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日常にミリタリーを。ブリーフィングのヘルメットバッグで着こなしにアクセントを加えよう

ここ数年、バッグ選びの軸として存在感を増しているのが、ミリタリー由来のデザインです。機能的で、素材もタフ。それでいて、スーツに合わせれば端正すぎない抜けが出て、休日服に合わせれば男らしさが足せる。仕事とオフの境目がゆるくなった今、この手のバッグがハマる理由はシンプルです。使いやすくて、見た目にも説得力があるからです。

そんな流れの中で注目したいのが、BRIEFING(ブリーフィング)が展開するシーズン限定のHELMET BAGコレクションです。

BRIEFINGは1998年に誕生したラゲッジブランド。ミリタリーの機能美を現代のライフスタイルへ落とし込むのが上手く、米軍規格に準拠した素材使いや、徹底した耐久設計でも知られています。

そもそもヘルメットバッグは、戦闘機のパイロットがヘルメットや装備品を収納するために生まれたバッグです。縦長のフォルムに、前面ポケット。手持ちと肩掛けの両方に対応する合理的な構造。BRIEFINGはその原型を踏まえつつ、いまの持ち方や荷物に合わせて更新してきました。今回のシーズン限定コレクションも、その延長線上にある提案です。

では、今季登場した3型を順に見ていきましょう。

▲「TYPE III AVIATOR 3WAY PACK」(4万6200円)/W420×H440×D70mm、カラーは写真のブラックのほか、ネイビーとセージグリーンをラインナップ

「TYPE III AVIATOR 3WAY PACK」は手持ち、肩掛け、背負いに対応する3WAY仕様。ヘルメットバッグの縦長フォルムをベースにしながら、バックパックとしての完成度までしっかり高められています。

ベースになっているのは、1960年代後半から70年代にかけて採用されていたヘルメットバッグの3rdモデル。その無駄のない構造を踏襲しつつ、現代の持ち物に合わせて収納設計をアップデートしています。縦方向に余裕のあるメイン収納は、書類やノートPCを収めやすく、荷物を入れてもシルエットが崩れにくいのが特徴です。

内装にはクッション材入りのPCスリーブを備え、16インチクラスまで対応。加えて、小物用のポケットやジップポケットがバランスよく配置されており、ガジェット類をまとめて持ち歩く日でも中が散らかりにくい構成です。フロントにも複数のポケットを備え、使用頻度の高いアイテムを直感的に出し入れできます。

素材はコーデュラエアバリスティックナイロンを採用。高い耐久性を確保しながら、中空糸による軽量性も備えているため、荷物が多くなりがちな日でも持ち運びは軽快です。

▲「TYPE I FLYER TOTE」(2万4200円)/W380×H410、カラーは写真のブラックのほか、ネイビーとセージグリーンをラインナップ

より軽快にミリタリーデザインを取り入れたいなら、「TYPE I FLYER TOTE」がおすすめ。1950年代半ばから後半に採用されていた、いわゆるヘルメットバッグの1stモデルをベースに、トートバッグとして再構成した一品です。

最大の特徴は、ヘルメットバッグの象徴でもある前面ポケットを活かした構成。使用頻度の高い小物をさっと出し入れできるジップポケットに加え、ペットボトルや折りたたみ傘が収まるポケットも備え、見た目以上に実用的です。

メイン収納は開口部が広く、荷物の出し入れがスムーズ。内装にはクッション材入りのPCスリーブを備え、14インチクラスまで対応します。書類やPCを持ち歩く仕事の日から、荷物が増えがちな休日まで、シーンを選ばず使える設計です。

持ち手の長さを調整できるため、手持ちと肩掛けのどちらにも対応。ミリタリー由来のディテールを残しながら、持ち方はあくまでシンプルなのも好印象です。スーツスタイルではほどよい抜けとして機能し、カジュアルでは武骨さを足すアクセントになります。

素材には、500デニールのコーデュラナイロンを採用。耐久性に優れつつ、重すぎないバランスで、日常使いにちょうどいい仕上がりです。

▲「TYPE II FLIGHT SHOULDER」(1万6500円)/W340×H360、カラーは写真のセージグリーンのほか、ネイビーとブラックをラインナップ

身軽に出かけたい日には、「TYPE II FLIGHT SHOULDER」が最良の選択肢。1950年代後半から1960年代中頃に採用されていた、ヘルメットバッグの2ndモデルをベースに、ショルダーバッグとして再構築したモデルです。

サイズはコンパクトながら、使い勝手は想像以上。財布やスマートフォン、鍵、イヤホンといった必需品が無理なく収まり、ちょっとした外出や休日の街歩きにちょうどいいサイズ感です。

内装とフロントにはジップポケットを各2つずつ配置。ヘルメットバッグらしい表情を残しつつ、機能面でもしっかり役割を果たします。シンプルな服装の日でも、バッグがほどよいアクセントとして効いてくれる存在です。


素材には、コーデュラと同等の強度を持つROBIC糸を使用したリップクロスを採用。耐久性に優れながらも軽量で、見た目も重くなりすぎません。ミリタリー由来の背景を持ちながら、日常に気負わず取り入れられる仕上がりです。

手持ちとワンショルダーの2WAY仕様という点も、さりげなく便利。その日の服装や気分に合わせて持ち方を変えられる柔軟さがあります。

いずれのモデルも、現在ブリーフィングのオフィシャルストア及び直営店にて展開中。久々にバッグを新調するなら、ミリタリーデザインという選択肢を加えてみてもよさそうです。

>> BRIEFING

<文/GoodsPress Web>

 

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