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アシックスの靴が家具に生まれ変わる?カリモク家具との協業で広がる新たな可能性

カリモク家具 といえば、1940年創業の老舗家具メーカー。国内製造にこだわり、確かな技術力と長年の使用に耐える品質、そしてユーザーに寄り添った製品づくりで知られる、国内屈指の存在です。近年では、「Kチェア」や「ロビーチェア」をはじめとする、1960年代に誕生した名作を復刻した「カリモク60」シリーズが高い人気を獲得。どこか懐かしさを感じさせるレトロなデザインは、カフェのようなおしゃれな空間づくりに欠かせない家具として、多くの支持を集めています。

そんなカリモク家具が2009年に立ち上げたのがKarimoku New Standard(以下、KNS)。国内外のデザイナーと、カリモク家具の職人が培ってきた技術や視点を融合し、日本の家具の新たなスタンダードとなるプロダクトを生み出しています。

また、これまで十分に活用されてこなかった北日本原産の広葉樹(カエデ、クリ、ナラなど)に着目し、積極的に製品へ採用。森林保全や林業地域の活性化といった課題に向き合いながら、持続可能なものづくりを実践している点も、KNSの大きな特徴です。

▲「Castor Lobby Sofa」

そんなKarimoku New Standardが今回タッグを組んだのが、シューズメーカーの アシックス。舞台となったのは、アシックスの東京オフィス内にあるミーティングスペース。そこで求められた“長時間でも快適に座れる理想の座り心地”を突き詰める中で、このコラボレーションはスタートしました。

着目したのは、デッドストックやサンプル品など、未使用のまま廃棄予定だったシューズの存在。それらをクッション素材として再活用することで、機能性とサステナビリティを両立した2つのプロダクトが誕生します。それが「Castor Lobby Sofa(キャストール ロビー ソファ)」と「Polar Lounge Chair L/S(ポーラー ラウンジチェア)」。

家具メーカーとシューズメーカー、それぞれの知見が交差して生まれた“座るための新しい解”。そのこだわり抜かれた座り心地、非常に気になるところです。

本コラボレーション最大の特徴は、アシックスのシューズを家具用クッション素材として再生している点にあります。ベースとなっているのは、アシックスが開発したシューズ・NEOCURVEの技術。これまで廃棄されていたシューズを原料の一部として再利用する取り組みで、2024年11月に登場したモデルです。

本プロダクトでは、その技術を応用し、シューズを分解・粉砕・分別したフォーム材(EVA)のチップを混合した綿と、フォーム材を圧縮成形した厚さ約3mmのシートを組み合わせたハイブリッド構造を採用。高い耐久性を確保しつつ、適度な柔らかさと反発性を両立しています。長時間座っても疲れにくく、思わず座り続けたくなるような快適な座り心地に仕上がっています。

また、ミーティングスペースやオフィスでの使用を想定し、混合綿の層でシート全体を包み込む構造とすることで、長期使用による型崩れを抑制。通常モデルに比べて沈み込みをマイルドにすることで安定感が増し、PC作業や会議など、集中力を求められるシーンでも使いやすい設計となっています。

▲「Castor Lobby Sofa」

「Castor Lobby Sofa」(1-Seater:24万6400~)は、ミニマルでエレガントな佇まい。1〜3-Seaterまで揃え、スペースに合わせた組み合わせが楽しめます。ナチュラルに仕上げたフレームは、オフィスから自宅まで、スッと馴染む仕上がりです。

▲「Polar Lounge Chair S」

続く「Polar Lounge Chair」(S:14万3000円~/L:20万6800円~)は、コロンとした柔らかなフォルムと、空間を引き締めるすっきりとした佇まいを併せ持つ1人用ラウンジチェア。

Sサイズは直立に近い姿勢を保ちながらも、ほどよくリラックスできる設計となっており、ミーティングや軽作業にも向いています。さらに、よりくつろぎ感を高めたアームレスト付きモデル(with Arms:17万2700円~)もラインアップされています。

▲「Polar Lounge Chair L」

Lサイズは、体を包み込むようなゆったりとした座り心地で、より深いリラックスへと導いてくれます。国産ナラ材を使用したサイドテーブル付きモデル(with Side Table L/R:22万1100円~)もラインアップされており、ドリンクや書籍を手元に置きたいときに重宝。

オフィス用途にとどまらず、自宅のリビングや書斎にも迎えたくなる佇まいです。なお、いずれのモデルにもアシックスとKNSのダブルネームによる刺繍タグがあしらわれています。

快適さの追求にサステナブルな視点も重ね合わせた本コラボレーション。オフィス家具としてはもちろん、自宅でのリラックスタイムを支える存在としても、新たなスタンダードになりそうです。

>> Karimoku New Standard

<文/GoodsPress Web>

 

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