【ランニングギア大全】
ロード用ランニングシューズ選びで大切なのは、自分がどんな目的で走るのかを明確にすること。健康維持が目的なのか、フルマラソン完走を目指すのか。さらに走力によっても選ぶべき一足は変わってくる。
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ランニングシューズを選ぶにあたって、まずは走る距離やペース、目標をはっきりさせることが重要。そのうえで、シューズ選びのポイントをアルペントーキョーの寺島俊之さんに聞いた。
「初級ランナーはスピードよりも安定性を重視して、足元のブレを抑えつつ適度なクッション性を備えたモデルがおすすめ」
一方、スピードも大事になってくる中級者は反発性も必要になるが、流行の厚底やカーボンプレート入りは万人向けではないので慎重に選びたいと話す。
「反発性が強いとスピードに乗ることができますが、前半で飛ばしすぎて後半の失速や足の消耗につながる場合があります」
トレンドやスペックに流されず、自分の走力や目標に合った一足を選ぶことが、快適なランへの近道なのだ。
<ロード用シューズ選びのポイント>
1. 使用目的に合ったものを選ぶ
ダイエットや健康維持、5kmのジョギング、フルマラソンなど、目的によって適したシューズは変わる。走る距離や時間、ペースなどを基準に選ぶことが大前提だ。
2. 初心者は“安定性”を重視
初心者はスピード性能より、まず足元のブレを抑える安定性を優先して選んでほしい。ケガ予防にもつながるため、最初の一足はサポート力の高いモデルがおすすめ。
3. クッション性とのバランス
足への負担を軽減するクッション性は大事だが、柔らかすぎると足運びが不安定になることも。特に初心者はクッション性と安定性を両立したモデルを選びたい。
4. 中級者は“反発性”も必要
走行スピードが上がる中級者は、推進力を得られる反発性も重視したいところ。ただし反発が強すぎると足の消耗を早めるため、安定性とのバランスが大事。
5. 流行の厚底やカーボンは一考
高反発の厚底やカーボン搭載モデルは魅力的だが、誰にでも最適とは限らない。スピードが出過ぎてバテてしまい、後半に失速することもあるため要注意。
【この特集で製品をオススメするランニング好きたち!】
ランニング スペシャリスト
寺島俊之さん
ランニング歴40年以上、スポーツ用品販売歴30年以上の大ベテラン。運動生理学にも詳しく、目標にあった製品選びをサポートする。
住所:東京都新宿区新宿3丁目23-7 ユニカビル
営業時間:11~22時(平日)/10~22時(土日祝)、年中無休
宇田川雄一さん
スタイリスト。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。フルマラソン完走経験から同じ初心者目線でのアイテム選びが得意。
■弾むような力強い走りと安定感のあるサポートを追求
アシックス
「GT-2000 14」(1万6500円)
接地面積が広く、強力なヒールカウンターを搭載、さらに厚底ではないので安定性が抜群です。足がブレにくく初心者にもおすすめ(寺島さん)
安定性に加え、弾むようなエネルギッシュな走りを楽しめる1足。ねじれや内側への倒れ込みを抑制しながら適切なかかとポジションへの回復を促し、スムーズな次の一歩に繋げる独自のサポート構造を採用している。
■靴内の足ブレを抑えて安定した走りを叶える1足
ナイキ
「ナイキ ストラクチャー 26」(1万7600円)
着地時のブレを抑えるために、両サイドに高い壁とヒールクリップを搭載。接地面積も広く、安定性が高いので初心者ランナーに◎(寺島さん)
反発力に優れたフルレングスのReactXミッドソールと、土踏まずとかかとを包み込むサポート形状により、ナイキで最も安定性の高い履き心地を実現。中足部には、体重移動とつま先の蹴り出しを支えるテクノロジーを搭載。
■軽さと反発力を追求しスピード走行を快適にサポート
ニューバランス
「フューエルセル レベル v5」(1万6940円)
負担の大きいカーボンプレートは入っていないのに、反発力が非常に高いところが魅力。中・上級者のスピードトレーニングに最適です(寺島さん)
優れた反発弾性を持つFuelCellミッドソールテクノロジーと、足と一体となるほどの軽量性により、スピード感のある軽快な足運びを実現。厚底でありながら足裏感覚も備え、日々のトレーニングからレースまで支える。
■毎日のランニングに適した軽量クッションモデル
ホカ
「クリフトン 10」(1万9800円)
柔らかいだけでなく、安定性と芯の強さを備えた一足。ダメージを最小限に抑え、ゆっくりペースのジョグからフルマラソンまで対応(宇田川さん)
8mmドロップを採用し、滑らかな重心移動を促すメタロッカー構造や通気性に優れたアッパーで快適な走りを支える一足。前作よりかかとのフィット感を高め、安定感のある走りを実現し、蹴り出しもスムーズに行える。
■アッパーに新素材を採用したADIZEROシリーズ最軽量モデル
アディダス
「アディゼロ EVO SL ウーブン」(1万9800円)
トップモデルと同様のミッドソールを搭載し、カーボンロッドではなくドッグボーン樹脂を使用。中級者の練習用におすすめの一足です(寺島さん)
優れた伸縮性と快適なフィット感を提供するウーブンアッパーと、同社のレース用ランニングテクノロジーを融合した軽量トレーニングシューズ。新アッパーが足のブレを抑えて安定した走りをサポートする。
■反発力を重視した設計でライド感のある走りを実現
オン
「クラウドモンスター 3」(2万4200円)
シリーズ最新作は、推進力はそのまま着地時のグラつきを解消。安定感が増しているので、中級者はもちろん初心者にもおすすめです(宇田川さん)
反発力に特化した3層構造のCloudTecクッショニングシステムに加え、独自のプレートテクノロジーと大胆なロッカー形状により、前方への自然なローリングと力強い蹴り出しを叶える。アッパーのホールド力も高い。
※2026年5月7日発売「GoodsPress」6月号94-95ページの記事をもとに構成しています
<文/津田昌宏 監修/寺島俊之、宇田川雄一>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/734498/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web