9月18日にiPhoneの最新モデル「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」が発売されました。10月23日には初の折りたたみモデル「iPhone Duo」の発売を控えていますが、使い慣れた従来タイプを好む人は少なくないでしょう。
これまでiPhone 16 Proを使っていた筆者は、iPhone 18 Proに乗り換えました。機種変更から2週間経ちましたが、使い心地には概ね満足しています。筆者がiPhone 18 Proを使って、気に入っている7つのポイントを紹介します。乗り換えを検討している人は参考にしてください。
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
【Point 1】16 Proユーザーにとっては新デザイン
iPhone 18 Proは、前モデルの17 Proに引き続き、アルミのユニボディを採用しています。17 Proから機種変更したとしたら、変わり映えがせず、物足りなく感じるでしょうが、16 Proから乗り換えた筆者にとっては、印象がガラリと変わりました。
16 Proが199gであるのに対して、18 Proは211g。かなり重くなりましたが、エッジが丸く、手に馴染みやすいためか、重さは気になりませんでした。大画面の18 Pro Maxも検討しましたが、片手持ちで操作することが多い筆者には6.3インチの18 Proが最善の選択と感じています。
【Point 2】絞り機構搭載で「撮る楽しさ」がアップ!
最も進化したのはカメラ機能。リアカメラがメイン(広角)+超広角+望遠の3眼で、それぞれ48メガピクセルであることは前モデルと同じですが、メインカメラに可変絞り機能が追加されました。デジタル一眼カメラと同じように取り込む光の量を調整し、明るさや背景のボケ方をコントロールできるようになったわけです。
iPhoneには従来から背景をぼかして撮影できるポートレートモードがあり、被写界深度を変えて、ボケ方を調整できました。しかし、それはデジタル処理によるもので、不自然なボケになることも。18 Proでは、絞り開き方を変えられる範囲は狭いですが、ナチュラルで趣のあるボケを演出可能に。また、夜景などの撮影において照明の光芒(光の筋)を写すこともできるようになりました。
撮影設定のメニューには、シャッタースピード、ホワイトバランスなども追加され、明るさの分布を示すヒストグラムも表示可能に。スマホとデジカメを併用している人は多いでしょうが、デジカメを使う機会がますます少なくなるかもしれません。
【Point 3】8倍ズームでも鮮明な画質で撮影できる
望遠カメラは、前モデルと同じく光学4倍。48メガピクセルで捉えた画像の中央を切り出す形で、8倍も光学ズーム相当の画質で撮影できます。デジタルズームは最大40倍。倍率を上げるほどに画質は粗くなりますが、iPhoneのスクリーンに表示して楽しむ分には気にならないでしょう。
筆者が使っていた16 Proの望遠カメラは12メガピクセルで光学5倍。デジタルズームは最大25倍でした。つまり、18 Proに乗り換えることで、精細な画質で撮影できる倍率が5倍から8倍へと進化しました。
最近はスマホでの撮影が許可されるコンサートやイベントが増えています。筆者は18 Proに乗り換えてから早々にそうした機会がありましたが、後方の席から8倍ズームで舞台上の推しの表情を捉えられました。望遠カメラがないiPhone 16などのユーザーも18 Proへの乗り換えを検討する価値はあるでしょう。2倍、4倍、8倍をワンタッチで切り替えられることも便利だと感じています。
【Point 4】 “あとからシネマティック” が可能に
iPhoneのカメラでは、背景をぼかして主要被写体を際立たせる動画を撮影できます。「シネマティック」という撮影モードですが、動画を撮るときは、ついついデフォルトの「ビデオ」に設定しがちで、うまく活用できずにいました。
iPhone 18 Proでは、デフォルトの「ビデオ」で撮影した動画に、あとからシネマティックの効果を追加できるようになりました。逆に、「シネマティック」で撮影した動画の効果を外し、背景がはっきり見えるようにすることも可能。
筆者は愛犬の動画を撮影することが多いのですが、撮影後に部屋が散らかっていることに気づいたときなどにも、この機能は重宝しそうです。
【Point 5】新しいフォトスタイルで表現の幅が広がる
iPhone 13シリーズから搭載され、iPhone 16シリーズから機能が拡張された「フォトグラフスタイル」も進化していました。
フォトグラフスタイルは画像の色味を変えられる機能ですが、18 Proではテクスチャ(質感)を変えることも可能。例えば、あえて粒子感を加えた画像にしたり、ややレトロな雰囲気にしたり、アナログのカメラでフィルムを変えるような感覚で、いつもとは違う表現を楽しめます。
従来のフォトグラフスタイルはさほど使うことはなかったのですが、新たに追加された「フィルム」や「グレイン」は積極的に使ってみたくなっています。
【Point 6】パフォーマンスが向上し「Siri AI」の使い勝手にも期待!
iPhone 18 Proは、最新の「A20 Pro チップ」を搭載しています。2nmプロセスを採用した初のプロセッサーで、AIの処理能力と省電力性能を向上させたことが特徴。16 Pro(A18 Pro チップ)から乗り換えた場合、2世代進んだことになります。
16 Proもストレスなく使っていましたが、18 Proはさらにスムーズで、アプリの起動が速く、操作を間違った場合のやり直しも素早く行えます。
iOS 27の特徴として、新しいAIアシスタント「Siri AI」が挙げられます。まだ日本語に対応していないので、使い勝手は確認していませんが、高性能なプロセッサーによって、AI機能もサクサク利用できることを期待できそうです。
【Point 7】電池切れの不安を解消
筆者が使っていたiPhone 16 Proのバッテリー持続時間は「ビデオ再生が最大27時間、ビデオ再生(ストリーミング)が最大22時間」でした。一方、18 Proは「ビデオ再生が最大36時間、ビデオ再生(ストリーミング)が最大33時間」と大きく進化しました。
16 Proは2年間酷使したこともあり、バッテリーの最大容量は88%にまで減っています。使い方によっては1日持たせるのが厳しく、モバイルバッテリーを携帯していました。
18 Proは、はっきり実感できるほど電池持ちが良く、まる1日使っても30%くらい残っていたりします。
ただし、電池持ちを最重視するなら18 Pro Maxを選ぶべきでしょう。「ビデオ再生が最大45時間、ビデオ再生(ストリーミング)が最大40時間」なので、使い方によっては2日持たせることもできそうです。
■安く手に入れるにはキャリア版の256GBモデルが狙い目
筆者はアップルストアでiPhone 18 Pro(256GB)を購入し、価格は21万9800円でした。これまで使っていたiPhone 16 Pro(128GB)は10万円で下取りしてもらえる予定なので、実質的な負担は11万9800円。安くはありませんが、満足度を考えると納得できる出費です。
これまで使っていた16 Proのストレージは128GBで、使いたいアプリが入りきらなくなっていました。18 Proは128GBがないため、256GBを選びました。512GBとも迷いましたが、3万5000円も高くなるため、256GBを選択。今のところ、十分余裕がある状態で使っているので、これまで128GBだった人は256GBへの乗り換えで大丈夫だと思います。
18 Proの256GBモデルは、各キャリアが新規ユーザー獲得のために、MNPでの乗り換えを対象に、大胆な割引競争を展開しています。端末の返却が条件なので、実質的にはレンタルと言うべきですが、できるだけ安く18 Proを手に入れたい人はキャリアでの購入を検討するといいでしょう。
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>
【関連記事】
◆カメラ性能とサイズ以外の差は小さい? Google Pixel 11シリーズはどれを買うべきか
◆保証や純正ケースを付けると3年で約50万円。それでも「iPhone Duo」は買いなのか
◆【Apple新製品まとめ】「iPhone Duo」「iPhone 18 Pro」は買いか?「Apple Watch Series 12」「AirPods 5」もチェック
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/748693/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web