プロ御用達や、プロも憧れるといった言葉を聞くと、メーカーの宣伝文句と思う人もいるかもしれないが、ドイツのコーヒーグラインダーブランド「Mahklonig(マールクーニック)」は間違いなくプロ御用達です。なぜなら、WBC(ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ)という大会で、マールクーニックの「EK43」が公式グラインダーとして使われているから。
このグラインダー、日本でもコーヒーにこだわりを持つカフェに行くと見かけます。かなり背の高いグラインダーなんですが、シンプルなデザインなのにやたら存在感があり、シゴデキな雰囲気が漂っています。よく言われている特徴に「粒度が揃いすぎないこと」があります。一般的にコーヒーグラインダー(コーヒーミル)は、豆を挽いて作る粉のサイズ(粒度)が揃うものが高性能といわれますが、「EK43」はそこまでちゃんと揃うわけではないのです。不揃いな粒度が絶妙なバランスで混ざることで、むしろ抽出効率が良くなると言われている、一風変わったグラインダーです。

2011年、「EK43」を使ってWBCのチャンピオンに輝いたバリスタの登場によって注目を集め、いまや世界中のバリスタがカフェが使うようになったマールクーニックに、家庭用とも言えるモデルが登場します。それが5月発売予定の「X64 SD」(予想実勢価格:9万5000円前後)です。
構造はシンプルそのもの。電源オン/オフのボタンと、挽き目を変えるダイヤルが付いているだけです。挽き目ダイヤルは0~12の数字と目盛りが付いていますが、無段階調整できるタイプで、エスプレッソ向きの極細挽きから、フレンチプレスや水出しに適した粗挽きまで、あらゆる抽出方法に対応しています。
サイズはW143×H249×D253mm(エアダスター装着時はH310mm)、重さ4.8kgとコンパクト。キッチンにも無理なく置けるサイズ感です。
コーヒー豆を入れるホッパーは最大で約30gの豆を入れられる大きさですが、付属品として100g入れられるホッパーと、80gホッパーとしても使えるエアダスター、そして挽いている時に豆が飛び出してこないようブロックするフタが付いています。中でも注目はエアダスター。毎回挽くたびにグラインドディスクに付着した粉を吹き飛ばせるのはかなりおもしろくもありうれしい機能です。
“キング・オブ・グラインダー”として知られるマールクーニック。自分が好きなカフェで使われている業務用グラインダーと同じメーカーの製品を自宅でも使えるって気分はアガること間違いなし。家庭用と考えると少々かわいくない価格ではありますが、一生モノと考えれば納得もできるというもの。それに毎日のコーヒータイムに、あの赤い三角形のロゴが付いたグラインダーでコーヒー豆を挽くって考えただけでも、十分モトは取れると思えるかも。
ペーパーフィルターによるハンドドリップ界隈では数少ないメカニカルなツールであるコーヒーグラインダー(コーヒーミル)。だからこそ、シンプルだけど職人的なスゴ技で魅了するブランドには惹かれるものです。それが、プロ御用達ともなれば、なおのこと。グラインダーを探しているという人はマールクーニックの「X64 SD」、要チェックですよ。
<文/円道秀和(GoodsPress Web)>
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