サイトアイコン IT NEWS

iPhone Duo向け独占供給でSamsung Displayのシェアさらに拡大へ

折りたたみスマートフォン向け有機EL(OLED)ディスプレイ市場において、Samsung Displayはすでに約3分の2のシェアを獲得しています。

同社はiPhone Duo向け折りたたみOLEDディスプレイを独占供給することで、そのシェアがさらに拡大する見通しだとのDigiTimesが報じています。

iPhone Duo向けOLEDを3年間独占供給と噂

Samsung DisplayはGalaxy Zシリーズをはじめ、多数の折りたたみスマートフォン向けにOLEDディスプレイを供給しており、世界出荷数量に占めるシェアは約3分の2に達しています。

さらにAppleとは、折りたたみOLEDディスプレイについて3年間の独占供給契約を結んだと報じられています。

iPhone Duoの発売によってSamsung Display向けの新たな需要が加わるため、同社のシェアがさらに拡大する可能性は高そうです。

折りたたみ市場の75%超も?

また、折りたたみスマートフォン市場そのものも、iPhone Duoの発売によりこれまで以上のペースで拡大すると予想されています。

Samsung Displayはすでに約66%のシェアを持つため、iPhone Duo向け供給が本格化すれば70%を超え、将来的に市場全体の4分の3となる75%前後まで拡大することも考えられます。

実際、DigiTimesもApple参入によってSamsung Displayの折りたたみOLED市場での優位性がさらに強まるとの見方を示しています。

Bloombergのマーク・ガーマン記者は、今後10年以内に折りたたみスマートフォンが現在よりはるかに大きな市場を形成すると予想していました。

新型iPad mini向けOLEDも供給見込み

Samsung DisplayによるApple向けOLED供給は、折りたたみiPhoneだけにとどまらないとみられています。

OLEDディスプレイを搭載すると噂の新型iPad miniや、新型MacBook Pro向けでもSamsung Displayが主要サプライヤーになるとの情報があります。

こうした大型受注を見据え、Samsung Displayは第8.6世代OLED製造ラインを含む設備投資を進めています。

一方、中国BOEもApple向けOLED供給拡大を目指して投資を続けていますが、品質や歩留まり率に関する課題がたびたび報じられています。

LG DisplayもApple向けOLEDを供給する主要メーカーですが、折りたたみiPhoneでは少なくとも当初3年間、Samsung Displayが独占供給するとの見通しです。

こうした状況から、今後しばらくはApple製品向けOLED市場においてSamsung Displayが重要な位置を占め続けることになりそうです。

Source: DigiTimes

Photo: Apple Cycle(@theapplecycle)/X

モバイルバージョンを終了