
カフェに入ってコーヒーを注文し、いざMacBookを開いた瞬間。
窓からの直射日光が画面を直撃して何も見えない。
あるいは、店のWi-Fiが繋がらず、テザリングしようにも圏外で仕事にならない。
ノマドワーカーなら一度は経験するこの「詰んだ」状況は、運が悪かったのではありません。事前の「偵察不足」が原因です。
今回は、私が国内外のカフェを渡り歩く中で確立した、iPhoneアプリを使って「仕事ができる席」を科学的に確保する方法を紹介します。
1. Macの大敵「直射日光」を予知する『Sun Surveyor Lite』
MacBookなどのアルミ筐体のPCにとって、直射日光は天敵です。
画面が見えなくなるだけでなく、本体が熱を持ち、動作が重くなり、最悪の場合は高温でシャットダウンします。
「今は日陰だから大丈夫」は危険です。
2時間後に太陽がどう動くかを予測しなければなりません。そこで役立つのが無料アプリ「Sun Surveyor Lite」です。
使い方は簡単です。
席を決める前にアプリ内の「3Dコンパス」を起動し、iPhoneを目の高さに構えて座りたい席の方角を向きます。
すると、カメラの映像に重ねて「太陽の軌道(黄色い線)」が表示される仕組みです。
「今は大丈夫だけど、15時にはこの席に西日が直撃するな」
このように未来の日当たりを可視化できれば、最初から壁側の席を選ぶなどの対策が打てます。席移動の手間や、作業中断のリスクをゼロにする必須テクニックです。
実際にこのアプリを活用し始めてから、無駄な移動がなくなって、カフェで集中できるようになりました。
2. Wi-Fi全滅時の命綱を確認する『OpenSignal』
「Wi-Fiあり」と書かれた店でも、回線速度が極端に遅かったり、接続が不安定だったりすることは日常茶飯事です。
その時、唯一の逃げ道となるのがiPhoneの「テザリング」です。
しかし、そもそも携帯キャリアの電波が弱いエリアでは、その命綱すら断たれてしまいます。
ここで活躍するのが「OpenSignal」というアプリです。
マップ機能を開いて自分が契約している通信事業者(キャリア)を選択すると、そのエリアの電波強度がヒートマップで表示されます。
もし店の場所が「赤色(弱い)」や色が薄いエリアであれば、Wi-Fiがダメだった瞬間に仕事が終了することを意味します。
特に海外ではWi-Fiが不安定な場所が多いです。
そのため、常に私はテザリングの上限がなく(または大容量)通信速度が速いSIMカードを現地で購入しています。
OpenSignalで事前にキャリアの電波状況を調べておけば、リスクヘッジになります。
3. 秒で判断する標準アプリ『コンパス』と『マップ』
意外に使えるのが、iPhone標準の「コンパス」と「マップ」です。
コンパスを起動して「南」の方角を確認するだけで、「あの大きな窓は南向きか。午後は温室のように暑くなるな」みたいに直感的な判断ができます。
また、マップアプリを「航空写真」モードにすれば、周囲のビルの並びを確認できます。「このテラス席は、隣の高いビルが午後の日差しを遮ってくれそうだ」といった推測が、指先ひとつで可能になるのです。
結論:iPhoneは「最強の偵察ツール」
快適なノマド環境は、偶然手に入る可能性は少ないです。
iPhoneという高精度のセンサーとデータ通信機を使えば、環境を測定しつつコスパのいい場所が特定できます。
MacBookを開く前に、まずはiPhoneを掲げる。
このひと手間が、集中力と生産性を守る防御壁となるはずです。
ちなみにiPhoneをフル活用すると、どうしてもバッテリー問題が出てきます。そんな時は「4.98ミリの「世界最薄級」モバイルバッテリー」が便利です。
ぜひ、あなたのノマドライフに活用してみてください。
- Original:https://iphone-mania.jp/app-600263/
- Source:iPhone Mania
- Author:茂木太郎