
M7チップを搭載するMacBook Proのエントリーモデルが、早ければ2027年前半に上位モデルと同じ新デザインへ移行すると海外メディアが報じました。上位モデルとの登場時期の差は、約半年に縮まる見込みです。 過去には数年待たされたことを考えると大きな変化で、新デザインを手頃に買うなら2027年春まで待つのが有力です。すぐに必要な人には、今秋登場予定のモデルも選択肢になります。
M7搭載MacBook Proの新デザインと変更点
海外メディアの報道によると、Appleはコード名「K104」と呼ばれる14インチのエントリーモデルを開発しています。新デザインではやや薄い筐体とタッチ対応の有機EL(OLED)ディスプレイを採用し、Dynamic Islandを搭載する可能性もあるといいます。
エントリーモデルの仕様が上位モデルと同等になれば、「新しいデザインが欲しいなら上位モデル」という構図は崩れ、必要な性能だけで選びやすくなります。「早ければ前半」という表現からは春〜初夏の登場が有力とみられますが、遅れる余地も残ります。
MacBook Proの今後のラインナップ予想
| 時期 | エントリーモデル | 上位モデル |
|---|---|---|
| 2026年秋 | M6、現行デザイン | M5 Pro/M5 Max、新デザイン |
| 2027年春 | M7、新デザイン | - |
| 2027年秋 | - | M7 Pro/M7 Max |
エントリーモデルへの展開は過去より大幅に短縮
上位モデルで先行した変更がエントリーモデルに届くまでの期間を過去の例と比べると、今回の短さが際立ちます。
| 刷新 | 上位モデル | エントリーモデル |
|---|---|---|
| Touch Bar(機能) | 2016年 | 2019年 |
| 14インチ新デザイン | 2021年 | 2023年(M3) |
| 今回の新デザイン | 2026年秋(予定) | 2027年前半(M7、予想) |
2016年のTouch Barは約3年、2021年の14インチデザインは約2年かかりました。今回は報道どおりなら約半年で、期間は過去の4分の1〜6分の1程度に縮まる計算です。 仮に初夏にずれ込んで8カ月前後になっても、短縮幅の大きさは変わりません。
M7で展開が早まる理由
海外メディアは、Appleが上位向けのM6 Pro/M6 Maxの計画を取りやめ、M7の開発を前倒ししたと報じています。上位モデルがM5 Pro/M5 Maxで新デザインを先行し、次の上位チップがM7世代になるなら、MacBook ProではM6をエントリーモデルだけが搭載する「つなぎ」に近い位置づけになるとみられます。
その結果、2027年春から秋にかけては、エントリーモデルが上位モデルより新しい世代のチップを積む期間が生まれるかもしれません。コア数の多いProやMaxとの総合性能の差は残る一方、処理によっては差が縮まる場面も想定できます。
新しい筐体を早く広げ、部品の共通化を進める狙いもうかがえます。もっとも、Appleは理由を明らかにしておらず、あくまで筆者の推測です。
新デザインのMacBook Proは値上げされる?
海外メディアは、米国での現行エントリーモデルの価格が1,999ドルで、1年足らず前のProチップ搭載モデル並みだと指摘しています。新デザインのM5 Pro搭載14インチモデルについては、メモリ不足もあり2,500ドルを超えるとの予想です。
エントリーモデルも新デザインになれば、有機ELやタッチ操作の追加で部品コストが上がり、価格に跳ね返るおそれがあります。日本の販売価格は為替の影響も受けるため、米国で値上げされれば国内価格にも波及する可能性があります。 価格を重視して選ばれやすいモデルだけに、新デザインの魅力と負担をどう天秤にかけるかが判断の分かれ目です。
MacBook Proの買い時は?タイプ別に解説
買い時は、新デザインと有機ELをどこまで重視するかで変わります。報道どおりのスケジュールを前提に、タイプ別に整理しました。
今すぐ必要なら今秋のM6モデル
仕事や学業ですぐにMacが必要なら、2026年秋のM6搭載エントリーモデルが候補です。性能と価格を重視する人にとって、無理に待つ必要性は低いです。 一方で、報道どおりなら最後の旧デザインとなり、半年ほどで後継が新デザインになれば、見た目の古さや売却価格の面で不利になりかねません。
有機ELとタッチをすぐ使うなら上位モデル
有機ELやタッチスクリーンをいち早く使いたい人には、今秋に登場予定とされる上位モデルが合っています。動画編集など負荷の高い作業をする人にも向いていると考えられます。
待てるならM7モデルが本命
新デザインを手頃に手に入れたい人にとって、2027年春のM7搭載モデルが本命です。日本では新生活シーズンと重なる可能性があり、学生や新社会人の買い替え時期とも合います。
筆者が使うM1搭載のMacBook Airも、文章作成やWeb閲覧では不満が少なく、まだ待てる状況です。今のMacに大きな不満がない人なら、M7モデルまで購入を見送る価値は十分にあります。 タッチ操作の使い勝手は登場するまで分からないため、評価が固まってから選ぶ方法もおすすめです。
Photo:9to5Mac
- Original:https://iphone-mania.jp/mac-607369/
- Source:iPhone Mania
- Author:Yutel_06