【クルマの年末大掃除】
年末といえば大掃除。1年間お世話になった愛車の汚れを徹底的に洗い流して新年を迎えるのはオーナーの務め。普段はGSなどで門型洗車機で簡単に済ましている洗車も、自分の手で感謝を込めてやると愛車への愛情もマシマシになること間違いナシ! ここではDIY洗車で気をつけたい掃除のポイントを紹介する。
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普段過ごす車内は思った以上に汚れているもの。乗り降りした際に持ち込んだ砂や花粉、飲食をしたときにこぼしてしまった食べ物のかけら、体が触れる部分の手垢や髪の毛などなどさまざまなものがある。
清掃作業はクルマだからといって特別な方法はなく、自宅のリビングなどと同じ感覚で行って構わないが、操作のために手や足が触れる部分についてはツヤ出し剤などで滑るような仕上げだけはしないように気を付けたい。
大掃除の道具は100円ショップで販売している家庭用おそうじグッズが便利。物足りない、役不足と感じたらクルマ用のケミカルなどを活用すればいいだろう。ここでは車内の部位ごとにお掃除のコツを解説。
【車内編】
▼シートベルト
水拭きで構わないが、汚れが気になる場合は薄めた中性洗剤で拭き上げる。体に触れる部分なので洗浄成分が残らないように注意したい。
▼天井
コロコロクリーナーなどで張り付いている髪の毛を取り除き、基本は硬く絞ったタオルで水拭き。汚れがひどければ中性洗剤も使う。
▼フロアマット
小石や砂などが目に詰まっているので、布団たたきで軽く叩いて汚れを落とす。その後、湿ったウエスで表面を拭き上げると完璧。
▼パネル&スイッチ類
パネルの隙間やくぼみに入り込んでいる汚れは100円ショップなどにある細いブラシでかき出す。ただし、ピアノブラック仕上げの場所は傷つきの恐れがあるので絶対にNG。
▼窓ガラス
ガラスと内張りの隙間などはスクレーパーにペーパータオルや薄手のマイクロファイバークロスを巻いて清掃。スクレーパーも100円ショップなどで手軽に購入できる。
■シートを洗える専用クリーナーが便利!
▼シート
水で濡らしたウエスで拭き上げるだけである程度汚れは落ちるが、目に見えるような汚れは市販のシート専用クリーナーの活用がオススメ(写真はソフト99の「ルームピア車内のシャンプー」)。
■シートの座面と背もたれの隙間はゴミの巣窟…
シートの隙間やくぼみに詰まった汚れはポータブルタイプの掃除機が手っ取り早くて確実。先端が長いもので奥の方までしっかり掃除機をかけたい。
■目立たない場所のホコリを除去すると"空気”が変わる!
▼ハンドル
ハンドルやサイドブレーキなどは目立たないだけで、手垢や手油で汚れている。滑らないようアルカリ電解水などを活用。
▼ルームミラー上部
つい忘れがちだがルームミラーの上部にはホコリがたまることが多い。ハンディワイパーが便利。
▼ペダル
靴で踏んでいる部分だけに土や砂が溝に詰まっている。ブラシで汚れをしっかりかき出す。クリーナーは滑ることがあるので専用品以外は使わない。
▼シートレール
乗り降りの際に持ち込んだ砂や乗員の髪の毛などで意外に汚れている部分。小さめのブラシや掃除機を利用すると効率的に掃除できる。
■車内の清掃に最適なマイクロファイバークロス!?
カーメイト
「高性能マイクロファイバークロス(C430)」(実勢価格:1001円前後)
車内のあらゆる部分に使えるソフトタッチのマイクロファイバークロス。デリケートなピアノブラックパネルにも使え、ナビ画面、メーターバイザーなどに利用。
※2025年11月17日発売「CarGoodsPress」108号P68-69ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/CarGoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/711924/
- Source:GoodsPress Web
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