
iPhone Duoを分解し、部品の配置や特徴などを詳しく確認した動画をREWA TechnologyがYouTubeで公開しました。
この動画では冷却機構であるベイパーチャンバーがiPhone18 Proシリーズのものと比べて小さいこと、ディスプレイICの配置により熱がこもりやすい設計である点などが指摘されています。
iPhone Duoの分解を開始
iPhone Duoの分解は底面の4本のネジを外すことから開始しているのは、先日公開されていた別の分解動画と同じです。
分解開始時の4本のネジの長さの違い
今回の動画では、ネジの長さの違いも取り上げられています。
メインカメラが搭載されている本体側(以下、メインカメラ側)のネジは短く、アウターディスプレイやUSB-C端子が搭載された本体側(以下、アウターディスプレイ側)のネジは長いものが用いられています。
ディスプレイICの配置に難あり?
メインカメラ側のバックカバーも、アウターディスプレイも、熱を加えて接着剤の粘着力を低下させてから、隙間にピック状のものを差し込んでアルコールを流し込みながら取り外しています。
メインカメラ側には、L字型のバッテリーが搭載されています。
アウターディスプレイ側のバッテリーは大きく、四角形です。
アウターディスプレイのディスプレイICは、メインカメラ側のディスプレイICと背中合わせのように配置されており、熱がこもりやすい可能性があると指摘されています。
内部のデザイン
iPhone Duoの内部は各部品が整然と配置されており、これまでの折りたたみスマートフォンとは異なる”内部も美しい仕上がり”という事前の噂を裏付けるものと感じます。
iPhone Duoは、メインカメラ側もアウターディスプレイ側もバッテリーが内部スペースの60%〜70%を占めています。
2つのバッテリーにはいずれも、空洞(くぼみ)部分があると指摘されています。
カメラモジュール
アウターディスプレイのフロントカメラも含め、iPhone Duoのカメラ用イメージセンサーは全て、ソニー製のものが採用されている模様です。
メインカメラの周囲には、アンテナが配置されているようです。
マザーボードとサブボード
iPhone Duoの主な基板は、バッテリーを間に挟んで上部に配置されたマザーボードと下部に配置されたサブボードに分割されており、修理が容易になっています。
iPhone Duoのマザーボードの基本的なデザインや部品配置は、同じA20 Proを搭載するiPhone18 Proシリーズのものと似通っているように見えます。
バッテリーとベイパーチャンバー
バッテリーの取り外しは、他のiPhoneでも採用されている微弱な電流を流して接着力を弱めることで行われています。
バッテリー容量はすでに報告されている通り、アウターディスプレイ側が2,962mAh、メインカメラ側が1,921mAhで、合計4,883mAhです。
バッテリーを取り外すと、メインカメラ側に搭載されたベイパーチャンバーが確認できます(下記画像でハイライトされた部分)。
iPhone18 Proシリーズのものと比べると面積が小さく、放熱性能への影響が気になるところです。
ただし、実際の冷却性能はベイパーチャンバーの面積だけでは決まらないため、比較には動作時の温度測定などが必要です。
ヒンジ
インナーディスプレイが外されました。
中央のヒンジの上にはグラファイトシートが貼られており、ここでも放熱を促す意図が感じられます。
ヒンジは4組のバネを内蔵するほか、多数の部品を組み合わせた精密な設計を採用しています。
このヒンジにより、iPhone Duoは従来の折りたたみスマートフォンとは異なる、快適な開閉感を実現しているとの声もあります。
部品ごとの修理難易度
REWA TechnologyによるiPhone Duoの修理難易度評価は、5点満点中、アウターディスプレイとバッテリー、フロントカメラが2点、マザーボードが3点、インナーディスプレイとリアカメラが4点でした。
点数が高いほど修理が難しく、特にインナーディスプレイとリアカメラの修理は難易度が高いとされています。
インナーディスプレイを破損させた場合は修理作業が複雑で高額になることが予想されますが、本体交換が必要かどうかは故障の状態やAppleの修理対応次第です。
Source: REWA Technology
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone18-607897/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729