【趣味と遊びの“新定番”】
音楽との関係は没入から「共存」へ──2026年の本命は耳を塞がない「オープンイヤー型」だ。装着ストレスから解放され、日常に音が溶け込む体験は、もはやサブ機ではなくライフスタイルの主役。その実力を厳選6モデルでジャッジ!!
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「自宅ではもっぱらオープン型。実は昨年ごろから、YouTubeを“聴く”ような使い方が日常になりました」と語る折原氏。今年は、そんな「オープンイヤー型」のイヤホンがスタンダードとなる一年に。
かつては骨伝導が市場を牽引した“ながら聴き”スタイルだが、完全ワイヤレスイヤホン型が主役だ。その背景にはShokz、JBLなどの老舗ブランドの参入と、ドライバーの大口径化による、パワフルな低音までカバーする音質向上がある。
また、スタイルは大きく二極化。最新トレンドは耳に挟む「イヤーカフ型」で、アクセサリー感覚の軽快さと着脱の手軽さが魅力。一方、耳に掛ける「フック型」は、大型ドライバーによる高音質と運動にも耐える安定性が特徴だ。
さらに、アップルがAirPodsにもANC(ノイズキャンセリング)を搭載したことで機能面での進化も加速。BOSE監修モデルやハイレゾ対応機など、選択肢も豊富。すでに高音質・ANC対応モデルを所有している人も、ワイヤレスイヤホンのサブ機としての導入がトレンドになっていくだろう。
折原一也さん
PC系出版社編集職を経て、AVライター/評論家として専門誌やWebで執筆。YouTube「オリチャンネル」も発信。
<デジタル・ガジェット編>
イヤホン
1. パワフル低音&装着感も快適なイヤーカフ型の新基準
JBL
「Soundgear Clips」(1万8700円)
耳に挟むだけで、極上のJBLサウンドが楽しめる手軽さが最高です。帽子やメガネとも干渉しにくいので、クリアな外見もオシャレで、ファッション性を重視するユーザーの最適解(折原さん)
JBL初のイヤーカフ型として登場した本機は、11mm径ドライバーによる厚みのある低音が特徴。独自の「OpenSoundテクノロジー」で音漏れを抑制しつつ、片側約6.5gの軽量設計。装着感も快適で、一日中着けていてもストレスフリーだ。
2. 装着感の王者が進化! ワイヤレス充電に対応
Shokz
「OpenFit 2+」(2万7880円)
小型でフィット感が良く装着感は最高クラス。独自の「DualBoost」技術によるクリアな中高域と、自然な低域のバランスも優秀で、オールマイティに完成度の高いモデルです(折原さん)
骨伝導の老舗ブランドが装着感に本気で挑んだオープンイヤー型イヤホン。このモデルでは新たにワイヤレス充電に対応し、利便性も向上。テレワークからランニングまで、万能に使える一台。
3. 16.2mm大型ドライバー搭載の音質極振りモデル
JBL
「Sense Pro」(2万4200円)
「オープン型は音が軽い」という常識を覆すパワフルなサウンド。角度調整で耳にピタリとハマるギミックも秀逸。音質の良さは勿論、ハードなスポーツ向けにもオススメです(折原さん)
16.2mmという規格外の大口径ドライバーを搭載した、音質特化のフック型モデル。角度調整可能なヒンジ機構により、装着時にスピーカー位置を最適化できる設計。オープン型とは思えない迫力と表現力、臨場感の揃うモデルだ。
4. アップルは「開放型×ANC×AI」という最強の布陣
Apple
「AirPods4」(ANC搭載モデル:2万9800円)
完全なオープン型とは別タイプですが、カナル型でもなくANC搭載という貴重な存在がAirPods。外音取り込みの自然さも圧倒的で、iPhoneユーザーなら迷わず選んで間違いナシ(折原さん)
耳を密閉しない完全ワイヤレスイヤホンの元祖AirPodsは、第四世代からANCを搭載。騒音低減性能もまずまずで、耳を塞がない装着ストレスのなさを両立。Apple Intelligenceと連携する「ライブ翻訳」など機能性は唯一無二。
5. LDAC対応/空間オーディオ対応の多機能モデル
Baseus
「Inspire XC1」(2万3800円)
Bose監修サウンド、Dolby Spatial Audioによる立体的な音場表現と、Knowles製BAドライバー、更にLDAC機能まで搭載。音質機能にこだわり仕様満載の注目モデルですね(折原さん)
高コスパブランドのBaseusが、まさかのBoseによる音響チューニングを採用。40時間の長時間再生に加え、独自の空間オーディオ技術も搭載。リッチな低域と広がりのあるサウンドは、価格帯を超えた完成度。
6. アンダー1万円! 「買い」のオープンイヤー型イヤホン
アンカー・ジャパン
「Soundcore V40i」(9990円)
ケースを開けずにサッと取り出せる設計が想像以上に便利。オープンイヤー型なのでスポーツ用途として、ラフに扱いたい人にピッタリ。メジャーブランドでお手軽価格の安心感も◎(折原さん)
ワンステップで使えるカバーレスデザインで、取り出しやすさを極めたオープンイヤー型。1万円を切る価格ながら、アプリによるEQ調整やマルチポイント接続など機能は充実。イヤーフック角度も4段階で調整可能で快適な装着感。
※2026年2月6日発売「GoodsPress」3月号P26-27ページの記事をもとに構成しています
<文/GoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/716303/
- Source:GoodsPress Web
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