【新生活モーニング革命】
朝の時間は、1日のうちで最もリソースが限られた「聖域」です。しかし、ブラックコーヒー1杯で出社してはいる人もいまだに多いのではないでしょうか? 結論から言えば、それではパフォーマンスも体もガタが来てしまいます。
「時間がない」は、もはや言い訳になりません。最新の栄養学に基づいた「5分で整う」革命的モーニングレシピで、コンディションを強制的にアップデートさせていきましょう!
◾️午前中のパフォーマンスを最大化する3原則
朝食の役割は、単にお腹を満たすことではありません。一日の計を司る脳と体に「起動スイッチ」を入れ、12時まで高い集中力を維持するために必要な「燃料設計」が大切。そのために以下の「PCF」3原則を頭に入れておきましょう。
1.タンパク質(Protein)を必ず入れる
卵、肉、乳製品。体温を上げ、代謝をブーストしよう。

タンパク質には「食事誘発性熱産生(DIT)」という、食べるだけで体温を上げる効果があります。体温が上がることで脳が覚醒モードに入り、午前中の仕事のスピードが劇的に変わります。
調理時間は不要。「卵1個」「納豆1パック」「ギリシャヨーグルト1個」など、いずれかのタンパク質を取り入れてください。卵は、脳の伝達物質を作るコリンを含んでいるため、知的な作業が多い日におすすめですよ。
2.炭水化物(Carb)を抜かない
ごはん、パン、果物で、脳の唯一のエネルギー源を補給!
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖。ここを抜くと、脳は低電力モードになり、判断力が鈍ります。「炭水化物を抜いて痩せる」のは朝には不向きです。
血糖値を急上昇させない「低GI食品」を選ぶのが鉄則。「もち麦ご飯」「全粒粉パン」「オートミール」などは、エネルギーをゆっくりと長時間供給してくれるため、集中力が途切れません。果物なら、食物繊維が豊富なキウイやブルーベリーが最適です。
3.脂質(Fat)はちょい足し
良質なオイルやナッツなどの脂質が腹持ちを安定させ、エネルギーを持続させてくれます。
脂質は消化に時間がかかるため、胃に留まる時間が長くなります。これを「ちょい足し」することで空腹感をシャットアウトし、血糖値の乱高下を防止。良質な脂質(不飽和脂肪酸)をピンポイントで投入しましょう。
トーストならアボカドをのせたり、オリーブオイルをひと回し。ヨーグルトなら素焼きナッツを3〜4粒砕いて入れる。コーヒーなら少量のMCTオイル(中鎖脂肪酸)を足すのがおすすめ。
朝は考えること自体、リソースの無駄。これらの3点セットを常備するだけで、モーニング革命は完了します。
- P(タンパク質):サラダチキン・ゆで卵・コンビニの焼きサバetc
- C(炭水化物): 冷凍もち麦ご飯・ライ麦パンetc
- F(脂質): アボカド・ミックスナッツ・良質なオイルetc
「なんとなく健康」な朝食を卒業し、「戦うためのコンディション管理」へ。これはダイエット中の方にも効果的! ぜひ、あなたの午前中を塗り替えてください。
◾️パーソナルトレーナー・石本哲郎さん直伝「完璧バランス」の和洋モーニング
「時短×科学×旨い」を極めた、パーソナルトレーナー・石本哲郎氏推奨のモーニングメニュー。最近では『外食やせダイエット』(徳間書店)でもテレビなどで大活躍しています。ボディメイクからヘルスケア、若返りやせ、ダイエットまで、体の「美」「健康」を追求する石本さんならではの「最新モーニングレシピ」をお届けしましょう。
基本は「どんなに忙しくても胃が重くても、最低限プロテインだけは飲んでタンパク質換算20g以上は確保しましょう。糖質は昼や夜よりも多めに摂る」が原則! ご紹介するレシピは主食で糖質を、おかずで20〜30gのタンパク質を確保し、副菜でタンパク質の底上げや食物繊維・ビタミン類を摂取でき、500kcal以内に抑える構成になっています。
※詳しい食材の解説や石本さんのモーニングの大切さを深掘りするならこちら。
>>「朝食を抜くと老ける」は本当? “神やせ”トレーナー・石本哲郎が教える最強の「朝ごはん」の摂り方
◾️<和食>パワーチャージ定食
<内容>
・主食…もち麦orスーパー大麦を白米に混ぜて炊いたご飯
・おかず…鶏むね肉/サバ(鮭)の塩焼きなどをローテーション
・副菜1…冷凍野菜の味噌汁(ブロッコリー、にんじんなど)
・副菜2…納豆・フルーツ/ヨーグルト・フルーツ
<作り方>
1.もち麦ご飯(レトルト可)を温め、納豆1パックをのせる。もしくは鶏むね肉(サラダチキン可)や、良質な脂質を含む「サバの塩焼き」(コンビニで購入でもOK)を添える。
2.冷凍ブロッコリーやカット人参を鍋に放り込み、味噌と出汁をといて即席味噌汁を作る(インスタント味噌汁の活用ならより時短に)。
3.無糖ヨーグルトに冷凍ブルーベリーやキウイ(別添えでも)をのせて完成。
◾️<洋食>ロジカル・ブレックファスト
<内容>
・主食…ライ麦パン/ベーグル/全粒粉パンなど
・おかず…卵料理/鶏むね肉などをローテーション(加工肉はロースハムのみ可)
・副菜1…冷凍野菜のスープ(ブロッコリー、にんじんなど)
・副菜2…ヨーグルト・フルーツ(キウイorブルーベリー)
・コーヒー
<作り方>
1.炭水化物にはベーグルやフランスパンなど、噛み応えのある低GIパンを選択(お好みでトースト)。
2.コンソメスープに冷凍野菜ミックスをたっぷり入れてレンジで加熱(もしくは鍋で煮る)。
3.おかずは「卵や鶏むね肉」のお好みの料理を日替わりで作る。
4.ヨーグルトにフルーツをトッピングして完成。
◾️のせるだけ!「アボカド卵トースト+ギリシャヨーグルト」
洗い物ほぼゼロ。トースターひとつで完結する高効率なトーストメニュー。アボカドの「良質な脂質」と卵の「準完全タンパク質」を同時に摂取することで、インスリンの急上昇を抑制。昼食まで空腹感を感じさせない「最強の腹持ち」を実現してくれます。
パン(炭水化物)+卵・ヨーグルト(タンパク質)+アボカド・ナッツ(良質な脂質)を一度に摂取でき、5分で揃えられる点がポイント。ヨーグルトにフルーツのビタミンをプラスすれば完璧だ。
<材料>
アボカド1個/トースト(ベーグルやライ麦パンなどがベスト)/チーズ/卵1個/バター少々/ヨーグルト/お好みでナッツやフルーツ
<作り方>
1.食パンにチーズを乗せてトーストする間に、アボカド半分をスライスもしくは崩して(パンの上で潰すのも時短でおすすめ)、塩を少々振る。その上に目玉焼き(耐熱容器に卵と少量の水を入れてレンジで50秒)をのせる。
2.サイドにギリシャヨーグルトを用意。ナッツやフルーツ(季節のものやキウイフルーツなど)をトッピングすればバランスアップ!
【トーストアレンジ】ツナメルトサンド
ツナ好きにも試して欲しいトーストがこちら。食パンにノンオイルのツナ缶とピザ用チーズをたっぷりのせ、トースターで3〜5分焼く。仕上げに黒胡椒を振る。ツナは最も手軽なタンパク源の一つ。チーズのカルシウムと合わせることで、イライラしがちな午前中のメンタルを安定させてくれます。
◾️即席でできる「丼・スムージー」レシピ3選
忙しい朝は「丼」でいい。あるいは「飲む」だけでいい。そんなアナタのための栄養バランスも満点な即席レシピ3選をご紹介します。
焼きサバ出汁茶漬け
「男のパワー丼」の決定版。鎌倉の『大まちや』の朝定食で見つけた絶品レシピのアレンジで、サバの強力なタンパク質とDHAが、ハードな午前中の会議やタスクを支えてくれます。良質な脂質が摂れるのもポイント高し! 温かい出汁を摂ることで内臓温度が上がり、免疫力も向上します。
<材料>
ご飯/焼き塩サバ(コンビニのお惣菜推奨)/出汁汁(粉末出汁でもOK)お好み量/ネギや三つ葉少々/お好みでわさび
<作り方>
茶碗一杯のご飯に、コンビニの「焼きさば」をほぐしてのせる。市販の白だし、または粉末出汁とお茶(or白湯)を注ぎ、刻みネギや三つ葉を散らす。
2.黄金比ヨーグルトボウル
腸内環境を整える一皿。バナナの糖質は素早くエネルギーに変わり、ヨーグルトがそれを長時間持続させてくれます。食後感が軽く、すぐにデスクワークへ移行できるのもポイント。
<作り方>
大きめの器に無糖ヨーグルトを入れ、バナナ1本を輪切りにして投入。キウイを足すとビタミンCも完璧。食感のアクセント&タンパク質補給に素焼きナッツを砕いて加え、好みではちみつをひと回しするのがおすすめです(はちみつに含まれるオリゴ糖は、善玉菌のエサになる)。
3.プロテインバナナスムージー
時間がなくてもタンパク質と糖質の理想的なバランスを、ネクタイを締めながらでも摂取できる最終兵器。所要時間はおよそ2分。固形物を食べるのが苦手な朝、食べ過ぎ、飲みすぎた翌朝にも最適なメニューです。
<作り方>
シェイカーまたはミキサーに、プロテイン1食分、牛乳または豆乳200ml、バナナ1本、氷2〜3個を入れ、一気に撹拌して完了。氷を入れなくても美味しいので、お好みで調整しよう。
◾️朝コーヒーの新常識。ブラック一杯で出社は危険?
ビジネスマンの相棒であるコーヒー。その取り入れ方をアップデートしよう。
ベストタイミングは「起床30〜90分後」:起床直後は覚醒ホルモン「コルチゾール」の分泌が最も高くなり、体を睡眠から活動モードへ切り替える準備をしています。このタイミングでのカフェイン摂取は、効果が薄いだけでなく、体がカフェインに慣れてしまう原因に。コルチゾールが落ち着く「出社直後」が、コーヒーの投入タイミングとも言えます。
「空腹ブラック」は大丈夫?:胃が弱い人にとって、空腹時のブラックは胃粘膜を荒らすリスクがあります。タンパク質と一緒に摂るか、少量の乳製品(牛乳やオーツミルク)を混ぜて「胃のバリア」を作るのがベスト。
流行の「MCT入り」はアリ?:中鎖脂肪酸(MCT)は、素早くエネルギーに変わり、空腹感を抑える効果があります。午前中に集中力を高めたい場合には有効的ですが、過剰摂取は腹痛を招く恐れも。まずはティースプーン一杯から試してみましょう。
◾️朝メシで差がつく
「朝は時間がない」は、もはやコンディション管理を放棄しているのと同じです。これらのモーニングメニューから自分に合うルーティンを選び、明日から「5分で整う」感覚をぜひ体感してみてください。食べるだけで、今日一日のパフォーマンスも気分も確実に上がっていくでしょう。
<撮影・文/編集部>
- Original:https://www.goodspress.jp/columns/729892/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web