【クルマの年末大掃除】
年末といえば大掃除。1年間お世話になった愛車の汚れを徹底的に洗い流して新年を迎えるのはオーナーの務め。普段はGSなどで門型洗車機で簡単に済ましている洗車も、自分の手で感謝を込めてやると愛車への愛情もマシマシになること間違いナシ! ここではDIY洗車で気をつけたい掃除のポイントを紹介する。
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外装の洗車は普段から定期的に行っている人も多いだろうが、大掃除では細かな部分も徹底的にチェックしたい。
知らないうちに汚れがたまるのは凹凸部。ドアミラーや給油口、ドアやリヤゲートの開口部、フロントグリルやエンブレムなどだ。拭き掃除だけでなく、小さなブラシや綿棒などを使ってかき出すようにしてクリーニングするのも効果的。
また、普段からボンネットを開けることがなければエンジンルームにもホコリがたまっているはず。ここは水に弱い電装品もあるので拭き掃除が基本だ。
そしてタイヤは洗剤でしっかり汚れを落とした後にワックスやコーティング剤でのツヤ出しが効果的。黒々したタイヤはクルマ全体の印象を引き締める。
【車外編】
▼カーシャンプー
希釈タイプのシャンプーは原液をバケツに入れたら勢いよく水を注いでしっかり泡立てる。泡が汚れを包み込んで落とし、ボディにも優しい。
▼フロントガラス
頑固な油膜をリセットするにはガラスコンパウンドを活用。ガラスコート剤の性能を引き出し、スッキリとした視界を確保できる。
▼給油口
水やホコリがたまって意外に汚れているのが給油口。拭き掃除とともにボディ用のコーティングで汚れを付きにくくしておこう。
▼ドアミラー
鏡とユニットの隙間には砂や土ぼこりが詰まっていることが多い。写真のようにスクレーパーと薄手のウエスを併用して掃除するといい。
▼エンジンルーム
電装品もあるため水をかけるのは避けたい。ウエスでの水拭きだけでも十分キレイになり、凹凸部の汚れはブラシでかき出すといい。ボンネットの裏側も忘れないように汚れを落としておきたい。
■こんな場所も忘れずにしっかり洗浄&拭き上げをしておこう
■タイヤの汚れは致命的! ボディ以上に確実にメンテ
▼タイヤ
専用のクリーナーを使用するとスプレーした瞬間から汚れが流れ出す。このときトレッド部分には液剤ができるだけかからないよう注意しよう。(写真はリンレイの「ウルトラハードクリーナー ホイール&タイヤ用」)
■タイヤハウスも忘れずに!
■ボディ以上にクルマ全体の印象が変わるのがタイヤ、コーティング剤で最終仕上げ!
▼before
▼after
■年に一度、徹底的にやっておけば美しさが持続する
▼虫の死骸・鳥フン
カーシャンプーだけで落ちない頑固な汚れは、専用ケミカルや素材の柔らかなスクレーパー、コンパウンドなどを使用して除去する。
▼エアダスター
洗車後にボディやホイールに残った水分はエアダスターで吹き飛ばすのが時間もかからず理想的。ウォータースポットの発生も防げる。
▼エンブレム&グリル
エンブレムやグリルなど細かな凹凸の汚れには小さなスポンジや綿棒などを活用。頑固な汚れにはシャンプーやクリーナーの併用もオススメ。
■足元のオシャレで洗車が快適になる!? ロングサイズで洗車にもピッタリ!
アメトハレ
「AH-600 ロールアップレインブーツ」(4380円)
やわらか生地で折りたたみも可能。付属の収納袋に丸めてしまえ、持ち運びにも便利。雨水が入りにくいドローコード付きの履き口カバーや滑りにくいアウトソールなど洗車でも活躍する。S、M、L、LL、XLの5サイズで、カラーはブラウン、オリーブ、ブラックの3色を用意。お洒落なレインブーツで作業すれば、寒い日の洗車もきっと楽しくなる!
※2025年11月17日発売「CarGoodsPress」108号P70-71ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/CarGoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/711934/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web