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iPhone18と18eのメモリ容量は9GB?DRAM不足解消と値下げは将来も期待薄

2027年春に発表されると噂のiPhone18およびiPhone18eについて、搭載されるA20のメモリ容量は9GBになるとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏がX(旧Twitter)に投稿しました。

両モデルのメモリ容量はこれまで、12GBになると噂されていました

DRAMチップの搭載数を当初計画から削減か

クオ氏によれば、A20のユニファイドメモリを構成するDRAMチップは、A19の「2GB×4個」による8GB構成から、「1.5GB×6個」による9GB構成に変更されるとのことです。

一方、今秋に発売される見込みのiPhone18 Proシリーズおよび折りたたみiPhoneに搭載されるA20 Proは、「1.5GB×8個」の構成になるとみられています。

そのため、A20 Proのメモリ容量は12GBとなり、これまでの予想通りになる見通しです。

9GBメモリでSiri AIのフル機能に対応できるのか

これまでは、A20のメモリ容量も12GBになると予想されていました。

クオ氏の予想通り9GBになる場合、12GB構成と比べてメモリ容量は25%少なくなります。

その場合に気になるのが、メモリ容量12GBが必要とみられているSiri AIのフル機能を、iPhone18およびiPhone18eでも利用できるのかという点です。

9GBメモリでもSiri AIの基本機能に加えて一部の高度な機能が利用できるのか、それともProモデルや折りたたみiPhoneに限ってフル機能が解放されるのかが注目されます。

12GBメモリのA20を搭載すると噂のMacBook Neo 3はどうなる

また、真偽は不明ながら、MacBook Neo 3にはメモリ容量12GBのA20が搭載されるとの予想も先日報告されていました。

しかし、A20のメモリ容量が9GBになる場合、iPhone18 Proを搭載するMacBook Neoのメモリ容量8GBと比べれば増加するものの、期待されていた12GBには届かないことになります。

また、MacBook Neoが毎年モデルチェンジすると仮定した場合、2027年モデルで採用されるチップがA19なのか、A19 Proなのかも不透明になってきます。

A19の場合、メモリ容量は8GBでA18 Proと変わらず、処理性能の向上幅も限定的になる可能性があります。

一方、A19 Proであればメモリ容量は12GBになるとみられます。

そのため、MacBook Neo 3に9GBメモリのA20を搭載するというシナリオは、現時点ではやや考えにくい状況です。

過度な値下げ交渉がDRAM不足を招いたとの指摘

Aシリーズにおけるユニファイドメモリ容量の見通しが混沌としている背景には、DRAM不足があるとみられます。

Micronの最高事業責任者(CBO)であるスミット・サダナ氏は、The Wall Street Journalの取材に対し、2023年に大口顧客によって過度な値下げ交渉が行われたことが、現在の供給不足の一因になった可能性を示唆しています。

同氏はこの大口顧客の名前には言及していません。

しかし、サプライチェーン関係者の間では、これは主にAppleを指していると受け止められているようです。

過度な値下げ交渉によって、DRAMサプライヤーは生産規模拡大のための追加投資を抑制した可能性があります。

将来的に十分な利益を見込めないと判断したことで、生産規模を最低限にとどめたことが、現在のDRAM不足につながったとも考えられます。

DRAMの増産が進んでも以前のような低価格には戻りにくいか

こうした事情から、DRAMサプライヤーは卸価格の高いHBMへの投資を優先し、LPDDR5XなどスマートフォンやPC向けDRAMへの投資を抑えてきた可能性があります。

現在の供給不足を解消するには、DRAMの生産規模拡大が必要になるとみられます。

ただし、主原因がサダナ氏の指摘するような過度な値下げ交渉だった場合、DRAMの卸価格、つまりAppleなどの顧客側から見た仕入れ価格が、以前のような水準まで下がる可能性は低そうです。

仮に現行並みの価格で安定し、これ以上の値上げが抑制されたとしても、値下げに転じる可能性は高くないと考えられます。

DRAMが値下がりしてもApple製品の値下げは期待しにくい

現在のDRAMとNANDフラッシュメモリの価格高騰が落ち着けば、Apple製品の販売価格も値下げされるのではないか、との期待も海外ユーザーを中心にX(旧Twitter)で見られます。

しかし、Bloombergのマーク・ガーマン記者などは、(一部のカスタマイズ構成によるアップデート価格ならまだしも)以前の販売価格に戻る可能性は低いと指摘しています。

Apple製品の価格は、一度引き上げられると、部品価格が下がってもそのまま維持されることが多くあります。

日本市場においてApple製品が値下げされる可能性があるとすれば、為替レートが大幅に円高に振れた場合に限られるかもしれません。

ただし、現時点ではその可能性も高くないとみられます。

Photo: Apple Hub(@theapplehub)/X

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