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iPhone Ultra(折りたたみiPhone)の生体認証とフロントカメラの配置は?

モデル名が「iPhone Ultra」になると噂されている折りたたみiPhoneについて、搭載される生体認証機構の種類や、メインディスプレイおよびサブディスプレイにおけるフロントカメラの配置に関する新たな予想が、中国SNS「Weibo」に投稿されました。

特に、メインディスプレイ側のフロントカメラの配置については、これまで伝えられてきた情報とは異なる内容となっています。

iPhone Ultraの生体認証機構とフロントカメラの搭載位置

Apple製品に関する情報をWeiboに投稿している刹那数码氏によれば、iPhone Ultraの生体認証機構およびフロントカメラの配置は、次のようになる見通しです。

・生体認証機構はTouch ID内蔵サイドボタン
メインディスプレイのフロントカメラは右側上部に配置
・サブディスプレイのフロントカメラは上部中央に配置

ここでいう「右側上部」とは、折りたたみディスプレイを展開した際、右半分のディスプレイ領域における上部中央付近を指していると考えられます。

Touch ID内蔵サイドボタンを採用する理由

刹那数码氏は、iPhone UltraTouch ID内蔵サイドボタンを採用する理由として、製造コストの低さと操作性の良さを挙げています。

折りたたみ構造では内部スペースの制約が厳しく、Face ID用のセンサー群を画面下や複数ディスプレイに搭載する場合、部品点数やコストが増加しやすくなります。その点、サイドボタン一体型のTouch IDであれば、構造を比較的シンプルに保つことが可能です。

なお、iPhone Ultraの生体認証機構がTouch IDになる可能性については、数カ月前にアナリストのミンチー・クオ氏も指摘しており、真新しい情報ではありません。

メインディスプレイは画面下埋め込み型ではなくパンチホール?

これまで、iPhone Ultraのメインディスプレイには画面下埋め込み型カメラが採用されるとの予想もありました。しかし、刹那数码氏はパンチホールデザインになると述べています。

仮にメインディスプレイ右側上部にパンチホール型フロントカメラが配置される場合、その位置はGalaxy Z Fold7と同様のレイアウトになります。

ただし、刹那数码氏の予想の的中率はあまり高くないことに留意する必要があります。

iPhone18 Proも含め、Dynamic Islandはどうなる?

iPhone Ultraのフロントカメラがパンチホールデザインになる場合、Dynamic Islandがどのように扱われるのかも注目点です。

同時期に発表されると噂のiPhone18 Proシリーズでは、画面下埋め込み型Face IDを採用し、フロントカメラはディスプレイ左上にパンチホールで配置される可能性が指摘されています。その場合、Dynamic Island自体が廃止されるとの見方もあります。

iPhone UltraとiPhone18 Proシリーズが同時に発表されるのであれば、フロントカメラ周りのユーザーインターフェースについても、ある程度の共通化が図られる可能性は十分に考えられるでしょう。

Photo:刹那数码/Weibo, Apple Cycle(@theapplecycle)/X, Samsung

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