サイトアイコン IT NEWS

初代AirPods開発時に「ピンク」や「イエロー」のカラーバリエーション検討?

初代AirPods開発時に「ピンク」や「イエロー」のカラーバリエーションが検討されていた可能性があることが明らかになりました。

Appleは初代AirPodsの開発段階において、iPhone5cと同系色のプロトタイプを製作していたと、Kosutami氏(@Kosutami_Ito)がX(旧Twitter)に投稿しています。

同氏はこれまでも、未発表に終わったApple製品試作段階のプロトタイプ画像を複数公開してきました。

「ピンク」と「イエロー」の充電ケースを確認

今回投稿された初代AirPodsのプロトタイプでは、充電ケースが「ピンク」と「イエロー」の2色となっています。

一方で、充電ケースの内側はホワイトのままで、AirPods本体も外観上はホワイトに見えます。そのため、カラーバリエーションは充電ケースの外装のみだったのか、あるいはAirPodsのステム(軸)部分などにも着色が施されていたのかは現時点では不明です。

iPhone5cと同じ5色展開を検討していた可能性も

もしこれらのプロトタイプがiPhone5cと同じカラーパレットを採用していたとすれば、「ピンク」や「イエロー」以外にも、当時iPhone5cで展開されていた「ブルー」や「グリーン」などのカラーが存在していた可能性も考えられます。

結果として製品化された初代AirPodsはホワイト一色のみでしたが、開発初期段階では、よりカジュアルでポップなカラーバリエーションが真剣に検討されていたことがうかがえます。

AirPodsに「ブラック追加」などの噂は定期的に浮上

インナーイヤー型のAirPodsについては、新モデルの登場前「ブラックなどの新色が追加される」といった噂が度々報じられてきましたが、現在に至るまで実現していません。

一方で、ヘッドホンタイプのAirPods Maxでは、発売当初から5種類の本体カラーが用意されています。

今回のプロトタイプの存在は、Appleが当初からAirPodsを“アクセサリーとしての個性”を持たせる製品として構想していた可能性を示す、興味深い事例となっています。

Photo:Apple

モバイルバージョンを終了