IT NEWS

鼻緒系サンダルには効果絶大。履いて分かった「サンダルソックス」の効果

サンダル用ソックスというものがあることは知ってました。でもね、そもそも靴下履くのがイヤだからサンダルを履いているのになんでわざわざ、と思ってました、この間までは。

履いてみると、これが案外悪くない。

ではなぜ履こうと思ったのか。それはトングサンダル(ビーサンのような鼻緒があるタイプ)でたくさん歩きたかったから。

トングサンダルのメリットって、甲を覆う部分が少ないことだと思うんです。要は涼しい。でも当然デメリットもあり、ちょっと歩きづらい。そして長時間履いていると鼻緒に当たる部分が痛くなってくる。これを防いでくれるんじゃないかと思い、試してみたというわけです。

今回履いてみたのは、靴下屋で知られるTabioのメンズライン「Tabio MEN」のトングソックス3種類。

左から「DRY機能性メッシュトングソックス」(1100円)、「綿のやさしい風合いと吸水速乾機能を組み合わせたトングソックス」(1100円)、「滑り止め付き消臭+COOLMAX トングソックス」(1100円)。

グレーのメッシュタイプは、見て分かるとおりスケスケです。最も薄く、涼しさは一番。空気触媒消臭『TIOTIO』が施された糸で作られていたり、抗菌、抗ウイルス効果も期待できるとのこと。

履くと、肌が見えるぐらいの透け感があり、たしかに涼しい。

そしてベージュは、3つの中で唯一、綿が使われた(35%混紡)ものになります。

また厚みもあり、履いた時の心地良さは一番です。これを暑いととるか気持ちいいと取るかは人それぞれですが、そもそも指先や中足部から後ろはオープン状態なので、そこまで暑さを感じることはありませんでした。

ブルーのCOOLMAXを使ったものは、厚さは3つの中で真ん中、涼しさも真ん中といったところ。

吸水速乾性に優れたCOOLMAXという吸水性ポリエステルで作られた別注糸と、消臭効果がある加工が施された素材を使っているということで、蒸れにくく足のニオイを抑えてくれるとか。

これら3種類をすべて試してみたわけですが、蒸れにくいという面ではやはりメッシュが一番でした。履き心地は厚みがある綿混紡といったところでしょうか。

構造は3種類すべて同じ。

親指と人差し指の間だけつながっていて、それ以外はオープン。

また小指側の内側に滑り止めが付いています。

今回、試すにあたり選んだサンダルはTELICのリカバリーサンダル「W-FLIP SHARK」。

分厚くて安定感のあるリカバリー系シャークソールをトングタイプにしたもので、履き心地はとにかく気持ちいいのひと言。だったらソックス必要ないんじゃないか、という懸念もあったんですが、はたして。

 

■たくさん歩いたことで分かるトングソックスの意味

舞台は東南アジア某都市。アジア特有のボコボコの歩道がいかにも歩きづらそうな街です。しかもバイクタクシーが普及していて、さらに暑い季節なので、歩いている現地の人はほぼ見かけません。

そんな中、TELICのサンダルで歩き回ってみました。コンビニで買った水を片手に、ぷらぷら散歩。厚底ゆえに段差も気にならないのはいいですね。また末広がりな構造は、厚底にありがちな安定感のなさを払拭してくれて、すこぶる快調です。

さすがに昼日中に歩き回るのは危険なので、朝と夕方から夜にかけて15km以上街ぶらし、宿へ帰還。

その時に気づいたんですが、ちょっとだけ左足の甲にこすれたような感覚が。右はジャストサイズなんですが、左は多少余裕があったので、それが影響したのかもしれません。左右の足がまったく同じサイズってわけじゃないですからね。また鼻緒が当たる親指と人差し指の間も、ちょっとだけ赤くなっていました。

そもそもですよ、歩くために作られたスポーツサンダルではないのに、15kmも歩くなんて異常なわけです。自覚しております。

ということで翌日。

3種類のトングソックスを取っ替え引っ替えしながら、またもやお散歩。雨季なのに雨にあたらなかったのは幸いでした。

この日も15km近く歩きましたが、最も違いを感じたのは親指と人差し指の間でした。やっぱり1枚あると違う。

こすれる部分が少なくなると言えばいいのか、肌が直接鼻緒にあたる部分が本当に少なくなる(まったくなくなるわけではない)ので、それが長く歩くほどストレスになりがちな鼻緒が気にならなくなる。これは大きい。

いかんせん吸水や消臭、速乾あたりの機能を体感できるまではいきませんでしたが、定番のEVA製サンダルにありがちな足裏シトシトは、もちろん防いでくれます。また甲側のこすれを低減してくれる効果もあります。

帰国後に別タイプのサンダルでも試してみましたが、鼻緒がないサンダルよりは、やはり鼻緒があるトングサンダルのほうがより効果を実感できました。

足汗対策ももちろんなのですが、それよりも鼻緒やストラップと足のこすれを防ぐ効果のほうが感じやすいのは事実ですね。

さほど歩かないというのであれば、なくてもいいのかもしれません。でもそういう人にとっても、EVAのような樹脂製サンダルで不快に感じる足裏の汗や、それに伴うニオイをなんとかしたい場合には効果はあると思いますよ。

もちろん、サンダル履くのに靴下履くというひと手間が加わるんですけどね。

*  *  *

昨年、サンダル記事を量産したクセに、実はトングサンダル(ビーサンのように鼻緒があるタイプ)が苦手でした。ちょっとそこまで履く分にはいいんですよ。でも、ちょっと長めに歩くとなると、とたんにしんどくなる。親指と人差し指の間が痛くなる。

それを少しでも軽減してくれるんであれば、トングソックスという選択肢はアリなんじゃないかと思います。だって涼しさという意味では、ビーサンは最強ですからね。

>> Tabio

>> GoodsPress Web編集部員が買ってみた!使ってみた!

<取材・文/円道秀和(GoodsPress Web)

円道秀和|&GP編集部所属。担当ジャンルはITデジタル、オーディオビジュアル、ホビー他。好きなものはコーヒー、旅行、キャンプ、乗り物全般、カレー、ラーメン、アジアのローカル料理、小さいギア。好きが高じてSCAJコーヒーマイスターの資格を取得

 

 

【関連記事】

◆元祖? 代名詞? 100均? ビーチサンダルを履き比べて分かったこと
◆ハノイを歩いてベトナムの人気サンダルと歴史的サンダルを知る
◆一度履いたらもう手放せない!? リカバリーから街履きまで活躍するテリックの新作サンダル「マノア」

モバイルバージョンを終了