高いモノには“理由”がある。希少な素材、職人の手仕事、使うほどに深まる満足感。価格だけを見れば驚くかもしれない。けれど、その背景を知れば納得し、手に取れば、さらに欲しくなる。大人の物欲を刺激するラグジュアリーな上質プロダクトを厳選した。
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<Part.3 バーベキューをしよう>
せっかく火を囲むなら、焼くだけで終わるのはもったいない。グリル、ピザ窯、火吹き棒、フォーク、炭まで道具にこだわれば、庭先のバーベキューは一気に大人の遊び場に。火加減を整え、肉を焼き、ピザを頬張る。食べる時間も、準備する時間も楽しくする上質なギアを揃えた。
1. 火を囲みながら調理する、魅せるゴージャスキッチン
オフィア
「アイランド 85」(52万8000円)

1枚ものの厚い天板は温度を安定させやすく、バーベキュー初心者でも食材をおいしく焼き上げやすいのが特徴です。カッティングボードや収納スペースも備え、調理台としての使いやすさまで考えられています(株式会社エープラス 企画・広報 蒲谷みちるさん)
オランダ生まれのアウトドアグリルブランド「オフィア」は、“火を囲む”という発想から生まれた円形の直火グリル。中心に炎を立ち上げ、その周囲の鉄板で肉や魚、野菜を焼き上げることで、調理の過程まで“見せ場”に変えてくれる。「アイランド85」はグリル本体、ログラックを兼ねた調理台、ラバーウッド製カッティングボード、スチール製ボックスを組み合わせた一台。下部には薪を収納できるため、食材を切る、並べる、焼く、薪を保管するまでがこれひとつで完結し、庭のバーベキューを本格的なアウトドアキッチンへと格上げする。W167×D85×H100cm
2. 燃料まで最高級にこだわるなら、1kg8800円の備長炭を
いちあん
「紀州備長炭 馬目細丸」(1kg:8800円)
紀州備長炭の魅力は火力の強さと火持ちのよさ、そして煙やにおいの少なさにあります。馬目細丸は細身で扱いやすく、食材を香ばしく、ふっくら焼き上げることができます(備長炭の一庵 滝石晋一さん)
最高のバーベキューには最高の燃料”が必要だ。そこで選びたいのが、和歌山県産の紀州備長炭。備長炭は白炭と呼ばれる硬質な炭の一種で、高温で安定して燃えて火持ちがよく、煙やにおいが出にくいのが特徴。遠赤外線効果により、食材の表面を香ばしく焼き上げながら、内部までじっくり火を通せるため、食材の味を一段引き上げるといわれる。中でも紀州備長炭は、原木にウバメガシを用い、熟練の炭焼き職人が伝統的な技法で焼き上げる最高級品。和歌山県の無形民俗文化財にも指定される製炭技術に支えられた“炭の王様”なのだ。
3. 火を扱う所作まで美しくする、職人仕上げの万能火吹き棒
タキビズム
「ブレス トゥ ファイヤー 約63cm」(1万6940円)
フックをはじめ、ノズル、接合部のネジの切り出しまで、すべて職人の手作業です。フックとハンドル部分の鍵が一直線になるようネジ山まで緻密に設計するなど、細やかな職人技も見どころです(株式会社アンプラージュインターナショナル タキビズム プレス担当 溜池剛太郎さん)
炭火を手際よく扱える人は格好いい。そう思う人には、香川・高松の鉄工所の職人が作る火吹き棒「ブレス トゥ ファイヤー」がおすすめだ。焚き火や炭火にピンポイントで空気を送り込めるだけでなく、先端部は火掻き棒としても使える技ありの設計。熾火の位置を整えたり、薪や炭を動かしたり、火加減の調整にも役立つ。金属部はケトルフックとしても使え、ノズルやアタッチメントを交換すれば、他のタキビズム製品をより便利に使うための道具へと拡張できる。2分割してコンパクトに収納でき、付属の革ベルトで持ち運びもしやすい。
4. 持ち運びできるピザ窯があれば、庭が本格ピッツェリアに
ウーニ
「Karu 12G Pizza Oven」(9万9800円)
大型レンガ窯のような高温調理性能をポータブルサイズに凝縮。精密な断熱構造や耐熱ガラス扉、分厚いピザストーンなど、屋外で本格的な一枚を焼くための機能を詰め込みました(Ooni日本国内総代理店 ストリックスデザイン 小林裕美 さん)
肉や魚もいいけれど、ピザも食べたい。ならば、スコットランド発のポータブルピザ窯ブランド「ウーニ」にお任せ。「家庭用オーブンでは理想のピザが焼けない」という創業者の悩みをきっかけに生まれた同ブランドは、家庭でも本格的な高温調理を楽しめるピザ窯で世界中の支持を集めている。定番の「Karu 12G」は屋外専用の薪・炭火モデル。約15~20分で理想的なピザ焼き温度である約450℃に到達し、最高温度は約500℃。12インチまでのピザをわずか60~90秒で一気に焼き上げる。重さは約15.5kgで、持ち運びできるのも大きな魅力だ。W41.7×H75.4×D72.8cm
5. 鍛冶職人と木工職人が作る、本気のバーベキューフォーク
マウンテンソウル
「バーベキューフォーク」(Mサイズ 46cm/Sサイズ 32cm:各1万3800円)
炭素鋼の本体、天然銘木のグリップ、レザーケースまで組み合わせた本格仕様。実用性だけでなく、道具としての質感まで作り込んでいることが、この製品の魅力です(萬祥株式会社 広報担当)
こんなフォークで肉を食べたらバーベキューの味も気分も格別だ。職人技にこだわるアウトドアギアブランド「マウンテンソウル」のバーベキュー用フォークは、炭素鋼のフォークに希少な高級銘木・ボーコテのグリップを組み合わせた一本。フォーク部分は鍛冶職人が手仕事で叩き上げ、グリップも職人が一点一点手彫りで仕上げる。天然木ならではの木目や色合いは個体ごとに異なり、使い込むほど味わいを増すのも魅力だ。肉を返す、焼き加減を見る、盛り付ける。そんな一連の動作を、ぐっと本格的に見せてくれる絶品ギアだ。
※2026年6月5日発売「GoodsPress」7月号92-93ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/押条良太 スタイリング/若梅>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/739537/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web