
廉価なエントリーレベル向けのMacBook Neoが発表されましたが、Mac以外のノートパソコンと比べて、その性能はどの程度なのでしょうか。価格が近く、MacBook Neoの競合になりそうな非Macのノートパソコンを複数ピックアップして比較してみましょう。
ライバルはLenovo、ASUSあたりか
MacBook Neoは、手の届きやすい価格とポップなカラーバリエーションが大きな魅力ですが、WindowsやChromebook陣営のノートパソコンと比べると、実力はどうなのでしょうか。
今回、競合するノートパソコンとして、Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(14型 AMD)、ASUS Vivobook 14(X1405VA)、Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)の3機種を選びました。いずれも価格帯は10万円〜12万円前後で、14インチクラスのモデルです。
MacBook Neoと3機種のCPU性能を比較
MacBook Neoと、Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(14型 AMD)、ASUS Vivobook 14(X1405VA)、Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)の4機種について、CPU性能を中心に比較しました。
結論からいえば、シングルコア性能はMacBook NeoのA18 Proが最も強く、一方でマルチコア性能はRyzen 7 8845HSを搭載するIdeaPad Slim 5 Gen 10が最も有利です。ASUS Vivobook 14 X1405のCore i7-13620Hはその中間に位置し、Chromebook Plus Gen 10のKompanio Ultra 910はChromeOS機としては健闘しているものの、CPU総合力では上位3機種に一歩譲ります。
4機種の主な仕様比較
| 項目 | MacBook Neo | Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD) | ASUS Vivobook 14 X1405 | Lenovo Chromebook Plus Gen 10 (14型 MediaTek) |
|---|---|---|---|---|
| OS | macOS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | ChromeOS |
| CPU / SoC | Apple A18 Pro | AMD Ryzen 7 8845HS | Intel Core i7-13620H | MediaTek Kompanio Ultra 910 |
| CPU構成 | 6コア(高性能2+高効率4) | 8コア16スレッド | 10コア16スレッド (Pコア6+Eコア4) | 8コア |
| メモリ | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 256GB SSD(512GBにアップグレード可能) | 512GB SSD | 512GB SSD | 256GB UFS 4.0 |
| ディスプレイ | 13.0インチ Liquid Retina 2408×1506 | 14型 OLED | 14.0型 1920×1200 | 14型 |
| 重量 | 1.23kg | 約1.39kg | 約1.6kg | 約1.26kg |
| 価格帯 | 99,800円〜 | 約119,900円〜 | 約109,800円〜 | 約115,280円〜 |
CPU性能の比較
CPU性能を比較するうえで重要なのは、単純なコア数だけではありません。アプリの起動やブラウザの反応速度、文章作成などの快適さに影響しやすいシングルコア性能と、動画書き出しや重い処理の同時実行に強いマルチコア性能の両方を見る必要があります。
| 機種 | CPU | シングルコア性能 | マルチコア性能 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| MacBook Neo | Apple A18 Pro | 非常に強い | 高い | 日常動作の軽快さが魅力 |
| IdeaPad Slim 5 Gen 10 | Ryzen 7 8845HS | 高い | 最も強い | 重い作業に最も向く |
| ASUS Vivobook 14 X1405 | Core i7-13620H | 高い | 高い | 無難に強いバランス型 |
| Chromebook Plus Gen 10 | Kompanio Ultra 910 | 健闘 | やや控えめ | ChromeOS用途では十分高速 |
シングルコア性能はMacBook Neoが優勢
シングルコア性能では、MacBook NeoのA18 Proが最も有利です。アプリ起動、ブラウザ表示、文章作成、軽い画像編集など、日常用途での「キビキビ感」は4機種の中でも特に優秀といえます。
そのため、CPUの絶対的なコア数が多くなくても、普段使いではMacBook Neoの体感速度に満足するユーザーは多いはずです。
マルチコア性能はIdeaPad Slim 5 Gen 10が優秀
Ryzen 7 8845HSを搭載するIdeaPad Slim 5 Gen 10は、マルチコア性能で最も有利です。8コア16スレッドという構成により、複数アプリの同時利用や重めの処理、長時間の負荷がかかる作業に強みがあります。
写真編集や動画書き出し、複数ブラウザタブを開きながら作業するような使い方では、MacBook Neoよりも余裕を感じやすい場面があるでしょう。
MacBook Neoはやはり悪くない
MacBook Neoは、CPU性能、コンパクトさ、カラーバリエーション、ディスプレイのいずれを取っても優秀だと言えます。
今回比較した3つの非MacノートパソコンとMacBook Neoの大きな違いは、Appleがソフトウェアとハードウェアの両方を自社開発している点です。そのため、ハードウェアがソフトウェアに高度に最適化されていることが、大きな強みだと言えるかもしれません。
結論として、MacBook Neoは同価格帯のライバルデバイスと比べても、かなり魅力的な選択肢となっているのではないでしょうか。
Photo: Apple, Lenovo (1), (2), ASUS
- Original:https://iphone-mania.jp/mac-600818/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi