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Apple新CEOターナス氏、来週の「巨大発表」を予告!折りたたみiPhone登場か

Appleの新たな最高経営責任者(CEO)として現地時間9月1日にジョン・ターナス氏が就任しました。就任初日に従業員へ送ったメッセージで、ターナス氏は来週の「大規模な製品発表」に言及するとともに、「まだ私たち自身が想像すらしていない製品」にも期待を示しています。新体制となったAppleはどこへ向かうのか、ターナス氏の言葉から読み解きます。

Apple新CEOのジョン・ターナス氏が従業員にメッセージ

Appleの新CEOに就任したジョン・ターナス氏が、就任初日の現地時間9月1日、従業員に宛てたメッセージを送りました。

特に注目されるのは来週に控えた「大規模な製品発表」について言及していることです。

ティム・クック会長への感謝と敬意

ターナス新CEOはまず、前任であり取締役会長に就任したティム・クック氏への感謝を述べています。

特に「自らの価値観を貫き、誠実さと人間味をもってAppleを率いてくれた」という表現から、クック氏への深い敬意が感じられます。

私たちは、自らの価値観を貫き、誠実さと人間味をもってAppleを率いてくれたCEOに恵まれたことを、とても幸運に思っています。

来週に「大規模な製品発表」

ターナス氏は「来週には、大規模な製品発表が控えています。きっと素晴らしいものになるでしょう」と語っています。

この「製品発表」は、日本時間9月10日午前2時から行われる「Surprise and Shine」イベントを指すとみられます。

例年9月のイベントでは、iPhone、Apple Watchの新製品などが発表されますが、特に今年は、iPhoneに初の折りたたみモデルが投入されると期待されています。

来週には、非常に大きな製品発表が控えています。きっと素晴らしいものになるでしょう。 それを実現するために、皆さん一人ひとりがしてくれたことに感謝します。

「まだ想像すらしていない製品」への期待も語る

さらにターナス氏は、現在開発中の製品に加えて、「まだ私たち自身が想像すらしていない製品」への期待を語っています。

そして、それだけではありません。その先に待っているものにも、同じくらい期待しています。すでに開発が進められている素晴らしい製品だけでなく、まだ私たち自身が想像すらしていない、これから一緒に思い描き、そして創り出していく製品についてもです。

「巨大な」発表が意味するものは?

ターナス氏は、来週の新製品発表について「巨大な(huge)」「素晴らしい、並外れた(phenomenal)」という力強い表現を使っています。

この「巨大」という表現が、単に多くの製品が発表されるイベント規模を示すのか、あるいは特定の新製品登場がもたらすインパクトを示唆するのかは分かりません。

今回の新製品発表イベントでは、以下の新製品が発表されると期待されています。

「巨大」は、折りたたみiPhoneを意味するのか?

ターナス氏の言う「巨大な発表」は、「iPhone Ultra」と噂される折りたたみiPhoneを意味するのでしょうか?

折りたたみ形状を採用することで、iPhone史上最大であり、iPad miniに近い7.7インチ前後の「巨大な」画面サイズが実現すると噂されています。

また、iPhoneの大幅なデザイン変更という意味でも、折りたたみ式という新デザイン導入は「巨大」なインパクトを持ちます。

ただし、折りたたみ機構の製造難易度の高さゆえに発売直後に品薄となる可能性も指摘されています。

Appleの今後が示される?

9月10日の新製品発表イベントは、Appleのトップ交代後に初めて開催される対外イベントであり、これからのAppleが進む方向性を発表する場となる可能性もあります。

現時点で報じられている情報だけでは、ターナス氏が「巨大」と表現した理由までは分かりません。新製品の内容だけでなく、ターナス新CEOが最初の大型イベントでどのようなメッセージを発するのかにも注目です。

「まだ想像すらしていない製品」とは?

ターナス氏は「私たち自身がまだ想像すらしていない製品」についても言及しています。

具体的な製品計画にこそ言及していないものの、社内向けの就任挨拶で未来の製品について言及するのは、ハードウェア開発部門でキャリアを重ねてきたターナス氏ならでは、とも言えるでしょう。

これまでに噂されている新カテゴリの製品としては、スマートグラスや、スマートホーム製品などが挙げられます。

もちろん、ターナス氏が具体的な新製品に言及したわけではありません。ただ「まだ私たち自身が想像すらしていない製品」という表現からは、既存製品の改良にとどまらない、新しいカテゴリーへの意欲を読み取ることもできます。

それは、2007年にスティーブ・ジョブズ氏が「電話を再定義する」と語って発表した初代iPhoneのように、既存の製品カテゴリーに収まらない、革新的な製品かもしれません。

初代iPhoneを発表するスティーブ・ジョブズ氏

ターナス時代のAppleはどこに向かう?

共同創業者で偉大なビジョナリーとしてAppleを率いたスティーブ・ジョブズ氏の後を継ぎ、効率的経営で盤石な財務基盤を確立したティム・クック氏を経て、ハードウェア畑出身のジョン・ターナス氏がトップに立つことで、Appleはどう変化するのでしょうか?

ハードウェア畑でキャリアを重ねたターナス氏

ジョン・ターナス氏は、機械工学の学位を持ち、メカニカルエンジニアの前職を経て、2001年にAppleに入社しています。

2013年にハードウェア・エンジニア担当副社長就任後、2021年にハードウェア・エンジニア担当上級副社長に昇任しており、一貫してハードウェア畑を歩んできた人物です。

クック前CEOは米国内外の政治対応を担う

サプライチェーン管理や経営管理部門を歩み、Appleの企業価値を飛躍的に向上させたクック氏は、巨大企業Appleを効率的に動かすとともに、影響力の大きい巨大企業ゆえに配慮が必要となった世界の政治的動きにも対応を続けてきました。

今後は、クック氏がアメリカや中国、ヨーロッパなどの対外的な役割を担う一方、ターナス氏はAppleの経営者として製品を送り出す体制になります。

CEO交代で方針転換の可能性は?

ターナス氏は、クック氏を「自らの価値観を貫き、誠実さと人間味をもってAppleを率いてくれた」と称賛していることから、ティム・クックCEO時代からの大幅な路線変更には踏み切らないと推測されます。

クック氏がCEOとしてAppleを率いた約15年の間、Apple Watch、AirPods、Appleシリコン、Vision Proなど新しい製品・技術を投入し、Apple MusicやApple TVなどのサービスも強化してきた一方、ジョブズ時代のiPhoneのように社会そのものを変えるほどのインパクトが感じられにくい、という声があるのも事実です。

クック氏が巨大企業へと成長したAppleを安定的に運営してきたのに対し、製品開発を知り尽くしたターナス氏には、Appleを次のステージに引き上げるような革新的な製品を生み出す役割が期待されているのかもしれません。

避けられないAI対応

また、iOS27の目玉となる新機能の中心がApple Intelligence関連であることからも分かるように、Appleが今後どのような製品を生み出すにしても、AIとの融合は避けて通れません。

iPhoneやiPadなど既存製品へのApple Intelligenceの統合だけでなく、AIを前提として設計された新しいデバイスが登場すれば、「まだ私たち自身が想像すらしていない製品」という言葉にも現実味が出てきます。

ハードウェアを知り尽くしたターナス氏が、既存製品にAIを載せるだけではなく、AI中心で発想された製品をどう生み出すか、も注目したいポイントです。

クック時代に築き上げられた強固な財務的基盤を持つAppleが、画期的なハードウェアで私たちをワクワクさせてくれる日は、遠くないのかもしれません。

Photo:Apple (1), (2)

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