愛車やお気に入りの1台は、できることならいつも手元に置いて眺めていたいもの。とはいえ、実車を常に目の届く場所に置いておくのは、サイズ的にも現実的ではありません。でも「ずっと見ていたい」という気持ちは、クルマ好きなら誰しも抱くはず。そんな願いを叶えてくれる存在が、RCカーです。
「いつかは手に入れる」と自分を鼓舞するために眺めるのもよし、自分好みにカスタマイズして理想の1台を作り上げるのもよし。週末にオフロードを走らせて、思いきり遊ぶのもまた楽しい。眺める・作る・走らせると、さまざまな楽しみ方ができるのがRCカーの魅力です。
そんな“憧れのクルマを愛でる楽しみ”を提案し、名車のRCカー化を数多く手がけてきたRAYWOOD(レイウッド)から、「ジムニー SJ10」ラストモデルとなる「4型」(1万5675円〜/12月11日現在)の発売が決定しました。
本モデルは、今年9月に初のRCカー化で話題を集めたスズキ「ジムニー SJ10 1型」の流れを汲む続編。現在、クラウドファンディングサイトCAMPFIREにて先行販売中となっています。
名車と呼ばれるクルマは数あれど、独特の“垂れ目グリル”と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、スズキ「ジムニーSJ10」。“ジムニー55”の愛称でも親しまれ、山道やダート、ぬかるんだ悪路といった過酷な路面状況でも、パワフルかつ粘り強い走行性能で支持を集めた1台です。
直線を基調としたボディラインは無骨さを際立たせ、フロントウインドウを倒せばフルオープンにも対応。実用の現場から日常使いまで、幅広いシーンで活躍できる懐の深さも、このモデルが長く愛された理由と言えるでしょう。
今回のRCカー化にあたり、同社が目指したのは、あの独特なオーラや所有する喜び、さらには時代への郷愁までも含めて再現すること。単に形をなぞるのではなく、その車種ならではのロマンまでをぎゅっと詰め込んでいます。
もちろん、スズキ「ジムニー SJ10」の商品化ライセンスは正式に取得済み。細部にまでこだわった仕上がりは、まさにスズキ公認と言っていい1台です。
では、早速ディテールを見ていきましょう。本作では、名車と呼ばれるにふさわしい数々のこだわりを細部まで再現。たとえば、ボンネットに刻まれた独特のプレスラインや、愛らしい“垂れ目グリル”は健在です。さらに、フェンダーミラーやバンパー形状など、1型とは異なるディテールもしっかりと作り分けられています。
1/10スケールとは思えないほどの存在感で、今にも走り出しそうなリアルさを感じさせる仕上がりです。
もちろん、幌やドアは取り外しが可能。さらにフロントウインドウを倒して、アウトドア仕様にアレンジすることもできます。
実車さながらにカスタムできるため、ディスプレイとして眺めるのはもちろん、走らせても楽しめる一台に仕上がっています。
なお、本モデルはフルセット(RTR)仕様での販売。車体は完成済みで、プロポ(リモコン)も付属するため、手にしたその日からディスプレイしたり、実際に走らせたりと、すぐに楽しめます。
カラーはオリーブとイエローの2タイプをラインアップ。サイズは全長約330mm、全幅約145mm、ホイールベース205mm、タイヤ径約72mm。モーターは370サイズを採用し、バッテリーは7.4V 600mAh仕様です。なお、送信機用の単三電池2本は別売りとなっています。
上記のフルセットモデルに加えて、「メタルアップグレードセット」(2万2000円)や、カラー違いを楽しめる「2台セット」(2万9700円)もラインアップ。
忠実に再現されたディテールと、実車さながらの機能美を備えた“ジムニー55”を手元で味わえる一台は、眺めてよし、走らせてよし。大人だからこそ楽しめるRCカーの奥深さを、このモデルでじっくり堪能してみてはいかがでしょうか。
>> CAMPFIRE
<文/GoodsPress Web>
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