【GoodsPress Web 旅モノグランプリ 2025】
日常の延長に非日常と旅の楽しみ方はさまざま! 今年も「GoodsPress Web 旅モノグランプリ 2025」の季節がやってきました。2回目となる今回も、世界を巡りながらその魅力を発信し続ける旅のエキスパートをお迎えして、2025年話題となった新作からロングセラーまで数ある中から優秀な5アイテムをセレクトし、その中から大賞を選出! いずれも“持っていると旅で活躍する”アイテムばかり。この冬旅のオトモにベストな逸品たちを7カテゴリーに分けてご紹介します。
<Part 4>
旅小物編
旅ナカで「あれ持ってくればよかった!」なんで思ったこと、一度や二度はあるはず。突然の豪雨…と思ったら超快晴でギラギラと照り返す太陽。昨今は雨対策以上に日差し対策が必要な場面もあり、旅先でも日傘は欠かせない旅小物のひとつとなりました。プラスして、パスポートやクレジットカードを安全に持ち歩くためのセキュリティ対策済みのオーガナイザーに、降機前のケア用に使いたいエチケットアイテムなど、「あってよかった」な旅小物は意外のも多いもの。今回は、旅のエキスパートの皆さんに、旅先での「持っててよかった」「なくて困った」を伺いました。
■雨晴兼用傘は絶対に持って行くべし!
ーー最近の必携アイテムって皆さんありますか?
鳥海 もう日傘ですね。今年は万博を含め使う機会が非常に多かった。ここ最近の日本は、夏の日差しがキツ過ぎます。
澤村 僕はモンベルの「トラベル サンブロックアンブレラ 55」を持っています。軽いし、サイズ感もとってもいいんです。シミ対策も含めて、日差しだけでなく雨もちゃんと防げるから。
円道 約159gと軽量。カバンに忍ばせておけば、何かと重宝しそうですよね。
鳥海 海外でも突然の豪雨とかに見舞われることって結構ありますから。
中山 我々は機材とかを常に持ち歩いているから、水濡れはかなりシビアな問題で…。
鈴木 世界一周していたときも傘がなくて後悔したことが結構ありました。濡らしたくないものもありますが、体が濡れると体調を崩す原因にも…。やっぱり1本は持つべきだなって。
ーー男性陣はケアアイテムとして髭剃りも絶対持っていくアイテムでは?
鳥海 僕はT字を愛用してますね。
中山 パナソニックの電池式を持っていっていますが、同じパナソニックの「ラムダッシュ パームイン」シリーズは周りで使っている人が結構いて、便利って話は聞きますよ。
円道 パームインは今年「ラムダッシュ パームイン Lite」が発売されました。3枚刃になって、ちょっと軽くなってます。
鈴木 小さくて軽いことはいいことですよ。
ーー小さくて軽いといえば皆さんメガネを使用されてますがサブメガネ問題どうしてますか?
鳥海 サブは必ず持っていきますよね。目が見えないと絶対的に困るから。
円道 「JINS Half」は半分に折れて小さくなるんですよね。度入りやカラーレンズにもできるし、サブとしてあると便利だなって。
中山 メガネを掛けない僕みたいなタイプでも、ブルーライトカットのPC用メガネにもできるのがいいなと思いました。
鳥海 使わないを前提としても、半分サイズだし、入れているだけで安心できますよね。
ーー安心といえば、クレカのスキミング対策も海外ではしておいたほうがいい気がします。
鳥海 してます?
中山 極力物理クレカを出さないようにしてますね。スマホのタッチ決済で完結できるように。普通はApple PayやGoogle Payに加えて、一歩進んで決済費用を抑えられるRevolutが個人的にオススメ。
鳥海 とはいえ、物理カードは必要だよね。
ーー個人的には「Thule Aion Travel Organizer」が気になっています。
鳥海 これは僕も気になったし、実際ポチりました(笑)。
鈴木 内蔵ポーチがRFID対応なんですね。
円道 しかもマグネットで着脱できるから、カードとパスポートだけ取り出して肌見放さず持ち歩いたりもできる。
鳥海 領収書入れにも良さそう。
中山 僕はPFU「ScanSnap iX110」を持っていきたい。領収書とかスキャンしたいから! このコンパクトモデル、10年目にしてType-Cになりましたし。
鳥海 えっ! スキャナー持って行くの!?
中山 現地で配布された書類とか全部データ化して、NotebookLMに食わせたいじゃないですか。
澤村 そういうことなんですね。
中山 あれなら隙間にすっぽり入るでしょ。
ーー隙間といえば、無印良品の「ポリエステルたためる仕分けケース・筒形」も話題に。
円道 SNSとかYouTubeとかでこぞって取り上げられてますね。スーツケースの“あの隙間”にちょうどいいって。
中山 あのハンドル収納部分の隙間ね! 何で埋めるか毎回悩みますからね。
ーーということで、2025年必携の旅小物はズバリ!
鳥海 もう日傘でしょう!
澤村 実際に使っている僕が断言しますが、日傘は絶対的に必要です!
<大賞>
■晴雨兼用のスリムな1本。ループで吊るしてスペパで乾かせます
モンベル
「トラベル サンブロックアンブレラ 55」(6800円)
愛用している1本。本当に軽くて使いやすい!(澤村)
傘はパックパッカーでも1本あると安心するアイテムのひとつです(鈴木さん)
わずか約159gの軽量タイプの雨晴兼用傘。内側に黒のコーティングを施したことで、優れた遮熱効果を発揮。また地面からの照り返しによる傘内の乱反射を防ぎ眩しさや顔などへの再反射軽減してくれる効果も。紫外線遮へい率99.7%と、UVカットも高レベル。骨長は約55cmと程よいサイズ感で、6本骨で寄れることなく素早くしっかりと開けます。また雨など水で濡れた際は、傘先端のループで吊るしせば広がらず乾かすことも可能。折畳時は約25cm。細くまとまりカバンの中に常備していても幅を取りません。カラーはブルーグリーンやオレンジほか4色展開。
ーMaker’s Recommendー
裏面に黒いコーティングを施すことで優れた遮熱効果を実現した晴雨兼用の折たたみ傘で、裏面を黒くすることで光を吸収し視界を見えやすくしています。また6本骨なので、軽量&コンパクトさを実現し、常時バッグに入れても気にならないサイズです。山歩きに使えるモンベルの折り畳み傘が誕生した1987年から幾度も改良を重ね、晴雨兼用モデルなどラインアップも拡大してきました。今回の賞のように登山だけでなく、旅行や日常使いでもご好評いただけるようになったことを非常に嬉しく思います。(モンベル 広報部/長井さん)
>> モンベル
<優秀賞>
■手のひらサイズの3枚刃。気になるクセひげまでしっかり剃れます
パナソニック
「ラムダッシュ パームイン LITE(ES-P330U)」(1万9800円)
3枚刃になったことでより軽く、持ち歩きしやすくなりました(円道)
このシリーズは評判がいいし、よく話題に上がります(澤村)
ころんとしたフォルムと手のひらサイズはそのままに約130gに軽量化した3枚刃仕様が登場。アゴ下トリマー刃を搭載し、ケアしづらい長いクセひげもパワフルに剃りあげます。濃い髭にも対応し、撫でるように肌に沿ってあてるだけで、剃り残しのないツルツルの肌へ。Li-ion(リチウムイオン)充電池内蔵で、USB Type-Cでの充電が可能。専用の充電機器を持ち歩く必要がなく、荷物のミニマム化にも貢献。カラーはミストグレー、ディープネイビー、スモーキーブルの3種類。
ーMaker’s Recommendー
ラムダッシュのテクノロジーを手のひらサイズに凝縮し、肌をなでるように剃る新しいシェービングスタイルを提案するラムダッシュ パームイン シリーズの3枚刃タイプです。USB充電【Type-C】に対応し、持ち運びに便利なキャリングケース付きなので、毎日のルーティンに、また旅先でも活躍するアイテムです。(パナソニック 国内マーケティング担当/ 田中さん)
>> パナソニック
<優秀賞>
■スーツケースの隙間にジャストフィット!
無印良品
「ポリエステルたためる仕分けケース・筒形」(S:890円、M:1090円)
スーツケースの片側の隙間にぴったり!(中山さん)
かゆいトコロに手が届く、実に無印良品らしいアイテムですよね(円道)
スーツケースの隙間問題に終止符を打ってくれる技あり仕分けケースが登場。筒形&縦長フォルムはさまざまなデッドスペースにぴったり。くるくるとダウンを巻いて入れたり、着替えをまとめて入れたりと使い方は自由自在。サイドはメッシュ仕様で開けずに中身が確認できるのも使いやすい点です。また、取手付きでカバンに縦に入れた際にそのままスッと引き抜くことができるのも◎。
パッカブル仕様で蛇腹に折りたたんで畳めば小さくまとまります。サイズはSが約11×11×26cm、Mは約11×11×38cm。ブラックとグレーの2色展開。
ーMaker’s Recommendー
「隙間をどう埋めるか」をパズルのように試行錯誤した経験はありませんか? この筒形の仕分けケースは、まさにその”あと少し入れたい”という場面で活躍します。キャリーケースの取手パイプ脇やリュックの角など、これまで使いにくかった隙間に沿って収納できるため、限られたスペースを最大限に活用できます。軽量でたためる仕様のため、ジムバッグや車内用の着替え入れなど「日常の移動」にも応用できるのがポイントです。(良品計画 広報/関根さん)
>> 無印良品
<優秀賞>
■マグネットで貴重品をピタッ。2WAYで使えるトラベルオーガナイザー
Thule
「Thule Aion Travel Organizer」(9570円)
サブのカードや領収書入れに使おうと思ってます(鳥海さん ※審査中に購入)
リスク分散のためにもポーチを取り外せるのはいいですね(鈴木さん)
2in1でガジェットケースに加え、トラベルオーガナイザーとしても使えるマルチな一品。内部中央にはマグネット式で簡単に着脱できるRFID対応ポーチを装備。パスポートやクレジットカードなどのスキミング被害を未然に防いでくれます。カード類は伸縮ストラップでポーチ内にしっかり収納できます。
本体部分には、充電用ケーブルなどの小物を収納できるメッシュポケットを大小4カ所、ならびにペンループも装備。湿気やシミ、汚れを弾き耐久性抜群の600Dワックス加工キャンバスシェル生地を採用、使い込むことで独特の味わいが出てきます。
ーMaker’s Recommendー
RFIDブロックポケット付きトラベルウォレットと電子機器オーガナイザーが融合した多目的な2in1ポーチです。電波での個人情報の不正な読み取りを防止するRFIDブロック付きのウォレットは、貴重品の管理に最適。ポーチ本体はジップポケットやスリップポケット付きで、きれいにガジェットの整理収納が可能です。先日、海外渡航時に使いましたが、貴重品と充電機器という最重要な旅道具が一元管理できることで、抜け漏れなく準備でき安心できました。また、盗難が心配な海外の旅先ではウォレットだけ取り外し、薄いのでスリングバッグ(街歩き用バッグ)内にも収まりがよく、肌身離さずキープできるのが便利でした。(ゼット THULEブランド担当/安藤さん)
>> Thule
<優秀賞>
■半分サイズで収納可能。もしもの時の1本にも
JINS
「JINS Half」(7900円〜 ※クリアレンズ代込み、オプションにより価格が変動)
PC用のメガネにもできるのはメガネを掛けない僕にも使えるなと(中山さん)
半分サイズだから、もしもの時のサブ要員で入れておくのも良さそう(鳥海さん)
ブリッジとテンプルの中間に蝶番を組み込むことで折りたたみを可能にしたメガネ。テンプルを畳んだあとにブリッジをもうひと折りすることで通常の半分のサイズで持ち歩けます。使いやすいカラーに顔馴染みのよい玉型をベースにしたフレームはウェリントン型とオーバル型を用意。いずれも自然な印象を与えるデザインになっています。なお、テンプル部分は折りたたみやすさを考慮して若干短めに。オプション(追加料金あり)でレンズのカラーや薄さを選べるほか、可視光調光レンズや遠近レンズなどでもオーダーが可能。サブメガネとして旅の緊急用だけでなく防災用品として1本用意しておくのもアリ。
ーMaker’s Recommendー
メガネのブリッジ部分と、テンプル部分が半分に折りたためる設計で、折りたたむと横幅約7cm、厚さ約3cmに。ケースとセリートも専用のコンパクトなサイズなので、持ち歩くときもかさばりません。携帯性を高める一方で、メガネをかけたときの自然な印象にもこだわり、顔になじむカラーやかけやすい玉型を採用しました。(JINS PR担当/本田さん)
>> JINS
>> 特集【GoodsPress Web 旅モノグランプリ 2025】
<取材・文/相川真由美 写真(大賞)/湯浅立志(Y2)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/709754/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web