【バッグ迷子からの脱却白書】
黒リュックは、オンオフ問わず使える汎用性の高さという意味でも人気なのは分かります。でもちょっと無難すぎません? 休日におしゃれをした時、背中だけは重い"黒”って少々野暮ったい。
せっかくなら、リュックもファッションの一部として、差し色と考えてみませんか。そう、オフの時こそあえてカラフルなリュックを選ぶ。例えば1980~90年代っぽさを感じる、古着な雰囲気を持つカラフルなリュックなんていいかも。
仕事用としては難しいかもしれないけれど、中に入れる荷物は休日仕様にして、“古着カラー”なリュックでおでかけ。見た目も気持ちも明るくなる、そんなリュックをご紹介。
■Cotopaxi「Tasra 16L Backpack - Del Día」(1万5400円)

南米アンデス山脈にある山の名前が由来のCotopaxi(コトパクシ)。「Gear for Good」(良質なギアで社会に貢献する)をコンセプトに2010年代に米ユタ州で創業した新進気鋭のブランドです。その特徴はなんといっても、カラフルなこと。中でも他社工場の残布を使った“Del Día(デルディア)”コレクションは、色の組み合わせがすべてオンリーワンなクレイジーパターンが魅力です。
「Tasra 16L Backpack」は、日々の通勤通学を想定してデザインされたリュックで、パッド入りのノートPC用スリーブやボトルや折りたたみ傘に最適な左右のメッシュポケット、フロント上部の収納部内側にファスナーポケットを備えるなど機能性は問題なし。本体からファスナースライダーまでパーツすべてが異なるカラーで、しかも軽量。見ただけで楽しく軽やかな気分になること間違いなし。
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■L.L.Bean「トレイル・モデル・デイ・ハイキング・パック」(1万5400円)
1912年創業のアメリカを代表する老舗アウトドアブランド、L.L.Bean(エル・エル・ビーン)。その特徴はやはりベーシック。流行りのスタイルが変わっても、流行りの色が変わっても、誰もが取り入れやすいベーシックさこそL.L.Beanの魅力のひとつです。だからこそ、90年代アウトドアファッションの空気を感じる、今で言うなら古着なカラーリングのリュックもしっかりラインナップしています。
その見た目から“ブタ鼻”とも言われるピッケルホルダーが付いたレトロなデザインのこのリュック。黒もあるんですが、休みの日に背負うなら、やっぱり明るめな青や赤がオススメ。外観はシンプルながら、内側左右にボトル用メッシュポケットや、キークリップ付きのメッシュファスナーポケットが付いているなど、使い勝手も問題なし。古着スタイルにもしっくりくるリュックです。
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■CHUMS「スプリングデール25」(1万9580円)
アウトドアアクセサリーブランドとして1983年に米ユタ州でスタートしたCHUMS(チャムス)。マスコットのカツオドリ“ブービーバード”は誰もが一度は見たことがあるのでは。現在はアクセサリーだけでなく、アウトドアファッション全般をそろえる総合アウトドアブランドとして人気です。そして特徴は、なんといってもポップなカラーリングが多いこと。
スタンダードなスタイルのバックパックである「スプリングデール25」にもクレイジーパターンがラインナップしていて、赤と青の色使いは街でも目立つこと間違いなし。フロント上部のポケット内部は小物を小分けして入れられるオーガナイザーになっていたり、本体と同じくクレイジーパターンになっているウエストベルトは外して単体でウエストポーチとして使えるなど、さまざまなシーンで活躍してくれる仕様になっています。
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■JanSport「SMALL SEATTLE PACK - JELLY KELLY」(1万5400円)
1967年に米ワシントン州シアトルで創業したJanSport(ジャンスポーツ)。アウトドア用本格バックパックから始まったブランドですが、定番は1984年発売の「スーパーブレイク」。学生が通学用に使う“キャンパスバッグ”の元祖と言われていて、発売翌年には全米で1万個以上売り上げ、現在も販売されている超ロングセラーモデルです。このことからも、世界的にもブランドのイメージはやはり通学用のシンプルなリュックかもしれません。
「SMALL SEATTLE PACK」もその流れをくむモデルのひとつ。創業当時に登場した「SUPER SACK 1」を現代のライフスタイルに合わせてアップデートした“レトロシリーズ”の「SEATTLE PACK」を普段使いしやすくサイズダウン。すっきりした見た目ながら、両サイドにはボトルポケット、フロント上部のファスナーを開けるとガジェット収納に最適なメッシュポケット、メイン収納部にはパッド付きのPCスリーブなど、使い勝手は上々。なにより大きなJanSportのロゴが古着感満点です。
>> JanSport
■master-piece「Defend バックパック No.03020」(2万7500円)
豊富なラインナップで今や日本を代表するバッグブランドのひとつとなったmaster-piece(マスターピース)。数あるバッグの中でも、目を引くのはスクエアなカタチで手持ちトートとしても使える「Defend バックパック」の赤と青のバイカラー。底面まで伸びるハンドルの黒で仕切られ色分けされたカラーリングが楽しげな一品です。
素材には、コットンのような見た目ながら軽く頑丈なポリエステル・オックスを使用。発色がいいアウトドアな雰囲気に染めた後、撥水加工が施され、さらに裏面をPVCコーティングしているので、雨の日でも安心です。大きく見えますが、12cmと実は薄マチなので、すっきり背負えるのも魅力。少しだけくすんだ赤と青がレトロさも醸し出しています。
>> master-piece
■OverLab「large backpack」(1万9800円)
役目を終えたアウトドア用品を新たな製品へと生まれ変わらせる韓国初のアップサイクルブランド、OverLab(オーバーラボ)。このリュックも、パラグライダーのナイロン製キャノピー(翼部分)を再利用して作られています。だから色味も、使用するパラグライダーによって微妙に異なるとか。ナイロンが持つ光沢感と再利用品ゆえのくすみ感は、90年代っぽさ全開。
メイン収納部以外に、前面には縦にファスナーが付けられた大きな収納スペースがあり、入れた荷物がこぼれ落ちないように仕切り布が付けられています。ちなみにファスナーの引き手も、パラグライダーのライン(ヒモ)が再利用されていて、どの色になるかはお楽しみ。アップサイクルブランドらしい魅力を備えたリュックです。
>> OverLab
■FREITAG「F44 WALTER」(2万9600円)
1993年、使用済みのトラックの幌を再利用して作ったメッセンジャーバッグから始まったスイスのFREITAG(フライターグ)。以来、リサイクル素材やアップサイクル素材を使うだけでなく、さらにリサイクル可能なバッグを作り続けています。だからこそ、どのバッグも世界にひとつだけのカラーとなることがポイントで、FREITAGのトラックタープ製リュックで最もコンパクトな「F44 WALTER」もそのひとつ。
ストラップはかなり長くなっていて、片方を伸ばして、もう片方を短くして折りたたみ面テープで留めたら、ボディバッグのように使えます。内部はシンプルな構造で、背面側に小さなポケットがひとつ付けられているだけ。小さいからこそ、手持ちでもボディバッグのようにも使える。荷物の量やその日のスタイルに応じて持ち方を変えられるリュックです。
>> FREITAG
■OUTDOOR PRODUCTS「452Q COLOSSAL SOLID」(1万5400円)
1973年に米ロサンゼルスでスタートしたOUTDOOR PRODUCTS(アウトドア プロダクツ)。70年代後半に誕生した「452U」というシンプルで軽くて頑丈なリュックがアメリカの若者に支持され、デイパックのスタンダードとなりました。「452U」は現在も発売されるロングセラーモデルですが、サイズ違いもたくさん発売されています。そして最大サイズとなるのが、こちらの「452Q COLOSSAL SOLID」です。
容量は驚異の71.3L。しかも、大きいからといって仕様が通常サイズと変わらないところも魅力。素材にはコーデュラナイロン、ファスナーはYKKと、手にしやすい価格ながら仕様は本格派。大きなスーツケースレベルの容量だから、どれだけ多くの荷物を入れてもパンパンにはできないほどですが、むしろクシャッとラフに背負うというのもアリですよ。
■MILLET「クラシック クライム バックパック」(1万4300円)
1921年創業のフランスのアウトドアブランド、MILLET(ミレー)。キャンバストートから始まったブランドですが、その後は山岳向けのテクニカル製品を手掛け、現在も世界中の登山愛好家から支持されています。このリュックは、1980年代のクライミングザックからインスパイアされたデザインで、さらにミレーの歴史で象徴的なカラーが採用されています。
雨蓋仕様のシンプルさとは裏腹に、内部にはPC用スリーブがあり、雨蓋を閉めたままでも取り出せるようサイドにファスナーが付けられています。またフロントのバンジーコードが付いた部分はスマホや折りたたみ傘などを入れられるポケットになっていたり、雨蓋内側にはメッシュポケットが付いているなど、実は普段使いもしやすくなっています。撥水加工が施された素材は発色が良く、パープル以外のレッドやブルーもビビッドさでは負けていません。80~90年代のビビッドカラーが主流だったアウトドア用品らしさが蘇ったリュックです。
>> MILLET
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季節はこれから暖かくなってきます。そんな時、休日まで黒リュックだと雰囲気も暑くなっちゃうかも。せっかくならカラフルな古着カラーのリュックをファッションのアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
<文/円道秀和(GoodsPress Web) 写真/高橋絵里奈>
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- Source:GoodsPress Web
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