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MacBook Pro向けOLEDの製造は極めて順調〜来月にも出荷開始見込み

M6シリーズチップを搭載するMacBook Pro、もしくはMacBook Ultraのモデル名で展開される可能性があるOLEDディスプレイ搭載MacBookについて、OLEDディスプレイの製造が順調に進んでいるとの見方が出ています。

早ければ、2026年6月にも組み立て受託業者向けの出荷が始まる可能性があります。

MacBook向けOLEDディスプレイの製造は順調に進行か

OLEDディスプレイ搭載MacBook向けのパネルは、Samsung Displayが独占的に製造を担う見通しです。製造には、スマートフォン向けで一般的な第6世代ライン(ガラス基板サイズ:1,500mm × 1,850mm)ではなく、より大型パネルに適した第8.6世代OLED製造ライン(ガラス基板サイズ:2,290mm × 2,620mm)が使われるとみられています。

14インチと16インチの2種類が用意される見通しです。

一部工程では高い歩留まり率に達している可能性

第8.6世代OLED製造ラインは比較的新しい設備ですが、装置調整や工程最適化は順調に進んでいるようです。報道ベースでは、多くの工程で歩留まり率が高水準に達しており、一部ではさらに高い数値も確認されているとされています。

これが事実であれば、OLEDディスプレイ単体の製造については、量産立ち上げ段階としてかなり良好な状況にあると考えられます。特に、大型OLEDパネルは量産初期の安定化が難しいため、ここが順調であれば、製品投入時期の見通しにも前向きな材料になります。

OLEDディスプレイ単体のコストは極端に高くない可能性

歩留まり率が高ければ、不良品コストを良品に上乗せする負担は相対的に小さくなります。そのため、OLEDディスプレイ単体のコストは、当初懸念されていたほど極端に高額にはならない可能性があります。

もっとも、今後の注目点は、パネル単体ではなく、必要部材を組み込んだ最終的なディスプレイモジュールとして仕上げた段階でも、高い歩留まり率を維持できるかどうかです。ここで歩留まりが下がれば、最終製品コストや出荷計画に影響が及ぶ可能性があります。

14インチと16インチの2モデルを年内発表の可能性も

供給されるOLEDディスプレイは、14インチと16インチの2種類になるとみられています。OLEDディスプレイの出荷が6月ごろに始まるのであれば、最終組み立てを経て、2026年後半に製品発表へ進むシナリオも十分考えられます。

OLEDディスプレイの量産は6月か7月に始まるとみられていましたので、それが早まる可能性が高そうです。

発売時期については、2027年にずれ込む可能性を指摘する見方も残っていますが、ディスプレイ出荷のタイミングから逆算すると、2026年10月末から11月末ごろに発表される可能性もあります。現時点では、年内発表の可能性を完全には否定しにくい状況です。

Photo:Apple Hub/Facebook

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