
NotionやEvernote、Google Keep。世の中には便利なメモアプリがあふれていますが、結局Apple Notesに戻ってくる人は少なくありません。標準アプリゆえに地味な存在ながら、その完成度の高さは海外メディアでも改めて取り上げられています。
iOS27でのアップデートにも期待が寄せられており、ヘビーユーザーほど見逃せない存在になりつつあります。
標準アプリならではの完成度の高さ
Apple Notesは、iOSやiPadOS、macOSに標準搭載されているメモアプリです。
地味なアプリに見えますが、ここ数年のアップデートで機能面はかなり充実してきました。サードパーティ製の有名どころと比べても、日常使いで困るシーンはほぼ無いというのが海外メディアでの評価です。
iCloud経由での同期の安定感
Apple Notesの強みのひとつが、iCloud経由の自動同期です。
iPhoneで書いたメモがMacを開いた瞬間にはもう反映されているという、当たり前のような挙動が、サードパーティ製アプリだとなぜか引っかかります。アカウントを別途作る必要も、追加課金も無し。
Appleデバイスを2台以上持っているなら、わざわざ他のアプリを入れる必要がありません。
ロック画面からそのままメモが書ける
Apple Notesは、iOSやiPadOSとの統合度が高い点も特徴です。
ロック画面からApple Pencilでタップするだけで起動するクイックメモや、コントロールセンターからの呼び出し、Safariで閲覧中のページからの即時メモ追加など、サードパーティ製アプリでは実現が難しい連携機能が用意されています。
Notion・Evernote・Google Keepとの違いは?
主要なメモアプリと並べたとき、Apple Notesがどう見えるか、整理してみます。
Notionは、ページを構造化して情報を組み立てるツールとしては抜群です。ただ、起動から書き始めるまでの動きが重く、「ちょっとメモしたい」用途にはどう考えても合いません。プロジェクト管理ツールとして使うのが正解でしょう。
Evernoteはメモアプリの代名詞だった存在ですが、ここ数年で料金体系が変わり、無料で使える範囲もかなり狭くなりました。SNSでも離脱の声が目立ってきており、かつての勢いは感じにくくなっています。
Google Keepはとにかくシンプル。それが魅力でもあり、同時に物足りなさの原因でもあります。Androidも併用しているなら選択肢に入りますが、Apple製品で固めているユーザーがあえて使う理由は薄いはずです。
「日常的にメモを取る」という土俵だけを見れば、Apple Notesが一番手堅いという結論になりそうです。
ユーザーが注意したいポイント
Apple Notesの活用にあたり、日本のユーザーが注意しておきたい点もあります。
iCloudの無料容量は5GBに設定されているため、写真や添付ファイルを多用する場合はストレージ管理が必要となります。ただし、テキスト中心のメモであれば大きな影響は出にくいとされています。
キャリアメールでの運用には要注意
Apple Notesは、追加したメールアカウントごとにフォルダが作られる仕様になっています。iCloudアカウントだけで使っているなら何も問題はありません。ただ、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアメールアドレスを追加して、そこにメモを保存している場合は話が変わります。
そのキャリアメールが何らかの理由で使えなくなったら、紐付いていたメモにアクセスできなくなる可能性があります。MNPでキャリアを乗り換える予定の人、料金プランの見直しでキャリアメール自体を解約しようとしている人は、必ず事前にiCloudアカウント側へメモを移しておきましょう。後から対処しようとしても、メモを取り出せなくケースがあります。
iOS27でのさらなる機能強化に期待
海外メディアの報道では、iOS27でApple Notesにさらなるアップデートが入る可能性が指摘されています。
具体的な内容については、Appleからの正式な発表を待つしかありません。ただ、現行の時点でこれだけ完成度が高いアプリにテコ入れが入るとなれば、ヘビーユーザーが期待するのも自然な流れでしょう。
iOS27の正式リリース前後の動きには、引き続き注目です。
Photo:Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/ios-601771/
- Source:iPhone Mania
- Author:つばさ