
折りたたみiPhoneのディスプレイ展開時のアスペクト比とされる約4:3に近いモデルの開発を、Samsungも開始したと韓国メディアET Newsが報じています。
このアスペクト比を採用した折りたたみスマートフォンは、中国メーカーも開発を進めているとみられており、2026年には複数の競合モデルが市場に投入される可能性があります。
折りたたみiPhoneとSamsung対抗モデルの予想スペック比較
報道をもとに、折りたたみiPhoneとSamsungが開発中とされる対抗モデルの仕様を比較すると、次のようになります。
| 折りたたみiPhone | Samsungの対抗モデル | |
| ディスプレイ展開時の アスペクト比 | 約4:3 | 約4:3 |
| メインディスプレイの サイズ | 7.58インチ | 7.6インチ |
| サブディスプレイの サイズ | 5.35インチ | 5.4インチ |
| 発売予想時期 | 2026年第3四半期 (7月〜9月) | 2026年第3四半期 (7月〜9月) |
両モデルはディスプレイサイズとアスペクト比、発売時期が非常に近く、Samsungが折りたたみiPhoneを強く意識した設計を進めていることがうかがえます。
Galaxy Z Fold8、Galaxy Z Flip8と同時発売の可能性
Samsungの折りたたみiPhone対抗モデルが2026年第3四半期に発売される場合、同社はGalaxy Z Fold8およびGalaxy Z Flip8と合わせて、同時期に3つの折りたたみモデルを投入する可能性があります。
なお、ET Newsによれば、Galaxy Z Fold8のアスペクト比は現行のGalaxy Z Fold7から変更されない見通しとされています。
約4:3アスペクト比のメリットとデメリット
約4:3のアスペクト比は、ディスプレイを展開した状態で16:9の動画を視聴する際、上下の黒帯が比較的少なく、現行の折りたたみスマートフォンよりも表示領域を有効に使える点が利点とされています。
一方で、折りたたんだ際の横幅が広くなりやすく、ポケットへの収まりや片手操作といった携帯性の面では、縦長デザインのモデルに劣る可能性も指摘されています。
折りたたみiPadは折りたたみiPhoneの拡張版になる可能性
Appleは折りたたみiPadの開発も進めていると噂されており、折りたたみiPhoneのアスペクト比はiPadに近い比率であると考えられています。
そのため、折りたたみiPadは折りたたみiPhoneの設計思想を踏襲しつつ、ディスプレイサイズを拡大したモデルになる可能性もありそうです。
Source:ET News
Photo:Asher(@asherdipps)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone18-599463/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729