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【2025年ベストバイ】ダウンからインソールまで。現在進行系で使いまくっている3つの逸品たち

【GoodsPress Web編集部員 2025年ベストバイ】

今年もいよいよ大詰め。この時期になると、毎年のように「今年買ってよかったモノ」的な企画をやるわけですが、正直なところ…「で、今年なに買ったっけ?」と思い出す作業から始まります。

夏に買った涼しいズボン? たしかに悪くなかった。でも今この寒さのなかで、あれを全力でおすすめできるかと言われると、ちょっと違う。それよりも、寒い日が続くいま、毎日のように手が伸びているモノのほうが、よっぽど説得力があるんじゃないかと思いました。

というわけで、今回は結果的に“あったか系”が多めです。ええ、完全に季節に引っ張られています。しかし、だからこそおすすめしたい“現在進行形で活躍中”のモノたち。その中から、特に使用頻度の高い3つのアイテムをご紹介します。

【アイテム1】家の“底冷え問題”を解決するハイスペックサンダル

Teva(テバ)
「REEMBER TERRAIN」(1万4300円)

冬、家の中で過ごしていると、毎年決まって気になってくるのが「足、冷えすぎ問題」。

靴下を重ねても、スリッパを履いても、じわじわ伝わってくる床からの冷え。暖房は効いているはずなのに、足先だけずっと寒い。これはなかなかのストレスでした。

そんなとき、安くなっているタイミングで手に取ったのが、テバの「REEMBER TERRAIN」です。

まず前提として。この靴、本来は外用です。部屋履きとして使っている人はたぶん少数派だと思います。なにせ、キャンプやワンマイル、ちょっとした外出用として作られていて、その証拠に、アッパーは撥水加工が施されたリップストップ素材を使用しており、ソールもタフですべりにくいラバーアウトソール仕様になっています。

つまり、使い方としてはちょっとズレている。でも、このズレが、結果的に良かったのかもしれません。というのも、外で使う前提だからこそ、足元の作りがとにかくしっかりしているんです。

その象徴が、約25mm厚のULTRA-COMFフットベッド。床との距離がきちんと取れている感覚があって、足裏から伝わってくる冷えが、ほぼシャットアウトされます。

さらに、アッパーは中綿入りで、空気を含んだようなあたたかさ。つま先まで包まれるので、足全体が温まります。

結果、「足元が寒い」という理由で作業の手が止まることがほぼなくなりました。足先が冷えて落ち着かない、という小さなストレスが消えたおかげで、家で過ごす時間がだいぶ快適に。ちょっと厚着すれば暖房ナシでも過ごせる日が増えて、まさかの電気代節約にもつながりました。

もし同じような“底冷え問題”を抱えている人がいたら、このサンダル、ぜひチェックしてみてください。

>> Teva

【アイテム2】革靴を「また履きたい」と思わせてくれたインソール

BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
「Blue Footbed」(4950円)

靴は好きなほうだと思います。スニーカーも革靴も、それなりに揃えてきました。

ただ、ここ数年ではっきり変わったことがひとつあります。ニューバランスやサロモンといった高機能スニーカーに足が慣れすぎてしまい、革靴を履くのがどんどん億劫になってきたことです。

「今日は歩くからやめておこう」とか、「長時間は無理だな」とか。気づけば、革靴はクローゼットで待機する存在になっていました。それはさすがに嫌だなと思って、探し始めたのがインソールでした。

このインソールの核にあるのは、ビルケンシュトックが約100年かけて培ってきた“足の自然な構造を支える”という考え方。コンセプトはとてもシンプルで、「砂の上を裸足で歩くときの足の状態」を、靴の中で再現することだそうです。

その証拠に、かかと部分は深く包み込むような形状で、着地時のブレをしっかり抑制。土踏まずも、不自然に盛り上げるのではなく、足本来のアーチを下から支える感覚で設計されています。

いわゆる「フカフカしてラク」というタイプではありません。むしろ、正しい位置に足を戻してくれる、という表現のほうが近いかもしれません。だからこそ、長時間歩いても疲れにくいという理由が、少し分かった気がしました。

もうひとつ、「Blue Footbed」が優秀だと感じた理由は、フルレングスではない点にあります。かかとから土踏まずまでを支える設計なので、つま先側は靴本来のフィット感を邪魔しません。

このおかげで、既存のインソールを無理に抜かずに使える靴が多いのもポイント。出し入れもしやすく、気軽に試せる感じがあります。

最近は革靴だけでなく、コンバースのようなローテクシューズにも入れていて、「いつもの靴なのに、なんだか歩きやすい」という変化を楽しんでいます。

>> BIRKENSTOCK

【アイテム3】都心生活の正解だった、軽すぎるダウンジャケット

mont-bell(モンベル)
「プラズマ1000 ダウンジャケット」(2万7940円)

都内近郊で暮らしていると、冬のアウター選びって意外と難しいですよね。外はそれなりに寒いけれど、移動は電車が中心。ホームで待っている時間は冷えるのに、車内に入った途端、暖房と人いきれで一気に暑くなる。結果、「このダウン、ちょっとやりすぎだったかも…」という日が毎年のように訪れます。

そんな悩みをスマートに解決してくれたのが、モンベルの「プラズマ1000 ダウンジャケット」でした。

まず驚くのは、その軽さ。重量は約130g。羽織った瞬間、もはや着ていないに近い感覚です。生地には、軽くてタフな7デニールのバリスティック エアライトを使用しています。

そして、中に封入されているのは、1000フィルパワーのEXダウン。数値だけ見るとピンと来ないかもしれませんが、少ない量でしっかり暖かいのがこのダウンの強みです。

実際の使い方としては、これ1枚で出かける日もあれば、寒い日はコートの中に仕込むことも。どちらでも違和感がなく、電車移動が多い日でも暑くなりすぎない。「防寒しすぎない」という選択肢が、こんなに快適だったのかと気づかされました。

しかも、ここまでのスペックで価格はアンダー3万円。軽くて、暖かくて、着回しが効く。都心生活のリアルを考えると、かなり現実的な1着だと思います。

>> mont-bell

>> GoodsPress Web編集部員 2025年ベストバイ

<取材・文/若澤 創(GoodsPress Web)>

 

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