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仕事も遊びもシームレスに大活躍のAI搭載スマホ5選【デジタル&AIギア 完全ガイド】

最もパーソナルなデバイスである“スマホ”は、重要なAIとの接点でもある。しかし、それは単にチャット型のAIアプリを使うための画面という意味ではない。これからは、OSに統合された“AIによるサポート”に、向き合う必要があるからだ。

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<Part.1>
AIガジェット最前線

模索から定石へ。スマホにおけるAI活用は、少し前まで各メーカーが正解を模索している段階だった。中には一時的なおもちゃでしかない機能もあった。

しかしそんなAI機能のパッケージは次第に実用性を伴い、こなれた形へと洗練されてきた。特に今年は「エージェンティックなAI」がトピック。

文脈やユーザーの使用歴などを元に、必要な行動を先回りしてサポートする機能が、ただの看板でなく、実践段階へと歩みを進める。日本語対応が限られる場面も多少あるだろうが明らかにフェーズは変わった。

AI機能で先頭を歩むPixelやGalaxy は、こうした先回り機能を実装。また、iPhoneもiOS 27で追加される「Siri AI」によって、こうした先回り型の体験を目指す。初のフォルダブルである「iPhone Duo」の登場も相まって話題性は高い。

また春にソフトバンクが発売した「Natural AI Phone」などAI機能を主軸に据える機種も改めて注目だ。堅実かつ独自性のあるAI活用としては「AQUOS R11」のカメラ機能も面白い。

ITライター
井上 晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌などに記事を寄稿する。

1. 10月に満を持しての発売Apple初のフォルダブル

Apple
「iPhone Duo」(36万4800円~)

iPad mini(8.3インチ)よりひと回りコンパクトな大画面をポケットに入れて持ち運べます。Apple Pencil対応も予定。高額機種ゆえに保護ケースやAppleCare+(年2万9800円)も忘れずに検討しましょう(井上)

開いて7.6インチ、閉じて5.4インチの横折り型。背面カメラは広角+超広角の2眼(4800万画素)構成で、前面カメラは外画面側(1200万画素)と内画面側(画素数非公開)の2カ所。生体認証はTouch IDだ。

▲開く角度によって力のかかり方が変わる可変トルク機構の精密なヒンジを登載。平らに開き、マグネットでぴったり閉じ、途中でも止まる

▲中央での分割表示(Split View)が可能。iOS 27で対応する「Siri AI」も活用しやすい。同機能は日本語が10月に対応予定だ

▲iOS 27では新たに「Siri」アプリが追加。Siri AIと行ったやりとりは、同アプリに集約され、“AIによるサポート”に、向き合う必要があるからだ。複数デバイス間でも履歴を同期できる

2. ユーザーの代わりに先回りで動くAIスマホ

Google
「Google Pixel 11」(13万6800円)

日本でも一部対応が始まった「Gemini Intelligence」。文脈を踏まえて次の行動をサポートしてくれる「先回りアシスト」機能に最先端を感じるシリーズ。上位機でなくともAI機能の恩恵が多いからこそ、Pixel 11に魅力あり(井上)

8月発売の6.3型のスタンダード機。カメラバーが薄型化し、保護ケース着用時はほぼフラットに。チップセットにはオンデバイスAI処理が従来の3.5倍に向上した「Tensor G6」を登載。背面カメラは5倍望遠を含む3眼構成だ。

▲動画撮影を行うだけで、静止画のベストショットを自動でピックアップし、切り出してくれる「マジックキャプチャー」機能

▲「Gemini Intelligence」の機能例として、メールで共有されたおすすめスポットを、Googleマップでリスト表示

3. 先回り機能から「推しカメラ」まで盛りだくさん

Samsung
「Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra」(29万6780円~)

チャットで予定を聞かれたときに、カレンダーにスケジュールが既に登録されていれば、それをチャット画面で教えてくれる。逆に空いていれば予定の登録をサポートしてくれる。先回り機能については、こうした体験が期待できます(井上)

開くと8.0インチ、閉じると6.5インチの横折り型フォルダブルで、アスペクト比は従来シリーズを踏襲し、「Ultra」の付かない下位モデルよりも縦長だ。背面カメラは広角(2億画素)+超広角(5000万画素)+望遠(1000万画素)の3眼構成。

▲次の行動を先回りして提案してくれる「NowNudge」機能に対応 ※使用可能な機能は国によって異なります

▲動画の中の特定の人物をAIが認識して、その人を追ってくれる「マイファンカム」機能を新搭載

4. ライカカメラとAI機能で“撮る楽しさ”を実感!

シャープ
「AQUOS R11」(16万3900円)

「スマートフィットズーム」や「プライバシーセーフ」「まばたき軽減」「影除去」「ショーケースモード」など、撮影関連のAI機能が充実。ライカ監修のカメラシステムも相まって、撮影を楽しみやすいスマホです(井上)

6.5型のハイエンド機。背面カメラは、メイン(5030万画素)+超広角(5030万画素)+望遠(3850万画素)+14chスペクトルセンサーという構成だ。カメラ部のライトを点灯させる「アカリウム」機能も。

▲「プライバシーセーフ」機能をオンにした状態で撮影すると、看板などの文字が自動でマスクされ、撮影場所を特定されづらくなる

▲カメラを起動して倍率の一覧の端にある青いアイコンをタップすると、AIが最適な倍率でズームする。2度タップするともう一段階ズームする

5. AI機能ありきでデザインされたエージェントフォン

ブレインAIジャパン
「Natural AI Phone」(9万3600円)

とにかくAIの活用を主軸に添えたスマホ。ホーム画面を左へ切り替えて表示する「フォーカススペース」で、中長期の目標を仕分けしたうえでAIを活かせることも特長です(井上)

4月にソフトバンクから発売されたAIスマホ。1年間は同社が独占販売する。画面サイズは6.7インチ。背面には、メイン(5000万画素)+望遠(2倍、5000万画素)+超広角(800万画素)の3眼カメラを登載。右側面にAI機能を呼び出すAIボタンを備える。

▲Natural AIが過去の会話や購入履歴などを踏まえて回答する。例えばGoogleカレンダーやYouTube、LINE、Amazon、楽天などと連携

▲ホーム画面を左へ切り替えて表示する「フォーカススペース」画面で中長期目標を仕分けし、AI処理を活かす

>> 特集【デジタル&AIギア 完全ガイド】

※2026年10月6日発売「GoodsPress」11月号20-21ページの記事をもとに構成しています

<文/井上 晃>

 

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