日本酒の“辛口”は、お酒の比重を表す“日本酒度”が高く、酸味を表す“酸度”が低いと淡麗辛口に感じるといわれていますが、総じて「甘くない」「キレがある」という味の傾向で定義されてきました。しかし、そんな既成概念に新たな光を当てる、これまでとは異なる“新たな辛口”の表現にチャレンジした日本酒が誕生!
高級日本酒ブランド・SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)のフラッグシップといえば、累計40万人が抽選応募したという入手困難な純米大吟醸「百光(びゃっこう)」。それと双璧を成す新たな柱として、日本酒の王道である辛口を独自の哲学で再構築した「来火(らいか)」(2万2000円)を発表。事前登録者限定で9月14日より発売されます。

目指したのは世界を魅了する“ドライ”な味わい。甘味や旨味を単に抑えるのではなく、複雑で豊かな香味を感じながらも、飲み終えた印象は研ぎ澄まされたドライへと導かれる。日本酒が培ってきた辛口の伝統を尊重しつつ、世界に通用する新たな辛口像を提示しています。
醸造を担うのは、新潟・佐渡島の「天領盃酒造(てんりょうはいしゅぞう)」。江戸時代から歴史を繋ぐ蔵を24歳で受け継いだ加登仙一氏(現代表・杜氏)を中心に、若い蔵人たちが革新的な酒造りに挑む新進気鋭の酒蔵です。
高精白の酒造りに初めて挑んだ同蔵が導き出した答えは、精米歩合28%という選択でした。米を磨きすぎれば発酵が緩慢になり、狙う味わいが出ない。雑味のない透明感を保ちながら、辛口としての骨格を残すためのぎりぎりを見極めた精米歩合です。
原料米は麹米に岡山県産の山田錦、掛米に佐渡産こしいぶきを使用。仕込み水には佐渡・金北山の伏流水を用い、マグネシウム由来のほろ苦さとカルシウムによる膨らみが、柔らかさの中に力強さをもたらします。
外観は淡くイエローを帯びた、輝きのあるクリスタル。ひと口含むと白い花の香りが立ち上がり、若い洋梨や白桃の皮を思わせるフレッシュな香りが広がります。口当たりは非常にクリーンで、ドライかつ鮮烈。シャープな酸と端正な旨味が一直線に伸び、清涼感が余計な甘みを寄せつけず、米本来の甘みをミネラル感が支えます。最後に心地よいほろ苦さが表れ、研ぎ澄まされたキレがすべてを束ねて澄み渡る余韻へと導きます。
ペアリングでは、蕪と平目のカルパッチョや甘鯛の昆布締めなど、繊細な魚の旨味を引き立てます。白味噌仕立ての筍の木の芽焼き、蛤と筍の豆豉蒸しといった発酵の香りを持つ料理とも好相性です。さらに、河豚のムニエルや地鶏の甜麺醤炒めなど、力強い味わいの料理にも負けない存在感があります。
酒器によっても表情が変わり、ワイングラスでは米由来の旨味とシャープな酸が立体的に感じられ、「来火」の複雑さとドライさがより豊かに感じられる一方、平盃では辛口としての芯が際立ち、香りが抑えられて引き締まった風味が広がり、また違った魅力を味わえます。
「新たな辛口が、日本酒の未来に火を灯すように。」と名付けられた「来火」は、その名の通り、伝統と革新を結びながら、日本酒の新たな可能性を照らす存在となってくれそうです。
>> SAKE HUNDRED
<文/GoodsPress Web>
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