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あんなモノまでマキタ!暮らしを広げる“工具じゃない”ガチ電動ギア6選

【大“電動化”時代到来!特集「バッテリー」】

スマホやEVをはじめ、バッテリーは生活のあらゆる場面に入り込み、いまや私たちの暮らしはそれなしには語れないといっても過言ではありません。一方で、身の回りの製品を見渡すと、当然ながらバッテリーは機種ごとに専用設計となっていることが多く、使える範囲が限られてしまうのも事実。

もしひとつのバッテリーを、複数の道具で共有できたとしたらどうでしょうか。そんな「バッテリーの共通化」という発想を、いち早く形にしてきたブランドがあります。それがMakita(マキタ)です。

電動工具のトップブランドとして知られる同社ですが、その強みは工具そのものだけではありません。長年磨き続けてきたバッテリープラットフォームは、いまや工具の枠を超え、掃除機や電子レンジなど、暮らしの道具へと広がっています。

■汎用性か、ハイパワーか。マキタのバッテリープラットフォームをざっくりおさらい

マキタ製品の特長は、バッテリーを共有できる点にあります。工具も生活家電も、対応するプラットフォームが同じであれば、バッテリーを差し替えて使うことが可能です。

現在の主力は、対応製品数が豊富な「LXT18V」シリーズと、より高出力な「XGT(40Vmax)」シリーズの2系統。それぞれ性格が異なり、用途に応じて選べます。

▲「18Vリチウムイオンバッテリ(A-60464)」(2万6840円)

対応製品数が豊富な定番シリーズ。工具はもちろん、クリーナーやアウトドア向け製品まで幅広く展開されており、汎用性の高さが魅力です。導入コストも比較的抑えやすく、はじめてマキタ製品を揃えるなら検討しやすい選択肢といえます。

▲「40Vmaxリチウムイオンバッテリ(A-77263)」 (8万7120円)

より高出力を求めるならこちら。高負荷な作業やパワーを必要とするモデルに対応するシリーズで、余裕ある出力が特長です。18Vのモノより値は張りますが、そのぶんパフォーマンス重視のユーザーに適した仕様となっています。

■makitaロゴがなんとも洒脱!日常使いできるマキタの電動ギア6選

実はマキタには、プロ向けモデルに採用される“マキタブルー”と、DIYや一般向けモデルに用いられる“マキタグリーン”というカラーの違いがあります。一般的には、青=高性能・高耐久のプロ仕様、緑=コストパフォーマンスを重視したDIY向けという区分です。

もっとも、現在はラインナップが多様化しており、色だけで単純に性能を判断できるわけではありません。用途に応じて、シリーズや型番を選ぶことが重要です。

その前提を踏まえつつ、ここでは日常やアウトドアで活躍する電動ギアを6点ピックアップ。工具メーカーならではのタフさと実用性を備えたモデルを紹介していきます。

【アイテム1】電動回転ブラシでカーペットに潜むゴミを一気にかき出す!

「充電式クリーナ CL004G」(5万5000円 ※バッテリー及び充電器別売り)

▲バッテリー&充電器付きは9万3610円

マキタの家電を象徴するアイテムといえばコードレスクリーナー。その最新モデルとして2025年に登場したのが「CL004G」です。40Vmaxシリーズ初の電動回転ブラシを搭載し、毛足の長いカーペットに絡みついたゴミまでしっかりとかき出しながら吸引。押し進めるだけでブラシが推進力を生み、軽い力でも効率よく掃除できます。

ノズルには高耐久モーターを採用し、プロの現場にも対応できる堅牢な設計。ブラシは3種類の毛材を組み合わせ、ゴミを取り込みやすい構造としています。また、床検知スイッチにより、床に接地したときのみ回転ブラシが作動する仕組みで、取り回しも実にスムーズ。

なお、排気ルートには吸音スポンジを配置し、66dB(A)まで騒音を抑制しています。サイクロン部にも騒音低減構造を採用するなど、パワーと静粛性を両立。ブラシはツールレスで着脱でき、メンテナンス性も良好です。

【アイテム2】夏も冬も大活躍。−18℃〜60℃対応の保冷温庫

充電式保冷温庫「CW004G」(10万7250円 ※バッテリー及び充電器別売り)

▲写真のZ(青)のほか、ZO(オリーブ)もラインナップ

−18℃の冷凍から60℃の保温まで対応し、夏場は冷えた飲料を、寒い時期は温かい飲み物をキープできる保冷温庫。40Vはもちろん18Vバッテリーにも対応し、現場やアウトドアでも電源を気にせず使えるのが強みです。また、バッテリー使用時は防水保護等級IPX4に対応し、多少の雨や水しぶきがかかる環境でも使いやすい設計となっています。

なお、容量は扱いやすい29Lサイズ。500mLペットボトルなら約30本、2Lペットボトルは立てたまま収納可能です。仕切り板を使えば左右で異なる温度を設定できる“2部屋モード”に切り替わり、冷凍と冷蔵を同時に運用することもできます。

両側から開閉できるドアは取り外しも可能で、車内・車外どちらからでも出し入れしやすい設計。キャリーハンドルやドレンコックなど実用的な機能も充実しています。AC電源やシガーソケットにも対応するため、据え置きでも使える仕様。冷蔵庫の機能をそのまま持ち運べる一台です。

【アイテム3】電源のない場所でも温かいご飯や飲み物が楽しめる

充電式電子レンジ「MW001G」(12万1000円 ※バッテリー及び充電器別売り)

40Vmaxバッテリーで駆動する充電式電子レンジ。コンセントのない建築・建設現場や車内、災害時などでも弁当や飲み物を温められるのが最大の特長です。庫内容量は8Lで、大きめの弁当も収納可能。フラットテーブル構造のため、庫内の掃除もしやすく設計されています。

出力は最大500W(短時間高出力機能)。BL4080F(8.0Ah)バッテリーを2本装着した場合、冷蔵弁当を約11回、200mLの飲み物なら約20回温められる目安となっています。約8分後には自動で350Wへ切り替わるなど、バッテリー駆動を前提とした制御も組み込まれています。

本体は折りたたみ式ハンドルを備え、持ち運びも想定した設計。転倒時停止機能や扉開閉保護機能など、安全面にも配慮されています。さらにUSB出力(Type-A)を搭載し、モバイル機器の充電にも対応。40Vmaxバッテリーは草刈機やクリーナー、保冷温庫など多彩な製品と共通で使えるため、プラットフォームの拡張性という点でも象徴的なモデルといえます。

【アイテム4】無骨なコーヒーメーカーはあえて自宅のインテリアとしても◎

充電式コーヒーメーカー「CM501D」(1万6720円 ※バッテリー及び充電器別売り)

電源のない場所でも使える充電式コーヒーメーカーですが、あえて自宅に置くのも悪くありません。工具ブランドらしい無骨なデザインは、インダストリアルな空間やガレージ風のインテリアとも好相性。

使い勝手は意外なほどオーソドックス。カフェポッドに対応し、抽出後はそのまま処理できる手軽さも備えています。レギュラーコーヒーも使用でき、ペーパーフィルターは不要。取り外し式の給水タンクを採用しているため、本体を濡らさずに給水できるなど、日常使いを前提とした設計になっています。

いわば「バッテリーで動く」という点以外は、ごく普通のコーヒーメーカーと変わりません。だからこそ、自宅のキッチンやガレージに置いても違和感がないのです。18V/14.4V/10.8Vスライド式バッテリーに対応し、屋外や現場はもちろん、ベランダやデッキでも気軽にドリップ可能。無骨な外観と実用性を兼ね備えた、マキタらしい一台です。

【アイテム5】袖なしでもしっかり暖かい。前後4ヶ所発熱のあったかベスト

充電式暖房ベスト「CV202D」(2万1010円 ※バッテリー、バッテリーホルダー、充電器別売り)

マキタがアパレルを手がけていると聞くと、少し意外に感じるかもしれません。「CV202D」は、バッテリーで発熱する充電式の暖房ベスト。首元までしっかり暖める設計で、寒い現場や屋外作業を快適にサポートします。

発熱体は前後あわせて4ヶ所。広範囲を効率よく暖め、Highモードでは背中部分で体感約プラス10℃(※−5℃環境下測定)の温度上昇が見込めます。

温度は3段階で切り替え可能。18V/14.4V/10.8V系バッテリーに対応し、使用するバッテリー容量によっては長時間の連続使用も可能です。

袖がないベストタイプのため、上着の下に着ても動きを妨げにくいのが強み。作業時はもちろん、アウトドアや園芸、通勤時の防寒としても使いやすい設計です。

裏地にはフリース素材を採用し、電源OFF時でも一定の保温性を確保。バッテリーとホルダーを外せば洗濯乾燥機にも対応します。

【アイテム6】ブルーが映える。マキタのeバイクは最長132km走行可能なタフ仕様

電動アシスト自転車「BY001G」(32万7800円 ※バッテリー及び充電器別売り)

工具や園芸機器で使っている40Vmaxバッテリーを兼用できる電動アシスト自転車。マキタらしいブルーの車体は視認性が高く、街中でもひと目でそれと分かる存在感があります。

アシストは弱・中・強の3モードを搭載。弱モードならBL4080Fのバッテリー装着時で最大約132kmの走行が可能とされ、長距離移動にも対応します。砂利道や坂道でも安定した走行を支える肉厚タイヤを採用し、3段階ギヤ変速も備えるなど、実用性を重視した設計です。

前カゴ(耐荷重6kg)やリヤキャリア(耐荷重27kg)を備え、資材や荷物の運搬にも対応。バッテリーボックスはワイヤー鍵で施錠可能です。防水保護等級IPX4(バッテリー使用時)に対応し、屋外での使用も想定されています。

*  *  *

マキタ=工具というイメージが強いかもしれませんが、実はライフスタイルを支えるアイテムも豊富にそろっています。すでにマキタ製品を使っているなら、バッテリーを共有できる点も大きな魅力。買い足せば、すぐに使い始められます。

無骨でタフなデザインは、日常使いはもちろん、アウトドアや防災の備えとしても頼れる存在。工具メーカー発の“バッテリーギア”、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

>> makita

>> 大“電動化”時代到来!特集「バッテリー」

<取材・文/若澤 創(GoodsPress Web)>

 

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