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不審な動きも検知する最新「防犯カメラ」6選【日常から始める防災&防犯グッズ】

【日常から始める防災&防犯グッズ】

防犯意識の高まりから、防犯カメラの需要も増え、ワイヤレス化や顔検知装備など、性能も日々進化を続けている。価格帯も1万円以下の比較的安いものから揃っているので、チェックしてみよう。

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昨昨年来、家庭用防犯カメラを取り巻く環境は激変した。相次ぐ事件等の発生を受け、防犯カメラは「特別な設備」から、日常の安心を支える「必須ギア」と立ち位置を変えている。

そんな防犯カメラの最新トレンドの筆頭はソーラーパネル搭載による完全ワイヤレス化である。

「配線不要となって、工事不要の導入も可能です。特に角度調整可能なパネル分離型は、年間を通じて電源供給も安定しますね」と語るのは、自宅で10台以上の防犯カメラを稼働させる折原さん。

もちろん、常時録画を重視するなら電源モデルも引き続き人気で、設置場所に応じた使い分けも視野に入る。

画質面では、4K化に加え、望遠と広角を組み合わせた「デュアルレンズ」による死角なき監視や、スポットライトに頼らず昼間のような色彩を再現する「超高感度センサー」が重要視されている。動体検知とスマホ通知にも対応はもちろん、「ハイエンドモデルは、顔認識によって不審人物を記録するシステムとしての進化し始めています」(折原さん)と、オフィスさながらの防犯体制も整えられる。

録画先もSDカードから、盗難に強いクラウドや宅内サーバーまで選択肢は様々。まずは手頃な1台からでも設置し、犯罪者に隙を見せない抑止力から始めてもいいだろう。

AV機器評論家
折原一也さん
PC系出版社編集職を経て、AVライター/評論家として専門誌やWEBにて執筆。YouTube「オリチャンネル」も発信。

1. 固定式カメラと追尾式カメラが死角を排す

アンカー·ジャパン
「Eufy eufyCam S4」(3万9990円)

ひとつの設置箇所で広域監視と特定箇所のズーム録画を同時にこなす合理的な設計。別売りの「Eufy HomeBase S380」使用で、顔認識AIや最大16TBのHDD拡張が可能と本格環境も構築可能です(折原さん)

固定式広角と追尾式360°の2つのカメラを搭載した4Kモデル。最大8倍のズームに対応し、遠くの被写体も鮮明に記録する。本体上面にソーラーパネルも一体化し、太陽光による半永続的なバッテリー駆動を実現した一台だ。

▲高感度センサーが薄暗い敷地入口を的確に描写。デュアルレンズによるズーム時も、人相までクリアに映す

2. テレビドアホンと繋がる安定の運用

パナソニック
「モニター付き屋外カメラ VL-CV100K」(実勢価格:5万5000円前後)

工事必須ではありますが、セットアップ済みで出荷、スマホ操作に不慣れな家族でもモニターで外の様子を確認できる安心感は格別。国内大手メーカーらしい製品ですね(折原さん)

防水対応の屋外カメラと、ワイヤレスで連携する屋内モニターを組み合わせたパッケージ。ACアダプター給電、ドアホン感覚でも活用できるスタイルは唯一無二。スマホアプリからカメラへのアクセスにも対応している。

3. 小型+カスタマイズ対応が強力

SwitchBot
「SwitchBot 屋外カメラ」(1万1980円)

SwitchBotといえば、同社のセンサー・ロボット類を共通アプリでカスタマイズできることが最大の特徴。カメラの検知をトリガーに、室内灯が点灯するので、防犯シナリオも構築可能です(折原さん)

1080pのHD画質と10000mAhの大容量バッテリーを搭載。AIが人やペットを識別し、夜間は内蔵のスポットライトによりカラーで記録する。IP55の防水性能で屋外でも安心、別売のソーラーパネルにも対応可能だ。

▲検知と同時に点灯するスポットライト。夜間のカラー録画を可能にし、不審者への抑止力にもなる

4. デュアルレンズと分離パネルを搭載!

TP-Link
「Tapo C645D KIT」(2万8380円)

パネルを屋根上、カメラを玄関ポーチなどに配置できる点が日本の住宅に最適。IP65の防水防塵性能とAI検知も搭載で、価格帯で最高クラスの設置自由度と実用性です(折原さん)

300万画素の2Kに対応したバッテリー駆動カメラ。固定の広角レンズとパンチルトレンズによる追尾で360°をカバー。付属の分離型ソーラーパネルは最大4mの延長が可能で、日当りもカバーしやすいモデルだ。

5. IP67防水を備えた極小最強コスパ機

アトムテック
「ATOM Cam 2」(4780円)

電源駆動のモデルで機能面ではシンプルですが、最大の特徴は価格の安さ。複数台導入してすべてのカメラで24時間録画を目指すのなら、隠れたオススメ機です(折原さん)

フルHD画質とIP67の防塵・防水性能を、手のひらサイズに凝縮。高感度センサーにより、わずかな光でもカラー撮影が可能な「カラーナイトビジョン」を搭載。エッジAIによる動体検知も標準装備する。

6. AI顔認識ソリューションが揃う

アンカー·ジャパン
「Eufy eufyCam S3 Pro 2-Cam Kit」(5万9990円)

カメラではなく専用ハブを核に2台のカメラを集中管理し、顔認識でAI解析をする本格派。価格も最高クラスですが、防犯サービスの長期運用を考えているならむしろ割安です(折原さん)

ソーラーパネル一体型の4Kカメラ2台とハブのセット。家庭内に設置できるハブはストレージ増設も可能。また、顔認識AIで来訪者や不審者を記録と、一歩上のセキュリティシステムを構築できるモデルだ。

>> 特集【日常から始める防災&防犯グッズ】

※2026年3月6日発売「GoodsPress」4月号P78-79ページの記事をもとに構成しています

<文/GoodsPress編集部>

 

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