スマホを安く使うには、返却を前提にしなくてはいけないのか? 否、満足できるミッドレンジ機を探してなるべく長く使えば良い。実は最近、一部のAndroidでOS更新・セキュリティアップデート期間が長くなってきており、こうした狙いを無理なく実現できる選択肢も増えてきている。
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数年後の返却を前提にしたキャリアの購入補助プログラムは、手頃に最新機種を使い続けられる点でメリットがある。特に高額なハイエンドを無理なく運用するには魅力的な購入方法だ。しかし、昨今ではスマホに多くのサービスが紐づいており、そこには銀行や決済系などのインフラに近いアプリも含まれる。機種変更の頻度が増えれば、それに伴う手続きにうんざりさせられがちだ。
そんな事情を踏まえつつ、ここ数年でAndroidのサポート期間が長くなってきたことに注目したい。端末を一括購入したうえで長期運用を想定するならば、従来よりもうってつけのタイミングと言えるだろう。
気に入った端末を大切に使うことで、総額の負担も抑えつつ、機種変更の手間も減らす。そんな視点のコストパフォーマンスについて考えてみたい。
チェックすべきは、OS更新とセキュリティアップデートが保証された期間である。具体的にこうした期間が長い端末としては、GoogleのPixelシリーズや、サムスン電子のSamsung Galaxyシリーズなどを筆頭に、ソニーのXperiaシリーズなどがある。
また、スマホに詳しい方向けではあるが、シャオミのサブブランドであるPOCOシリーズなどにも目を向けてみよう。
■5年後に差が出るコスパ新基準!! 各スマホメーカーのOSサポート期間の目安

ここ数年、機種によってはOSのサポート期間がかなり長くなった。端末を一括購入したうえで、長期運用するというアプローチも現実的な選択肢だろう。特に、この買い方ならば、機種変更に伴う煩わしい手続きの頻度を減らすことができる。ひとつの機種を長く大切に使うという前提に立ち、一括7〜8万円程度のミッドレンジ機を探してみたい。
<Apple・iPhoneシリーズ(iOS)>
OSサポート:6~7年間
セキュリティサポート:長期間
<Google・Pixelシリーズ(Android OS)>
OSサポート:7年間
セキュリティサポート:7年間
備考:Pixel 8以降
<Samsung・Galaxyシリーズ(Android OS)>
OSサポート:最大7年間
セキュリティサポート:最大7年間
備考:モデルにより異なる
<ソニー・Xperiaシリーズ(Android OS)>
OSサポート:最大4年間
セキュリティサポート:最大4年間
備考:モデルにより異なる
<その他(Android OS)>
OSサポート:2~3年間
セキュリティサポート:2~3年間
備考:モデルにより異なる
井上 晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌などに記事を寄稿する。
<タイパ爆上がり!>
■AI機能もたっぷり使える、Pixelの廉価モデル
Google
「Google Pixel 10a」(SIMフリーモデル:7万9900円~)
▼もし上手く運用して7年間使えたらかなりお得
128GBモデルをOS・セキュリティ更新の保証がある7年間使う場合、1年当たりの負担換算は1万1414円相当で手頃。すでにiPhoneのAirDropと連携できることも魅力です(井上)
Pixelシリーズにおける6.3型の廉価スマホで、フラットなデザインを採用。プロセッサはひと世代前の「Google Tensor G4」を搭載する。背面カメラは、広角(4800万画素)+超広角(1300万画素)の2眼構成だ。
<耐久性抜群>
■劣化しづらいバッテリーも備え4〜6年をともに
ソニー
「Xperia 10 VII」(SIMフリーモデル:7万4800円)
▼6年間は安全に使えて耐久やバッテリーにも配慮
OS更新は最大4回ですが、セキュリティアップデートは6年あるので、軽めの使い方ならアリ。一括購入で6年間使うとすると、1年当たりの負担換算は1万2466円(井上)
6.1型の画面はアスペクト比が見直され、リフレッシュレートも120Hzに対応した。カバーガラスはGorilla Glass Victus 2を採用する。4年間使い続けても劣化しづらいバッテリーも魅力だ。
<デザイン◎>
■“ちょうど良さ”を極めた大画面ミッドレンジ
Samsung
「Galaxy A57 5G」(SIMフリーモデル:7万9800円)
▼Pixelに次ぐ保証期間の長さと約6.7型の見やすい大画面
OS・セキュリティ更新の保証がある6年で割ると1年当たり1万3300円相当。約6.7型の大画面を備えるので、画面の見やすさを重視したい年齢層にも◎。マクロ撮影に対応する3眼カメラも楽しめます(井上)
約6.7型の大画面を備え、カバーガラスは落下に強いCorning Gorilla Glass Victus+を採用。背面カメラは広角(約5000万画素)+超広角(約1200万画素)+マクロ(約500万画素)の3眼だ。IP68の防水防じんもサポート。
<所有欲MAX>
■知る人ぞ知る超大容量電池のスタミナスマホ
Xiaomi
「POCO X8 Pro Max」(SIMフリーモデル:7万9980円~)
▼この価格でストレージが256GB
OS更新は4年ですがセキュリティアップデートは6年。1年当たりの換算は1万3300円です。そのうえでストレージが256GBと大容量なことが見逃せません。6年使えるバッテリー寿命も◎(井上)
シャオミのサブブランド「POCO」から3月に発売された6.83型の大画面モデルで、超大容量バッテリーを搭載。背面カメラは広角(5000万画素)+超広角(800万画素)の2眼だ。IP68の防水防じんにも対応。
【ハイコスパタブならこれで決まり!】
<多機能>
■PCライクに使えて手書き入力もできるお手頃なセット
NECパーソナルコンピュータ
「LAVIE Tab T12N」(7万6780円)
▼ペン&キーボードがセットでこの値段
本機の更新保証期間は未公表ですが、2〜3年は安心して使えるはず。タブレットは手頃かつ長期保証の候補がまだ希少なので、むしろペンやキーボードカバーの付属に注目です(井上)
26年春モデルの12.1型タブレットで、重量は約530g。OSはAndroid 15で、プロセッサはミッドレンジのMediaTek Dimensity 6400を搭載。メモリ12GB、ストレージ256GB
※2026年6月5日発売「GoodsPress」7月号20-21ページの記事をもとに構成しています
<文・監修/井上 晃>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/735846/
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