動かしただけでポインタが大画面の端から端まで動く、なんて想像しただけで気分がアガります。また滑らかな回転は、手首の負担も軽減してくれます。

このベアリングを支える支持ユニットは、ボールに接触しないためゴミが集まりにくく、さらに人工ルビーユニットにも交換可能(別売り:2277円)です。

接続方式はBluetooth、有線、2.4GHz無線(レシーバーは本体内に収納可能)の3種類が用意され、それぞれの接続方式を別のデバイスに設定しておくことで、3台同時接続も可能です。

さらにゲーミングマウス級の光学センサーを搭載していて、有線接続時はポーリングレート1000Hz(位置やクリック情報をPCに報告する頻度が1秒間に1000回)を実現。「いや、トラックボールで1000Hzって」なんて思うかもしれませんが、動きが滑らかってだけでも作業時のストレスが軽減されること間違いなしです。

ボールは先代「HUGE」と同じ大玉の直径52mm。機能割り当てが可能なボタンがボール周りに8つ付いていて、さらに親指の位置に左右スクロール対応のホイール付き(ここも機能割り当てできます)。またポインタの速度を500/1000/1500カウントの3段階で変えられるボタンも親指付近に付いています。ちなみにボタンは静音設計です。

バッテリー内蔵で、ハイスピードモード時でも最長で約3カ月使えて、対応OSはWindows 11からmac、Android、iOS、iPadOS、ChromeOSと、主要OSをほぼ網羅。

他にもまだまだ細かい機能が付いている超多機能トラックボール「HUGE PLUS」。エレコム開発陣のこだわりがこれでもかと詰め込まれた、マニアックだけど一度試してみたくなる一品ですよ。

>> エレコム

<文/円道秀和(GoodsPress Web)>

 

【関連記事】

◆10ボタン、最大感度12000dpi、低遅延&有線可の「トラックボール」ってハイスペックすぎ!
◆ロジクールの8000円以下トラックボールマウス、狭デスク民の希望の光かもしれない
◆日々のマウス操作で手首がしんどい!だったら一度トラックボールをお試しあれ

モバイルバージョンを終了