【さあ、カメラをはじめよう 2026 CAMERA STYLE】
レンズが交換できるカメラを買ったなら、最初に付属する1本だけで終わるのはモッタイナイ! 買うと世界が広がる〝個性派レンズ〞10本を一挙にご紹介。
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レンズを交換する目的は「もっと遠くを撮りたい」「もっと広く撮りたい」から始まるだろう。しかし、ここでは〝撮る楽しさ〞を高めるレンズ選びを提案したい。
例えば魚眼レンズは、気象観測で雲の量を測定するのに使われる科学的な側面もあれば、独特の歪みを生かして、動物の“鼻デカ写真”を撮るのも人気だ。古来さまざまな用途に向けて生み出されてきたレンズを、自分の絵筆として使いこなし、一歩踏み込んだ写真表現に取り入れる。これこそがレンズ選びの楽しさなのだ。
また、ひとくちに「写る」といっても、砂の一粒まで克明に描き出すようなシャープなものもあれば、その場のムードをすくい取るソフトな写りのレンズもある。レンズの写りに触発されて、新たな表現が見つかることもある。そして何より、レンズそのものを手にして、眺めても嬉しい。どれも違ったカタチをしていて、持ち心地や使い心地にも個性がある。
カメラ好きが次から次へとレンズを買ってしまう理由、お分かりいただけたでしょうか? さあ、次はあなたの番です。
1. 1つ持っておくと絶対に楽しい! 超小型の魚眼レンズ
LAOWA
「4mm F2.8 Fisheye」(3万6630円)※直販価格

135gの超軽量・コンパクトさで、常時携帯できる魚眼レンズ。空を丸ごと取り込むような撮影から、被写体に肉薄した面白い歪み効果も楽しめる。うっかりすると自分の指が写り込んでしまうほどの超広角だ。<APS-C/RF/EF-M/SE/NZ/富士/M43/LL>
2. クラシック感ある写りをセルフオマージュ。キヤノンの新機軸レンズ!
キヤノン
「RF45mm F1.2 STM」(6万6000円)※直販価格
50年前に発売されたキヤノンレンズの描写を最新技術で再現。現代のレンズでは一掃された、光のベールやピントの柔らかな描写が美点だ。懐かしさ&エモさたっぷりの新機軸レンズ、かつ手頃な価格で大人気。今後のシリーズ化にも期待。<フル/RF>
3. “ミラーレンズ”をご存じ? いま懐かしくも新しい、独特のリングボケ
銘匠光学
「TTArtisan 250mm f/5.6 Reflex ミラーレンズ」(6万4800円)※直販価格
レンズの光路に鏡を入れた独特の設計で、焦点距離のわりにレンズを短くできるミラーレンズ。構造上の都合で背景ボケがリング状になってしまうけれど、それを作画に取り入れる楽しさがある。好きなミラーレスカメラ用のマウントに変換して使おう。<フル/M42>
4. その発想はなかった! ウルトラマンを描いた“ウルトラ・シン”(薄い)レンズ
SG-image
「18mm F6.3 60th ULTRAMAN-Limited Edition-」(1万3950円)※直販価格
厚さ約14mmのレンズに「ウルトラマン」とのコラボモデルが登場。身軽なお散歩に最適な“パンケーキレンズ”と呼ばれるサイズ感で、レバーを使って手動でピント合わせを行う。人と差が付く常用レンズだ。<APC-C/SE/富士/M43>
©TSUBURAYA PROD.
5. マイクロフォーサーズなら必携! 単焦点レンズの魅力が詰まったお手頃&働きものの中望遠
OM SYSTEM
「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」(3万800円)※直販価格
マイクロフォーサーズのカメラを買ったら、まず買い足したい1本。フルサイズの90mmに相当する中望遠レンズで、116gと軽く、機敏なAFにも対応。背景を大きくボカした撮影がいきなり楽しめる。<M43>
6. “メカ”な見た目もたまらない、ミニチュア風に撮影できるティルトレンズに挑戦
銘匠光学
「TTArtisan Tilt 50mm f/1.4」(4万3200円)※直販価格
写真アプリでも人気の“ミニチュア風”、それを本物のアナログなレンズで楽しめる1本だ。特殊レンズながら価格も現実的。写真のみならず、動画でも異世界感が楽しめる。何よりメカっぽくてカッコいい!<フル/RF/SE/NZ/富士/M43/LL>
7. あると嬉しいアイデア品。キャップの代わりにキャップみたいな魚眼レンズ
OM SYSTEM
「フィッシュアイ ボディーキャップレンズ BCL-0980」(1万3200円)※直販価格
カメラのボディキャップぐらい薄いレンズでありつつ、“レンズと名乗るほどではございません”という奥ゆかしさ。でも実際にはレンズが5枚も使われていて、十分にマジメな作りだ。「魚眼」という表現のアクセントになるレンズにした点もアッパレ。<M43>
8. フルサイズでこの薄さ! 究極のシンプルレンズでカメラと仲良くなろう
パナソニック
「LUMIX S 26mm F8」(3万1900円)
小型フルサイズ「LUMIX S9」と同時デビュー。絞りは固定で、ピントも手動。しかし、圧倒的に小型で軽い。今時珍しい、操作の熟練を楽しめるレンズだ。最前面が保護ガラスのため、キャップがいらないのも気軽。<フル/LL>
9. レンズを変えずに写りが変わる? リングを回して、好みのボケに“味変”しよう
フォクトレンダー(コシナ)
「PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8」(16万5000円)
リングを回すとボケ味が変わる珍しいレンズ。輪郭が強くクセのある背景ボケから、紗が掛かったようなドリーミーな写りまで。ファインダーで変化を見ながら、好みの“味”に調整するのが楽しい。<フル/RF/SE/NZ>
10. 写りも手触りもクラシカル。あえて“暴れ”を残した描写を、乗りこなせるか?
フォクトレンダー(コシナ)
「HELIAR classic 50mm F1.5」(9万9000円)
昔のレンズには、今でこそ“味”や“個性”と喜ばれる技術的な弱点が多かった。このレンズは最新技術であえてクラシカルな特性を作り上げ、撮り手の創造性とチャレンジ意欲をかきたてる。金属製の本体仕上げも絶品だ。別売アダプターで各社ミラーレスにも対応。<フル/LM>
<フル>フルサイズ/<APS-C>APS-C/<RF>キヤノンRF/<EF-M>キヤノンEF-M/<NZ>ニコンZ/<SE>ソニーE/<富士>富士フイルムX/<M43>マイクロフォーサーズ/<LM>ライカM/<LL>ライカL/<M42>M42
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※2026年5月7日発売「GoodsPress」6月号内「GoodsPress Premium」12-13ページの記事をもとに構成しています
<編集・文/前田賢紀、鈴木誠、織本知之、斉藤直樹>
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