調理家電はじめ生活家電全般でもAIを活用する製品が急増している。そこでAI連携に関して国内トップランナーであるシャープに、AI連携の現状と将来、さらにユーザーへのメリットなどを直撃した!
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AIの急激な進化は家電業界にも大きな影響を及ぼしている。2015年以来、いち早くAIとIOTを組み合わせた家電の提案を続けてきたシャープ株式会社が、このたびユーザーの好みや生活パターンを理解し、寄り添った提案を行ってくれる新サービス「NIAH(ニア)」をスタートさせた。
「家電の使い方などを全く意識することなく、ユーザーがAIにやりたいことや困っていることを伝えることで、AIが家電を適切に設定し、家事が上手くできるように支援する仕組みがAIエージェントのNIAHです。NIAHにより、家電がより細かなニーズにも応えられるようになると考えています」と長沢忠郎さんは語る。
これまで同社の従来製品に搭載されてきた、さまざまなAIサービスをNIAHに一本化。これにより、アプリを通して会話を重ねることで、ユーザーの暮らしや習慣を理解し、ユーザーと家電・サービスをシームレスにつなぐ“もうひとりの家族”のような存在になり得ると言う。
「家電に詳しくなくても、NIAHに相談すれば使い方や家事全般についてアドバイス、さらに家電の設定まで行ってくれるため、不慣れな方でも家事が上手くできるようになるというのが大きな特徴です。
また、家事の予定や買い物リスト、段取りなどを家族間で共有可能な上、実行までAIがサポートするため、家族間の家事負担の偏り解消やストレスの解消にもなります」
NIAHの活用により実現を目指す“より豊かな暮らし”。その先には──。
「AIとの会話による多様なニーズに応えながら、さらに分かりやすく使いやすいUIを両立させた家電を目指します。これは家電メーカーだから実現できる生成AIとフィジカル(家電)の融合だと考えています。
将来的には、人による操作を前提に設計されていた家電が、AIからの操作を想定して再設計されることで、インターフェースが必要最小限に抑えられ、多機能・高機能ながらシンプルでインテリアに溶け込むデザインが可能になると考えています」
家電とAIとの融合によって家電はどう進化していくのか。今後も大いに期待したい。
スマートライフビジネスグループ Smart Life事業統轄部
統轄部長 長沢忠郎さん
2002年入社。携帯電話のソフト開発を経て、2015年のAIoTコンセプト立ち上げ時に、「ロボホン」の対話技術の開発に携わる。以降、AIoTの開発に一貫して従事し、家電に生成AIを活用したサービスの開発を推進。
※2026年10月6日発売「GoodsPress」11月号43ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/GoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/750772/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web