デジタルガジェットの購入時に悩ましいのが買い替え問題だ。高く売れるうちに買い替えるか、愛着のあるモデルを長く使い続けるか⋯。買い替えるときは手軽さか、高額さか、優先順位を決めて動きたい。
* * *
■下取りの手軽さを選ぶか、高額買取を狙うかがキモ
スマホやデジカメなど、進化が早いデジタルガジェットは、数年で買い替えることが多い。悩ましいのが、元の製品をどうするかだ。買い替えの資金にするなら、できるだけ高価で売却したい。
選択肢は大きく2つ。最も手軽なのがメーカーや通信キャリアの「下取りサービス」を使う方法だ。スマホの場合、新しい端末が届いたあとで旧端末を送ることができるため、機種変更がスマートにできる。また、端末の状態にシビアではないのが気楽。しかし、その分、下取り額はさほど高くない。
もうひとつが、中古品買い取り店での「リセール(売却)」。端末の状態が良好であれば、下取りよりも高額で買い取ってくれる。最高価格で買い取ってもらうためには、ケースやカバーをしっかり装着して傷が付かないようにするといい。そのような手間をかけられるならリセールがおすすめだ。
さらに高額で売却できる方法としてフリマサービスの利用がある。デジタル製品の場合、中古品の買い取り価格以上、購入価格未満で取引されることが多い。さらにレア度が高い製品の場合、買取専門店とは比べものにならない高額で売れることもある。ただし、フリマの場合、思い通りの額で売れないリスクがあることに加えて、梱包・発送・購入者とのやり取りといった手間が発生する点に注意が必要だ。
■リセールバリューの高い製品を狙うのも選択肢
機器を売ることまで見据えて製品を選ぶ視点も重要だ。中古市場で値崩れしにくいモデルを最初から選んでおけば、購入時の実質コストを下げられる。
中古スマートフォン市場で圧倒的なのがAppleのiPhoneシリーズ。また、サムスンのハイエンドモデルも安定して高く売れる。ただし、iPhoneには「3年の壁」がある。iPhone 13以前のモデルは中古価格が急落しており、2〜3年以内に売り抜けるのが得策だ。

デジタルカメラではソニーのαシリーズが値崩れしにくいことで知られる。α7C Ⅱは発売当時29万5900円なのに対して買取価格は16万8000円前後と、56%超のリセールレートを維持している。Cyber-shot DSC-RX100M7も2019年発売のモデルながら10万2000円前後での買取実績があり、人気モデルは発売から年数が経っても価値が持続しやすい。
このように、下取りとリセールの正解は状況次第で決まる。ただ、数年後に手放すことを前提に製品を選び、適切なタイミングで動けば、次の購入資金を大きく確保できる。購入前から「いつ、いくらで手放すか」を考える習慣を付ければ、賢い買い替えサイクルができるようになりそうだ。
※2026年6月5日発売「GoodsPress」7月号29ページの記事をもとに構成しています
<文/コヤマタカヒロ>
【関連記事】
◆ブランド史上最高クラスのノイキャン&長時間再生を誇る、全方位にプレミアムなゼンハイザーの新ヘッドホン
◆GoProが1型センサー搭載のシネマカメラを出してきた。「MISSION 1」シリーズって何がそんなにスゴいの?
◆ライカ搭載コンデジ「LUMIX DC-L10」で日常も旅も自分好みに切り取ろう
- Original:https://www.goodspress.jp/features/736532/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web