大阪が誇る、自慢の地元パンがあります。
駅や商業施設で見かける、あの小さな「ミルクパン」。1946年創業の『クックハウス』で販売され、1日3,000個売れることもある定番商品です。大阪の暮らしに溶け込んできた、その味をあらためて紹介します。
創業1946年。大阪とともに歩んできたパン屋さん

老舗ベーカリー『クックハウス』は現在、大阪市内の主要駅を中心に、大阪や奈良で20店舗を展開しています(2026年2月時点)。毎日なんと約7,000人が利用しているそう。
駅ナカや駅近に店舗があるため、通勤や通学の途中に立ち寄る人も多く、まさに“大阪の日常”に根づいた存在。特別な日に行くパン屋さんというより、毎日の暮らしにそっと寄り添うパン屋さんです。
1日3,000個売れる! 名物「ミルクパン」はなぜそんなに売れる?
数ある商品の中でも不動の人気No.1が「ミルクパン」です。
1990年代から販売され、今も1日3,000個売れることがある看板商品です。
カスタードクリームを折り込んだ、ひとくちサイズのパン。ふんわり軽い生地にやさしい甘さが重なります。手で割ると、しっとりとした断面とほのかな甘い香り。朝食にもおやつにも、日常に寄り添うパンです。
ついもう1個手が伸びてしまう。その素朴なおいしさが30年以上愛され続ける理由なのかもしれません。
製造のこだわりが、あのふわふわ感を生む
ミルクパンの中には、カスタードクリームが4層に折り込まれています。その層をきれいに保つため、工程はとても丁寧。クリームがつぶれないように生地を扱い、ひとつひとつ慎重に仕上げているそうです。
この4層があるからこそ、生地とクリームがやさしく重なり合い、あの軽やかな口どけが生まれます。シンプルに見えて、実は手間のかかったパンなのです。
ミルクパンから生まれた、大阪土産「おかんぱん」
そんなミルクパンから生まれたのが「おかんぱん」。大阪の定番土産を目指して登場しました。おかんの顔を一つひとつ手作業で焼き印されているのが魅力! 地元で愛されてきた味を、“持ち帰れる大阪”として提案しています。
大阪で長く愛されてきたミルクパン。派手さはなくても、日常に寄り添うおいしさがあります。自慢したくなる地元パンとして、これからも大阪の暮らしとともにあり続けるのでしょう。
(撮影・文◎フードアナリストあい)
クックハウス(株式会社ダイヤ)
※大阪難波駅や阪急三番街、あべのキューズモール、あべのハルカス近鉄他、さまざまな場所で購入可能
●著者プロフィール
- Original:https://www.goodspress.jp/columns/719311/
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