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買いはどっち?無印良品の新作「ミニ財布」2種の使い勝手を比べてみた

8月にひっそりと発売された無印良品のミニ財布。最近の無印ではよく見かける“撥水リップストップ”ナイロンを使っている財布で、どちらも価格は1490円。

シンプルなデザインは、昨年ひっそりと終売になった名作「ポリエステルトラベル用ウォレット」に通じるものがあります。

▲廃盤となった「ポリエステルトラベル用ウォレット」価格は990円。旅行用財布として登場したが、キャッシュレス化が進み、普段使いもこれでいいという人も多かった。いつの間にか販売が終了していて、再販を望む声もあった

新発売となった「撥水 リップストップ ウォレット」と「撥水 リップストップ ミニウォレット」(以下ウォレットとミニウォレット)。サイズが違うのに同じ価格というのは珍しいですが、ではどこが違うのか、両方購入して比べてみました。

 

■手っ取り早く結論を知りたいならショート動画をチェック

 

■サイズ

まずはサイズを比較してみます。

▲カラーはどちらもライトグレーと黒の2色展開

ウォレット:縦11×横9×マチ1.3cm
ミニウォレット:縦11×横7.2×マチ1.5cm

ミニと付くだけあり、明らかにミニウォレットの方がスリム。

マチは厚さであり、ウォレットが二つ折りなのに対し、ミニウォレットは三つ折り。この構造の違いが厚さの違いになっていて、表記上は0.2cmの違いですが、カードやお札を入れるとさらに差が出てきます。

とはいえ横幅の差1.8cmは大きく、ウォレットは握るというより持つという感覚なのですが、ミニウォレットは明らかに握っている感覚になります。やはりミニは小さい。

 

■構造

先にも書いたとおり、ウォレットは二つ折り、ミニウォレットは三つ折りです。

ウォレットは内側に小銭入れとカードポケットが付いていますが、ミニウォレットの内側にはカードポケットのみ(ポケット数はどちらも3カ所)。

ではミニウォレットの小銭入れはどこにあるのかというと…

外側に付いています。この違いは使い勝手に大きく影響してきます。

そして財布の留め具ですが、ここも好みが分かれるところ。

ウォレットはボタン留めですが、ミニウォレットは面ファスナー、いわゆる“ベリベリ財布”ですね。

ちなみにウォレットのボタンですが、最初は一発でハマらずちょっぴりイラッとしましたが、これはおそらく慣れの問題な気も。

一方、ミニウォレットのベリベリは開け閉めはラクラク。ですが、音についてはどうしようもないですね。ベリベリがイヤならウォレット一択です。

 

■小銭入れ

ミニウォレットは財布を閉じた状態でも小銭入れを使えるようになっていて、ファスナーを開くと片側にマチが付いているため、出し入れもしやすい。

ウォレットはというと、内側なうえに開口部が中央に向いています。さらに留め具のボタンパーツが小銭入れのメッシュに被っているため、マチは付いているのですが、少々出し入れしづらいというのが正直なところ。慣れればさほど問題ないかもしれませんが、財布を開いてファスナーを開けて覗き込むように出し入れするという点に多少の面倒さは感じます。

 

■札入れ

どちらも取り出しやすさは同じ。

外側が撥水リップストップ生地(ナイロン97%)になっていて硬さがあるのですが、内側はポリエステルで柔らかいため、大きく開けるようになっています。

とはいえ、違いもあります。

ウォレットの札入れには仕切りがあるんです。だから、お札とレシートを分けて入れたい人にはありがたい。

一方ミニウォレットには仕切りは付いていません。付けられそうな気もするのですが、付けていないのは何か理由があるんでしょうか。

そしてこれも好みが分かれるところかもしれませんが、ミニウォレットは三つ折りなので、入れたお札も三つ折り状態になります。最近のミニ財布ではよく見かけますよね。

ただし、どちらもお札を折った状態で入れる必要はないのはいいところ。折った状態で入れると、何枚入っているのか分かりづらくなりますからね。

とはいえ、お札が三つ折りになるのがイヤなら、やはりウォレットになるかと思います。

 

■その他パーツ

そして、どちらも外側にリングが付いています。廃盤となった「ポリエステルトラベル用ウォレット」にも小さめのD環が付いていて、ストラップでバッグとつないで防犯対策ができたのですが、ウォレットもミニウォレットも、かなり大きく頑丈なダブルリングが付いています。

100均などで売っているびよんびよん伸びるストラップやカラビナを使ってバッグにつなげるのは、海外旅行にはいいかもしれません。ダブルリングなので、ジャマなら外すこともできますよ。

 

■まとめ

▼構造
ウォレット:二つ折り
ミニウォレット:三つ折り

▼留め具
ウォレット:ボタン
ミニウォレット:面ファスナー

▼小銭入れ
ウォレット:内側
ミニウォレット:外側

▼カードポケット
ウォレット:3カ所
ミニウォレット:3カ所

▼札入れ
ウォレット:仕切りあり
ミニウォレット:仕切りなし

これらの違いから、以下のような結論になりました(個人的に)。

ウォレット=普段使い

ミニウォレット=海外旅行用

普段使うなら、お札は三つ折りにしたくない。かつキャッシュレス化が進み、小銭の使用頻度が減っていることから、小銭入れの使いづらさは許容できる。

海外旅行時は、見慣れないお札や小銭を使うことになる。そのためパッと判別できる小銭入れの使いやすさは重要。ギュッと握れるサイズも安心感につながる。

もちろん好みはあると思うので、気になった人はぜひ店頭で一度確認してみてください。

 

■おまけ

約2年前に出合い、それ以来ずっと使い続けているのが、ザ・ノース・フェイスのミニ財布「ヘイジーワレット」です。

>> ザ・ノース・フェイスの「ミニ財布」で手ぶら外出が快適に!理想にようやく出合えたかも

せっかくなので、無印良品の新作ミニ財布と比べてみました。

▲「ヘイジーワレット」のサイズは縦9×横9.5cmとほぼ正方形。ウォレットよりは小さく、ミニウォレットよりはちょっぴり大きいといったところ

「ヘイジーワレット」はメインのファスナーを開くと、小銭入れスペース、札入れスペース、カードポケットのすべてにアクセスできます。

これは一長一短で、慣れれば問題ないのですが、イヤな人もいるかもしれません。

またお札は二つ折りにした状態で入れることになります。なので、何枚入っているかが分かりづらい。現金を使う機会がグッと減ってきているのでさほど不便には感じないですが、これもイヤな人はいると思います。

厚さについては、かなりシンプルな構造なだけに、カード6枚、小銭、お札2枚、失くし物タグを入れた状態でもかなり薄くなっています。カードポケットは2カ所しかないのですが、そこそこ余裕があるため6枚も入れちゃってます(笑)。

ちなみに「ヘイジーワレット」にも裏側の角にループが付けられているので、ダブルリングやカラビナを付けてバッグやズボンとつなげるといった使い方も可能ですよ。

*  *  *

最近はますますキャッシュレス化が進みました。とはいえ、財布なしで出歩けるかというと、まだちょっと不安だったりもします。

また海外旅行、とくに東南アジア方面(タイ、ベトナム、インドネシアなど)は、現地の人はキャッシュレスでも旅行者は現金という場合が多いものです。そして海外のお札や小銭は見慣れていないので、パッと必要な分を財布から取り出すのにひと苦労。ちょうどいい金額を見つけられず、細かい小銭だけが増えていくなんてことはあるあるですよね。それに、スリなどの防犯対策も必要になります。

▲表側はちゃんと撥水

そういう観点からも、普段使っている財布ではなく、必要なカードや現金だけを旅行用の財布に入れて持っていくのはアリ。そんな場合に最適なのが無印良品のミニ財布だったりします。

普段使いにもいいし旅行用財布としても優秀。そんな財布が再び発売されたというのは、ありがたいかぎりです。

>> 無印良品

<取材・文/円道秀和(GoodsPress Web)>

 

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