ミラーレスで撮る写真や動画は味わい深いもの。今回は静止画も動画も得意なカメラを、エントリーとミドルクラスからそれぞれチョイス。買って損しないレンズキットモデルはコレだ!
* * *
カメラが趣味というヨドバシカメラの田本浩崇さんによると、「スマホ以上の画質で写真も動画も撮りたいという要望に応えられるカメラが増えてきています」という。
その上で、コスパ新基準のポイントになるのが、初めてミラーレスを買う人向けのレンズキット。
「前提として、基本3~4年ほどでほとんどのミラーレスカメラ本体がモデルチェンジします。そのため最新モデルでも買い取り金額は下がりますが、交換レンズは、メーカー(マウント)を変えなければ使い続けることができ、買い取り金額も下がりにくい。カメラ本体だけでなく、レンズキットで購入する方が数年後を見据えるとお得です」
そうは言っても選択肢は多い。
「可能なら予算よりワンランク上の価格帯のレンズキットを選ぶこと。カメラの無駄な買い替えを防ぐだけでなく、高性能なカメラを使用することで良い写真、動画が撮影できます」
何を撮影するかを考慮して選ぶことも重要なので忘れずに。
■5年後に差が出るコスパ新基準

動画投稿がごく当たり前な現在、スマホ以上に静止画と動画の両方をキレイに撮れるミラーレスからイチオシをチョイス。中でも今回紹介したメーカーの人気モデルは中古市場で需要が高い。さらに同じマウントという縛りはあるものの、数年後本体だけ新モデルに買い替えてもレンズはそのまま使えるレンズキットならコスパがよく、リセールする際も高値が付くケースがある。
▼各メーカーのマウント(レンズを取り付けるための規格)
メーカー:ソニー
マウント名:Eマウント
メーカー:OM SYSTEM
マウント名:マイクロフォーサーズ
メーカー:ニコン
マウント名:Zマウント
メーカー:キヤノン
マウント名:RFマウント
田本浩崇さん
2018年に入社後、カメラコーナー専門として秋葉原店、千葉店を経験。カメラ商品事業部異動前は、趣味の撮影の経験を活かし、売場にてカメラの販売を行っていた。
<リセール最強・ミドル>
■高度なAI被写体認識&豊かな階調と高画質を誇る
ソニー
「α7 V(ズームレンズキット ILCE-7M5M)」(実勢価格:43万8900円前後)
▼最新性能で5年後でも人気が落ちにくい
ソニーから新発売された新しいミドルクラスのミラーレスカメラです。発売されたばかりでまだしばらくは値段が落ちにくいのはもちろん、最新性能なため5年後でも人気は落ちないと思います(田本さん)
新開発部分積層型CMOSイメージセンサーと、AI 処理機能を内蔵した新たな画像処理エンジンを採用。豊かで美しい階調表現を実現し、静止画も動画も高い解像性能を発揮する。レンズキットは小型・軽量設計のフルサイズ標準ズームレンズを同梱。
<耐久性抜群・エントリー>
■アウトドアでの撮影に最適な、防塵・防滴仕様
OM SYSTEM
「OM-5 Mark II(14-150mm II レンズキット)」(実勢価格:16万7200円前後)
▼フラッグシップモデルと同等の防塵・防滴性能
小型軽量ながらもフラッグシップモデルと同等の防塵防滴性能です。ボディー内手ぶれ補正も搭載。小型ゆえに荷物になりにくく登山などのアウトドアでも活躍しコスパ抜群です(田本さん)
有効画素数約2037画素のLive MOSセンサーや画像処理エンジン・TruePic IXにより、自然な階調表現とノイズの少ない高画質を実現。目の前の風景を美しいままに表現する。
<買い足し不要・エントリー>
■簡単設定・簡単操作で、日常の一コマを高画質で再現
ソニー
「VLOGCAM ZV-E10 II(ダブルズームレンズキット ZV-E10M2X)」(実勢価格:18万5110円前後)
▼標準と望遠の2本付属で買い足し不要
写真も動画も簡単に撮影できるエントリーモデル。レンズキットは標準と望遠の2本付属、レンズ交換することでさまざまな画角での撮影が可能です。レンズを新たに買い足す必要なくオススメ!(田本さん)
有効最大約2600万画素のCMOSセンサーと上位モデルで採用されている画像処理エンジンが、日常の一コマを美しい高画質で再現。コンパクトかつ簡単設定、簡単操作で一眼初心者でも扱いやすい。
<リセール最強・ミドル>
■上位機種から受け継ぐ高い性能と機能性
ニコン
「Z6III(24-120 レンズキット)」(51万1500円) ※ニコンダイレクト価格
▼万能ズームレンズ付きでリセール力↑
使いやすいフルサイズセンサー搭載カメラに万能ズームレンズが付属したレンズキット。リセール力は高く、カメラを買い替えた場合でも使いやすいレンズが付属している点でもコスパがいいです(田本さん)
Z9、Z8の技術を受け継いだ高速、高画質、万能なフルサイズ機。特にAF、連写、EVFが大幅に進化。動画性能も高い性能、機能を誇り動画制作は自由度が高い。耐久性にも優れ過酷な環境下にも対応する。
<リセール最強・ミドル>
■高精度AF&高速連写で、動く被写体を的確に捉える
キヤノン
「EOS R6 Mark II(RF24-105mm F4L IS USMレンズキット)」(実勢価格:47万3000円前後)
▼動く被写体に強く今だ人気の衰えなし
キヤノンが誇る、人気が衰えないミドルクラスのフルサイズミラーレスのレンズキット。写真の色味、AF性能ともに人を撮ることに特化していて、ポートレート、スポーツ撮影に活躍します(田本さん)
後継機がすでに出ているものの、高速AF、高画質、強力な手ぶれ補正を備えた写真も動画も強い万能フルサイズ。動くものの撮影に強く、プロ用途にも対応できるバランスの良さを誇る。
※2026年6月5日発売「GoodsPress」7月号26-27ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/黒川秀紀>
【関連記事】
◆GoProが1型センサー搭載のシネマカメラを出してきた。「MISSION 1」シリーズって何がそんなにスゴいの?
◆ライカ搭載コンデジ「LUMIX DC-L10」で日常も旅も自分好みに切り取ろう
◆マルチツールの新機軸。キャプテンスタッグが手掛けるカメラ道具ブランド誕生
- Original:https://www.goodspress.jp/features/736290/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web