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遊びにも通勤にも使えて、電車で邪魔にならない。ザ・ノース・フェイスの16Lリュックが思った以上に快適でした

夏が近づくにつれて、職場に弁当を持っていくかが悩みの種。酷暑が続くと食中毒が怖いし、重くなると汗もかきがちで、少し億劫になります。

弁当を持っていかないのなら、そんなに大きなバッグは要らないし、もっとスリムで、通勤電車でもかさばらないリュックで十分なのでは? そう考え、いろいろ探していたところ見つけたのが、ザ・ノース・フェイスの「ピレネーバックパック」です。

実店舗にも足を運び、背負ってみましたが、1万6500円という価格に二の足を踏んでいたところ、ちょうどAmazonで20%OFFのセールをしていたので、ついポチッとしてしまいました。

実際に使ったら、容量、見た目、そして機能性のいずれも期待通り。その使用感を伝えていきたいと思います。

■スリムで容量がちょうどいい

これまで使っていたリュックは容量が大きく、荷物がたくさん入るのはメリットですが、通勤電車では邪魔になるのが気になっていました。その点、ピレネーバックパックは容量16L。

一般的に通勤リュックの標準的な容量と言われるのが15〜20L前後。それより大きいと電車内でかさばり、小さいと荷物が入りきりません。16Lというのはその帯域のなかでもかなり絶妙な数字で、「毎日持ち歩くものだけ入れるならこうなった」というサイズ感。小さすぎず大きすぎず、荷物が少ない日はスリムにまとまり、電車の中でもストレスがありません。

本体サイズはH35×W26.5×D13cm。数字で見ると意外とコンパクトで、これが電車内でも邪魔になりにくい理由です。通勤時の持ち物(ノートPC+財布+小物類+マイボトル)程度なら、ぷっくり膨らむこともありません。とはいえメーカー表記の容量以上に荷物は入り、1泊2日程度の着替えやグルーミングセットまで入れられます。

前述したように普段の通勤時は、ノートPC+財布+マイボトル+小物類くらいで、大量の荷物は入れませんが、どれだけ入るか試してみました。

メインコンパートメントのみ(外側のポケットは除く)ですが、ノートPC、撮影小物が入っているケース、文房具ケース、ガジェットケース、財布、カードケース、モバイルバッテリー、名刺入れ、鍵が入りました。

これだけ入れば十分。16Lとは思えない収納力で、ミニマムな持ち物だけならまったく問題ありません。

■アウトドア用にもビジネス用にも見えない絶妙なデザイン

このバックパックを選んだ理由のひとつは、見た目にあります。

アウトドアブランドながら、タウンユースを想定したバックパックで、見た目がシュッとしています。正面に斜めのラインが入ったアシンメトリーのデザインで、アウトドアブランドのリュックにありがちな「いかにも山に行きます感」がありません。かといって、ビジネスリュックのような「角っぽいカチッと感」もない、絶妙なところ。

素材は840デニールのリサイクルナイロンで、マットな質感が落ち着いていて、スーツでもデニムでも合わせやすいのがポイント。ロゴも控えめで、光が当たったときだけ浮き上がる仕様。主張しすぎずビジカジにも合わせやすくなっています。

個人的リュック選びの基準は、外側にボトルや傘を入れられるポケットを装備していること。多くのリュックはポケットがつくと途端に野暮ったくなるのですが、これにはそれがありません。サイドのスリットポケットがすっきりデザインに溶け込んでいて、機能性を損なわずにきれいなシルエットを保っています。

カラーはブラック、ソープストーン、スレートグレーの3色。私は平日の通勤と休日の街歩きに使う想定だったので、両方に使える汎用性の高い黒を選びましたが、ソープストーンはよりカジュアルで、黒っぽくなりがちな服のポイントになりそう。

スレートグレーは落ち着いたグレーで、どんなコーディネートにも馴染みやすい色です。カジュアルな職場ならデニムパンツと合わせても自然にまとまりますし、色で少し遊べるのは、デザインが主張しすぎない分だけ許容範囲が広いということでもあります。

■痒いところに手が届く、ちょうどいい機能性

使ってみると機能面での満足度が高く、かといって多機能過ぎないところがいいところ。

背面側には13インチ対応のPCスリーブがあり、A4書類もそのまま入ります。毎日ノートPCを持ち歩く人には必須の装備。公式サイトには13インチまで対応と書いてありますが、私の持っている14インチのPCはなんなく収納できいます。とはいえ、購入前にサイズ確認はしておいたほうが安心です。

機能的な部分で特に気に入っているのが、サイドからメイン収納にアクセスできるファスナーです。バッグの側面についており、上を開けなくても荷物を取り出せます。大きく開口するので、底のほうにしまったものを出したいとき地味に助かります。ファスナーの滑りも良く、片手でサッと開けられます。

フロントにも隠しポケットのような収納スペースがあり、名刺入れやティッシュなど、すぐ出したいモノを収納するのに便利。

あとはなんといっても、コンパクトなのに外側両サイドについているポケット。普段、水筒を持ち歩くのにサッと取り出すのに重宝しますし、雨が降った時の折り畳み傘を収納しておけば内部のものに水滴が付かずに便利です。

ただ、デザイン上、斜めにカッティングされているのと、左右で大きさが異なるので収納物によっては落ちやすいのでご注意を。

また内側にファスナー付きの小物用ポケットも装備。多すぎず、少なすぎずちょうどいいポケット数で個人的に使い勝手は抜群です。

重量は約495gと軽く、ショルダーストラップには適度なパッドが入っているので(とはいえ、あくまでもタウンユース仕様)、通勤や休日の遊び程度なら問題なし。

ビジネスにもカジュアルにも使えて、見た目にも妥協しない——特に、毎日の通勤と休日の外出をひとつのバッグで完結させたい人、オフィスカジュアルな職場で浮かないリュックを探している人、アウトドアブランドのデザインが好きだけど街使いしやすいものがほしい人——そういった方には、有力な選択肢になるのではないでしょうか。

>>ザ・ノース・フェイス

<文/澤村尚徳 写真/山口健壱(ともにGoodsPress Web)>

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